第21節 甲府戦プレビュー
アウェー:山梨中銀スタジアム
キックオフ 19:00
【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、遠藤、森脇
MF:宇賀神、阿部、柏木、関根、武藤、李
FW:興梠
【展望】
真夏ながらも前節から中3日の連戦。明日はアウェー山梨中銀スタジアムへのりこみ、ヴァンフォーレ甲府と対戦する。
甲府は現在、4勝7分9敗の勝点19で第14位。前節はホームにガンバ大阪をむかえ対戦した。
6試合連続ノーゴールという状況でかつ10試合勝利から遠ざかっている状況で臨んだ試合であったが、前半は自陣のパスミスなどもあり、ガンバに積極的に仕掛けられゴール前を脅かされ続けた。
スコアレスで折り返し後半に入っても双方なかなかゴールが割れず、引き分けも見えてきた88分にボールを受けたウィルソンが自らペナルティエリア内へ仕掛けてシュートを放つとゴールに吸い込まれ先制。そのまま逃げ切って11試合ぶりの勝利で貴重な勝点3を積み上げた。
一方のレッズは前節はホームに大宮を迎えてのさいたまダービー。
ミシャ前監督解任後、堀新監督体制の初戦という事でスタメンから注目を集めたが、サイドに菊池、シャドーにズラタンを起用。槙野の出場停止の穴は宇賀神が担う事となった。
守備はこれまで以上に慎重な入り。前半PKを得て先制し前半を折り返すと、決して深入りせずにまずは守備に注視していたが、66分に自陣味方同士のパスミスから痛恨の同点。しかし3分後に柏木のゴールで再び勝ち越すも、終了間際の88分に簡単にクロスを上げられてから瀬川に決められ同点。2度のリードを生かせず引き分けに終わり、勝点1を積み上げただけだった。
甲府と言えば堅守速攻の印象。失点数は上から7番目の22失点と比較的数字はいいのだが、得点数がわずか11とリーグ最少とここまで苦しんでいる。ウィルソン、ドゥドゥを擁しながら、なかなか結果に結びついていない。それだけに前節の勝利は大きく、良いイメージをもってレッズ戦に臨んでくるはずだ。
レッズも前節こそ結果は出なかったが、これまで以上に選手起用に競争力を促しており、明日も誰が先発起用されてもおかしくない。しかしそういう中で飛び込んできた関根の移籍。おそらく先発起用でラストゲームとなるだろう。
チームが緊急事態ゆえ、彼のために勝って送り出したい…という想いは複雑だ。ただこういう状況こそ勝点3を置き土産にしてドイツへ旅立ってほしいという気持ちは強い。
ギクシャクした初戦からしっかり調整できるのか、指揮官もそうだが選手達の変化に注視して勝点3を期待したい。
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