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2017.08.19

【第23節 FC東京戦】

オフィシャルより

明治安田生命J1リーグ 第23節 vsFC東京 試合結果

8月19日(土)、埼玉スタジアムにて行われました『明治安田生命J1リーグ 第23節 vsFC東京』の試合結果をお知らせいたします。

明治安田生命J1リーグ 第23節
2017年8月19日(土) 20:00キックオフ・埼玉スタジアム
浦和レッズ 2-1(前半2-1) FC東京
得点者 17分 興梠慎三、22分 橋本拳人(FC東京)、30分 興梠慎三
入場者数 31,818人
荒天の中、ご来場ありがとうございました。
試合速報
Jリーグ


「表裏一体」

雷雨の影響で試合開始が2度延びて20時キックオフ。この荒天がピッチに大きく影響するかと思っていたが、目立つほどの水たまりもなく、グラウンドキーパーの日頃からの管理に感謝するばかりである。

レッズはマウリシオがリーグ戦初先発。槙野と怪我の森脇に代わり右ストッパーを担った遠藤と3人で最終ラインを形成した。やはり指揮官はシャペコエンセ戦を挟んだ中断中に守備意識の植え付けに時間を費やした。

ただ、決して守備一辺倒ではなく、攻守の切り替えと守備における約束事の確認だろうか、プレイが中断しては何度も選手達で確認し合う場面がよく見られた。攻撃は久々のKLMが躍動。柏木を起点にフリックを使い相手を翻弄。興梠のフィニッシュも難しい体勢だったがゴールを決め2得点を重ねて久々の勝点3を奪った。

失点シーンこそ、中央を開けて大久保に前を向かれてからの起点となったが、以降は崩されるシーンこそ少なかったように感じる。ただ途中から起用された中島を中心に単騎ドリブルで攻め込んでのシュートにポストやバーなど助けられた場面が多々見られた。

これまで長期間費やして攻撃の形を積み上げてきたレッズにとって、新たに守備意識の構築というのは生半可では仕上がらない。たとえすぐに結果が出ていたとしても、本当の勝負は上位陣との対戦で実を結ぶかどうかである…。

後半の状況を鑑みればもう少し得点が入ってもおかしくなかったが、ラファエルと矢島が絡んだシュートはこれからの可能性を見い出す1つのヒントにも成り得る。競争意識から派生するプレーの質の向上はチームに大きなプラス材料と言っても過言ではないだろう。

今日の試合を皮切りに、いよいよ異なる3つの大会が入り混じった6試合が始まった。幸先のいいスタートを切れたが、まだまだ難敵が続く。攻撃のリズムと守備意識は表裏一体。まだまだ時間を掛けなければいけないだろうが、それが上手く嵌ればまだまだ浮上の余地は十分あるだろう。

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<Jリーグ公式ハイライト>

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