【第28節 仙台戦】
オフィシャルより
明治安田生命J1リーグ 第28節 vsベガルタ仙台 試合結果
10月1日(日)、ユアテックスタジアム仙台にて行われました『明治安田生命J1リーグ 第28節 vsベガルタ仙台』の試合結果をお知らせいたします。
明治安田生命J1リーグ 第28節
2017年10月1日(日) 14:03キックオフ・ユアテックスタジアム仙台
ベガルタ仙台 2-3(前半0-1) 浦和レッズ
得点者 26分 興梠慎三、49分 三田啓貴(仙台)、60分 興梠慎三、82分 ラファエル シルバ、88分 クリスラン(仙台)
入場者数 18,026人
【試合速報】
【Jリーグ】
「ギャップ」
やはりユアスタは独特な雰囲気があって、緊迫する展開になるし、そう簡単には勝たせてくれず難しい試合になった。
この日、ポイントになったのがサイドでの攻防。仙台の3-4-2-1に対し、レッズは4-1-4-1。最終ラインで枚数が異なることで双方攻守にわたりギャップが生まれ、そこから得点へ繋がる場面が見られた。
レッズの先制点こそセットプレーからではあったが、梅崎→柏木と渡り、なんなくクロスを上げると興梠が絶妙のタイミングで頭で合わせ先制。2点目もサイドで遠藤が野津田を振り切ると一気に駆け上がり、ラファエルシルバからのワンツーパスを経てクロスを上げて最後は興梠がニアに飛び込んでゴール。そして3点目はラファエルシルバがタッチライン際で相手に囲まれつつも、何とか振り切って中へドリブル。武藤とのワンツーで抜け出しゴールを決めた。
逆に失点シーンは2失点目がその典型。サイドのギャップを埋められないまま寄せも甘く、簡単にクロスを上げられ、クリスランにあっさり決められてしまった。また1失点目はギャップ以前の問題であり、簡単なミスとは片付けられないもの。安易なロストから失点に直結してしまったゆえに、強く修正を望みたいところである。
終盤も失点を恐れてか中を絞る形となり、両サイドからクロスを上げられっぱなしだった。もちろん中央で跳ね返せばそれでいいのだが、DFラインを押し上げられないというのもあり、セカンドボールをことごとく拾われ落ち着く時間がなかった。
辛くも逃げ切った形となったが、自分達でしっかりコントロールできれば防げる場面も多々あった。新しいシステムも徐々に浸透しつつあるものの、各々のポジションでのギャップは対峙して見ないとわからない。それだけに修正なりフォローが大事になってくる。
9月9日から始まった週2戦の7連戦もこれで終了。特に7月からの3ヶ月は計22試合とハードなスケジュールが続いた。ルヴァンカップで敗れてしまったゆえに…であるが、気力も体力の疲弊した中でのようやくの長い休息となる。
試合数も少なくなり、ようやくシーズンの終盤が見えてきた。しかしその中でもタイトルを奪えるチャンスを残しているのはモチベーションとしても大きい。短いオフを戦術の浸透なり、体力の回復にしっかり費やして終盤の闘いに臨んでほしい。
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