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2017.08.22

ACL準々決勝第1戦 川崎F戦プレビュー

アウェー:等々力陸上競技場
キックオフ 19:00

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、マウリシオ、遠藤
MF:菊池、阿部、柏木、駒井、武藤、ラファエルシルバ
FW:興梠

【展望】
リーグ戦から中3日。ACLはいよいよベスト8の激突。明日は準々決勝第1戦。等々力に乗り込んで川崎フロンターレとのアウェーゲームとなる。

川崎はリーグ戦では13勝6分4敗の勝点45で第3位。首位鹿島を破り、直近でも札幌を2-1と下し、ここまで3連勝と結果を残し好調である。これまで風間体制で培ってきたパスワークが鬼木体制でも維持。新戦力となる阿部の活躍などもあり、攻撃のスピードにより一層磨きをかけている。そしてここにきて序盤から怪我で出遅れていた家長の復活もチームにとって好材料となっている。

一方のレッズは、ミシャ前監督を解任し堀体制になってから公式戦3勝1分。土曜日はFC東京に勝利し、一時期の不調を脱したかに見えているが、川崎の好調曲線と比べるとレッズのそれはようやく線が動き始めたに過ぎない。それだけ守備意識の植え付けや新戦力となるマウリシオとの連携にじっくり時間を費やしているように思える。

その他の選手達にも競争意識を植え付け、どういう組み合わせがベストなのか、対戦相手や選手個々の調子の良さに応じてメンバーを組み分け、その都度対応している。ただここにきて怪我人も多くなってきており、その構成に苦慮しているようにも感じる。

H&Aでトータル180分の闘いとなるが、第1戦から第2戦までおよそ3週間空く日程。お互い勝利を求めているものの、手の内を知っている以上、慎重に入ってくる可能性もある。1カ月半前にリーグ戦で大敗を喫した時、レッズは奇策の4バックを討ったものの、遠藤の退場もあって見事に4失点と打ち砕かれ、さらに敵将にも今のレッズの心理状態を見透かされてしまうといういわば“失態”を演じてしまった。

明日はいわばそのリベンジとなるが、やはり相性の良くない等々力での試合。先を見据えた“後半90分”へ向け弾みをつける内容を魅せられるかどうか…。準々決勝での同国対決は楽しみでもあるが、いろんな意味で残念でもある。

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