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2017.08.05

【第20節 大宮戦】

オフィシャルより

明治安田生命J1リーグ 第20節 vs大宮アルディージャ 試合結果

8月5日(土)、埼玉スタジアムにて行われました『明治安田生命J1リーグ 第20節 vs大宮アルディージャ』の試合結果をお知らせいたします。

明治安田生命J1リーグ 第20節
2017年8月5日(土) 19:04キックオフ・埼玉スタジアム
浦和レッズ 2-2(前半1-0) 大宮アルディージャ
得点者 26分 興梠慎三、66分 マテウス(大宮)、69分 柏木陽介、88分 瀬川祐輔(大宮)
入場者数 45,411人
試合速報
Jリーグ


「競争力」

堀新体制の初戦は2度のリードを守れずドローでの船出。ただヒューマンエラーの側面もあり、なんとも評価に難しい内容となってしまった。

試合の入りから安易な失点を防ぐべく、選手達は守備的に意識を傾け試合に入ってこれたのは大きかった。もちろん攻撃への切り替えは遅くなるものの、これまで積み重ねてきた失点数を振り返るならばその改善の意図は大きく、途中までは大きく破綻する事はなかった。

ただその潮目が一気に変わったのは、後半21分。リスタートからのパスミスがなんとも相手への絶妙なプレゼントパスとなってしまい同点。直後に菊池が上げた早いクロスからGK加藤が弾いたところに柏木が詰めて勝ち越し。しかし終了間際に自陣左サイドからのクロスに瀬川に決められて再び同点に追いつかれて終了。連敗こそ止めたものの、どこかしらモヤモヤ感が残る結果だった。

内容こそ優位に進めていたが、決め手に欠けたレッズに対し、シュート数はわずか8本でも、相手のミスを巧みに利用し決め手勝負で引き分けに持ち込んだ大宮。やはりダービーという雰囲気と土壇場での強みでは相手の方が勝負強かったと思わざろう得ない。

槙野の出場停止、那須のケガと本職のDF陣が相次いで足りない状況で、緊急的とはいえこれまでと同様の3バック起用となったが、特に1失点目のようなミスが起こっては、正直誰が監督をやろうと防げるものではないし、こればかりは采配には問えないもの。プロとしてチームとしての集中力の欠如が引き起こしたものであり、これは当事者なりその近くにいた選手達には猛省してほしいところである。

課題と言われていた守備は一朝一夕では解決できないもの。現状でのスタイルしかり、指揮官の臨む形しかりやり方は各々あるだろう。しかし短期間で植え付けたのはこれまで見られなかった「競争力」ということ。この日も前節に比べスタメンをかなりいじってその印象を強くした。その期待に応えたのは1アシストの菊池であり、前線から惜しみないプレスを敢行したズラタンだと思っている。

結果こそ引き分けだったが、もう4日後には次節が控えている。再び競争を促しスタメンを替えてくるのか注目し、その起用に応える選手達の活躍にまた期待したい。

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<Jリーグ公式ハイライト>

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