第4節 G大阪戦プレビュー
アウェー:市立吹田サッカースタジアム
キックオフ 17:00
【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、遠藤、森脇
MF:宇賀神、阿部、柏木、関根、武藤、興梠
FW:ラファエルシルバ
【展望】
上海戦から中3日。中断前の最後の試合はアウェー吹田サッカースタジアムにのりこみ、ガンバ大阪と対戦する。
ガンバは現在2勝1分の勝点7で第2位。前節はホームにFC東京をむかえ対戦した。
今シーズンから取り組んでいる3バックに試行錯誤する中、チャンスをつかんだのはガンバ。前半22分にアデミウソンが遠藤からのパスをしっかり決めて先制。さらに後半に入り倉田が決めて、ワンサイドゲームの様相を呈していたが、79分に与えたPKを東口が体を張ってゴールを割らせず、その5分後にオウンゴールでさらに追加点を挙げて終了。3-0の完勝で勝点3を積みあげた。
しかしその後のACL江蘇蘇寧との試合では、前半に許した失点が最後まで尾を引き0-1で敗戦。2敗目を喫してしまった。
やはりキーとなるのはシステムの変更で中盤の底に下がっている遠藤の動きであろう。彼からの基点はいかなる形でもゴールに結びつける力があるだけに、しっかりパスコースを切りたいところだ。
一方のレッズは水曜日にアウェーで上海上港と対戦。
大量に水が撒かれた滑るピッチに足元がおぼつかず、なかなかボールを回せない中、CKからのクリアミスを押し込まれアンラッキーな形で失点。さらに前半終了間際にはGK西川のクリアミスを捕えられてしまい追加点と、後味の悪いまま折り返す。
後半に入り柏木、ラファエルシルバを投入。流れを変えようとするも、フッキの強引な突破になすすべなく3点目を奪われ万事休すかと思われたが、PKで1点を返すと、混戦から遠藤が押し込みなんとか1点差まで詰め寄った。動きが止まった相手に最後まで喰らいつくも2-3で敗戦。ミス絡みの失点が響き悔やむ敗戦だった。
選手達はその日の深夜には上海を離れ翌早朝には帰国。タフな移動ながらも早々に戻ってこれたのは大きく、若干ながらも体力回復に努めている。
連戦が最後という事もあり、久々に復帰した柏木の起用がポイントになる。今は攻撃陣が好調であるが、やはり気になるのは失点の多さ。特に同じパターンからというのが目立っており、しっかり改善できるか…という点では、今節ガンバ相手という事で1つの試金石になろうかと思う。
共にACLとの並行で連戦をこなしている同士の対戦。これまで何度となく雌雄を決してきたが今回は早々に4節でのマッチアップとなる。「強豪」と周囲から言われても、どこかしら不安材料があるのも似ている。
中断前の一戦で弾みをつけたいという想いは双方あるだけに、アウェーの地ゆえ難しい試合が予想されるが、しっかり勝点3を奪ってほしい。
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