第5節 神戸戦プレビュー
アウェー:ノエビアスタジアム神戸
キックオフ 16:00
【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、遠藤、森脇
MF:宇賀神、阿部、柏木、関根、武藤、興梠
FW:ズラタン
【展望】
代表ウィークを挟み、およそ2週間ぶりとなるリーグ戦再開。明日はアウェー、ノエビアスタジアム神戸にのりこみ、ヴィッセル神戸と対戦する。
神戸は現在4勝0分0敗の勝点12で首位。前節はホームに磐田をむかえて対戦。前半こそ押し込まれた展開だったものの、後半開始早々に新加入の大森が決めて先制。その後もカウンターから猛攻を浴びるも、しっかり守りきり開幕4連勝を達成した。
特に顕著なのがわずか1失点という守備網であろう。今シーズンは、高橋、岩波、渡部、橋本と不動の4バックに加え、ボランチの藤田が連動し、ファーストアタックで攻撃の芽を摘んでいる。さらには高橋秀人も控えており、守備の構築には抜け目ない。
攻撃陣もペドロジュニールが移籍し、レアンドロが怪我で長期離脱という状況であるが、ここまで浦和戦に強い渡邉や田中、さらに大森と実力ある選手が結果を残している。
一方のレッズは、前節はアウェーでガンバ大阪と対戦。
上海上港とアウェーで対戦してから中3日で臨んだが、ここまで調子の上がらないガンバに対し、果敢に攻めきり何度となくチャンスを迎えるものの決めきれず、逆に後半に先制を許してしまうという悪い流れを引きずったままとなった。しかし、終了間際のATに得たPKをラファエルシルバが決めて同点にし、なんとか勝点1を積み上げた。
明日はラファエルシルバが怪我により遠征回避の模様。これまで何度となく彼に助けられてきただけに、他の選手達の奮起に期待したいところである。
昨シーズンのノエスタでは、槙野が欠場。森脇を左に動かし那須、遠藤と急造のDFラインを組んだ。しかし中盤を分厚くした相手に攻撃の軸となっていた柏木が徹底的に狙われ、そこからカウンターを喰らわされた。ミスも誘発され自滅の印象が濃かった。今回も敵将はそれを狙いとして徹底してくるものと思われる。それだけに安易なミスもそうだが、安い失点は避けたいところだ。
決して神戸との対戦成績は悪くはないが、むしろノエスタとの相性は全くと言っていいほどよくない。昨シーズンこそ、ルヴァンカップでは勝ったがリーグ戦となるとかなり前までさかのぼらなければならない。
神戸はここまで無敗。その結果がフロックでないのを証明すべく、明日の試合に全力を注いでくるであろう。ただしリーグ戦は34試合。レッズとしては勝点3を目指すのは当然ではあるが、要所要所においてどこかで割りきるべきポイントを見つけられるかが勝負処になると思う。
序盤から厳しい闘いが続くが、しっかり勝点を積み上げて今後の連戦に備えてほしい。
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