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2017.12.10

【FCWC Match3 アルジャジーラ戦】

オフィシャルより

FIFAクラブワールドカップUAE 2017 準々決勝 vsアルジャジーラ 試合結果

9日(土)、ザイード・スポーツシティ・スタジアムにて行われました『FIFAクラブワールドカップUAE 2017 準々決勝 vsアルジャジーラ』の試合結果をお知らせいたします。

FIFAクラブワールドカップUAE 2017 準々決勝
2017年12月9日(土) 20:30/現地時間(25:30/日本時間)・ザイード・スポーツシティ・スタジアム
アルジャジーラ(UAE) 1-0(前半0-0) 浦和レッズ
得点者 52分 アリ マブフート(アルジャジーラ)
入場者数 15,593人
試合速報
Jリーグ
FIFA


「拙さ」

攻めあぐねているうちに中盤でボールを奪われ、そこからカウンター。気がつけば失点…と、これまで見慣れたシーンがアブダビの地でフラッシュバックのように繰り返されるとは…。

指揮官曰く、「サイドから攻撃をするという意図を持った」とのコメントであったが、残念ながらこの試合に限っては意に沿った形でチャンスが作られたのはわずか。もちろんCKに持ち込むこともあったが、いかんせんセットプレーからの得点力は全指揮官時代から乏しく、むしろ「自分達のサッカー」という言葉に対し、動きが空回りし相手の守備網を崩せず、パスはPAの外郭を周るばかり。まるでリーグ戦での手詰まり感を彷彿とさせた。

「過信」とまではいかずも、試合序盤の展開からしてどこかに「余裕」が生まれてしまっていたのだろう思ってしまう選手達の動き。相手がキープしている時間が長く、保持率こそ高かったものの、相手の懐に入り連携を駆使して崩すという展開が見られなかったのは、相手のマネジメントを褒める以上に劣勢に立たされた時の自分達の拙さを改めて知った事であろう。

アジア王者がアジアのクラブの敗れるという波乱を演じてしまった訳で、もちろん短期間に2度の中東遠征という長時間移動の負担などエクスキューズはあるにせよ、わずか数週間前にアジアを席巻した闘い方と異なる手法で臨んだのが悔やまれる。

広い目で見ると、これでウノゼロでの3連敗。守備力こそ向上したとは言えど、やはり点を奪わなければ勝つことはできないし、シュートを打たなければ奇跡も起こらないのだ。

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<FIFATV>

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