第24節 清水戦プレビュー
アウェー:IAIスタジアム日本平
キックオフ 18:00
【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、マウリシオ、遠藤
MF:菊池、阿部、長澤、駒井、矢島、李
FW:興梠
【展望】
ACL第1戦から中4日。明日は公式戦としては2009年7月以来、8年ぶりとなる日本平へのりこみ、清水エスパルスと対戦する。
清水は現在、6勝7分10敗の勝点25で第13位。前節はアウェーで鹿島と対戦した。
首位鹿島に対し、果敢に攻撃を仕掛けるも、17分に金崎とのワンツーパスで抜け出したレアンドロに決められ先制。その後はしばし相手の時間が続くものの辛抱強く守り前半を折り返す。
しかし後半に入っても双方拮抗。試合の流れを掴み切れぬまま、終了間際の87分に金崎に決められ万事休す。
結局0-2で敗れ今シーズン3度目の連敗を喫してしまった。
一方のレッズは直近の試合は水曜日にACL第1戦で川崎と対戦。
開始直前に柏木が怪我で青木に代わり、この日敷いた5-3-2のプランがより守備的になってしまったレッズであったが、果敢に攻め込む川崎のパスワークについていけない場面も見られ、前半33分に先制点を許してしまう。
後半開始から武藤を投入し、本来の3-4-2-1に戻すも、開始早々に追加点を許しさらに苦しい状況へ。レッズはなかなか縦へのボールが入らない中、21分に青木のパスから武藤が決めて1点差にするとさらに攻撃にアクセントを加えるものの、ゴールが遠く、逆に40分に小林がこの日2得点目となるゴールを決められ、1-3で敗戦。いきなりの出鼻を挫かれた。
チームの実力差がまざまざと出た内容でもあり、守備的に入ったレッズはカウンターも作れず自滅の印象もあった。監督交代後初めて上位のチームと対戦したという事もあり、改めて見えて所、反省する所もあっただろう。
日程のハンデはあるものの、双方怪我人が多く、ベストメンバーを組むにはとても程遠い状況となっている。清水は埼スタでの試合で得点を挙げたチョンテセやチアゴアウベスが怪我で離脱。レッズもここにきて柏木が肉離れでチームを離れることになり、選手起用の選択肢が多くなるものの、その選考がより難しくなる。
レッズにとって、監督が変わってから守備を強く意識する事でその点ではつまらない失点は減ったきたものの、その代償は攻撃力の減退とアンバランスになっている。しかし、前線でのパスワークからの崩しは決して色褪せてなく、その余力は疲労次第ではなかろうか。
今後、上位陣へ喰らいつくためには落とせない試合。久々の日本平アウェーということで、専用スタジアムの独特の空気が流れを変えてしまう事もある。そういう中でも、雰囲気に飲まれずしっかり実力を発揮できれば、おのずと結果はついてくるはずだと思いたい。
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