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2017.09.13

【ACL準々決勝第2戦 川崎F戦】

オフィシャルより

ACL 準々決勝第2戦 vs川崎フロンターレ 試合結果

13日(水)、埼玉スタジアムにて行われました『AFCチャンピオンズリーグ2017 準々決勝第2戦 vs川崎フロンターレ』の試合結果をお知らせいたします。

AFCチャンピオンズリーグ2017 準々決勝第2戦
2017年9月13日(水) 19:30キックオフ・埼玉スタジアム
浦和レッズ 4-1(前半1-1) 川崎フロンターレ
得点者 19分 エウシーニョ(川崎)、35分 興梠、70分 ズラタン、84分 ラファエル シルバ、85分 高木
観客数 26,785人
この結果、2戦合計5-4で浦和レッズの準決勝進出が決まりました。
試合速報
Jリーグ


「奇跡への要因」

前半19分。2点を奪うべく好機を見出している中でのミスに近い形から失点。自らのハードルをさらに上げてしまって、さらに苦境に立たされたが、興梠のゴールと車屋の退場の辺りから、埼スタの空気が変わってきた。

その後、川崎は車屋のポジションに田坂で埋めるべくベテランの中村を下げる。これがいろんな所で言われているこの日のターニングポイントだった…。

キーマンを失った事で、川崎の堅守速攻が影を潜め、一方のレッズは立て続けのCKからズラタンがゴールを決めて2-1。さらに柏木からのパスを受けたラファエルシルバが右脚一閃。清水戦以来のゴールを奪い3-1とし、トータルスコア4-4と追いついた。

そしてクライマックスは同点の余韻が覚めないまま、森脇からのクロスをファーサイドに構えていた高木がダイレクトで返したつもりがそのままゴールに吸い込まれ逆転。ボルテージが最高潮になった時、すでに川崎には反撃する力さえ残っていなかった。

スタジアム全体が短時間で起こった出来事ににわかに信じられないながらも、4分のATも無難にこなし終了。済州戦に続く逆転劇で川崎に勝利し、2戦合計5-4で準決勝へ駒を進めた。

とかく失点がこれまでもモヤモヤを吹っ切らせ、リスクを負いながらも1人多いというリスクを生かし、前へ前へ推進力を強めて連続得点に結びつけた。またスタジアムの雰囲気も1点を奪うたびに一体感を増し、ホームとしての威圧感を久々に醸し出す事ができたと思う。

奇跡ともいえる逆転勝利だったが、これで終わりではない。アジアの頂点まではまだまだ長い道程だ。もちろんここまで苦しんだ要因を踏まえ、次へ向けて修正しなければならないのはもちろんだ。

しかしながら今は勝利の喜びに浸りつつ、いいイメージを持って週末からのリーグ戦、天皇杯と異なるステージの連戦に臨んでほしい。

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<Jリーグ公式ハイライト>

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