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2017.03.31

第5節 神戸戦プレビュー

アウェー:ノエビアスタジアム神戸
キックオフ 16:00

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、遠藤、森脇
MF:宇賀神、阿部、柏木、関根、武藤、興梠
FW:ズラタン

【展望】
代表ウィークを挟み、およそ2週間ぶりとなるリーグ戦再開。明日はアウェー、ノエビアスタジアム神戸にのりこみ、ヴィッセル神戸と対戦する。

神戸は現在4勝0分0敗の勝点12で首位。前節はホームに磐田をむかえて対戦。前半こそ押し込まれた展開だったものの、後半開始早々に新加入の大森が決めて先制。その後もカウンターから猛攻を浴びるも、しっかり守りきり開幕4連勝を達成した。

特に顕著なのがわずか1失点という守備網であろう。今シーズンは、高橋、岩波、渡部、橋本と不動の4バックに加え、ボランチの藤田が連動し、ファーストアタックで攻撃の芽を摘んでいる。さらには高橋秀人も控えており、守備の構築には抜け目ない。

攻撃陣もペドロジュニールが移籍し、レアンドロが怪我で長期離脱という状況であるが、ここまで浦和戦に強い渡邉や田中、さらに大森と実力ある選手が結果を残している。

一方のレッズは、前節はアウェーでガンバ大阪と対戦。

上海上港とアウェーで対戦してから中3日で臨んだが、ここまで調子の上がらないガンバに対し、果敢に攻めきり何度となくチャンスを迎えるものの決めきれず、逆に後半に先制を許してしまうという悪い流れを引きずったままとなった。しかし、終了間際のATに得たPKをラファエルシルバが決めて同点にし、なんとか勝点1を積み上げた。

明日はラファエルシルバが怪我により遠征回避の模様。これまで何度となく彼に助けられてきただけに、他の選手達の奮起に期待したいところである。

昨シーズンのノエスタでは、槙野が欠場。森脇を左に動かし那須、遠藤と急造のDFラインを組んだ。しかし中盤を分厚くした相手に攻撃の軸となっていた柏木が徹底的に狙われ、そこからカウンターを喰らわされた。ミスも誘発され自滅の印象が濃かった。今回も敵将はそれを狙いとして徹底してくるものと思われる。それだけに安易なミスもそうだが、安い失点は避けたいところだ。

決して神戸との対戦成績は悪くはないが、むしろノエスタとの相性は全くと言っていいほどよくない。昨シーズンこそ、ルヴァンカップでは勝ったがリーグ戦となるとかなり前までさかのぼらなければならない。

神戸はここまで無敗。その結果がフロックでないのを証明すべく、明日の試合に全力を注いでくるであろう。ただしリーグ戦は34試合。レッズとしては勝点3を目指すのは当然ではあるが、要所要所においてどこかで割りきるべきポイントを見つけられるかが勝負処になると思う。

序盤から厳しい闘いが続くが、しっかり勝点を積み上げて今後の連戦に備えてほしい。

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2017.03.28

タイ戦

スコアだけ見れば4得点の圧勝ですが、内容を紐解いてみると、ガツガツ応戦してくるタイのプレスに対して、ハラハラした時間帯が多かったのも事実。

UAE帰り、さらに負傷が相次ぎ選手起用も難しいところがあったのを考慮してもバランスは相当悪かったですね。むしろ相手がタイで良かった…という考え方もできます。

3月の連戦も終わって、最終予選は残り3試合。そのうちアウェーを2つ残している状況ですが、勝点差や相手を考えるならば、ラスト前のホーム豪州戦で決めたいですね。

日本4-0タイ
グループB 日程&順位表(いずれもスポーツナビ)

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2017.03.26

ヒートアップJ2&J3

代表ウィークで、J1リーグがない週末。
J2は第5節でまだまだ序盤ですが、開幕から勢いに乗ってきたチームの差が少しずつながら開いてきました。

首位は4勝1分で負けなしの湘南。その後は1敗ながらも、東京V、徳島、長崎、名古屋、福岡、横浜FCがすでに勝点を2桁に積み上げて追っています。

一方で、未だ勝ちなしなのが、讃岐、岐阜、金沢、群馬の4チームです。また、山形は開幕戦こそ勝利したものの、その後は4試合連続ドローとなかなか勝ちきれない状況が続いています。

そしてJ3は第3節。奇数編成なので、試合数には差があるものの、開幕3連勝と好スタートを切ったのは、富山と福島。新スタジアム竣工となった北九州は今節ホーム初勝利を飾りました。

J2リーグ第5節結果
J2順位表

J3リーグ第3節結果
J3順位表(すべてスポーツナビ)

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2017.03.25

帰国→移籍

急転直下で帰国が決まり、しかも柏に加入とはビックリしました。

元レッズとは言っても、今のチーム状況ではレギュラー争いが激しいですし、柏の補強ポイントに合致しオファーを受けたのであれば、それはそれで…という感じでしょうか。

それにしてもレッズを離れてからもう6年も経つんですね~

細貝 萌選手 移籍加入に合意(柏オフィシャル)
電撃加入した細貝萌の会見全文(サッカーダイジェストWEB)

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2017.03.24

UAE戦

夜中のアウェーだったので、前半だけ見て後半は録画で確認。

苦戦が予想されましたが、ボール奪取からパスへの流れが速く、ゴールへ迫る時間帯が多かったように感じました。

久保の先制ゴールも、GKの狭い位置ながらよく決めましたし、2点目の今野へのアシストも絶妙だったかと思います。

これで勝点は13まで積み上げ、得失点差ながらも2位を守りました。

UAE0-2日本
グループB 日程&順位表(いずれもスポーツナビ)

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2017.03.21

完全子会社化

地元企業で全国的にも有名な「ジャパネットHD」が、V・ファーレン長崎を完全子会社化を目指す中で、Jリーグも今日の理事会で株式譲渡を承認。紆余曲折があった中で当面の危機は脱せそうで、ようやく新たな船出となりそうです。

クラブ経営にも意欲的なようなので、どういうクラブ作りや環境作りに反映されていくのかなるのか注目ですね。

ジャパネットがV長崎株主へ説明会 完全子会社化する意向を改めて示す(長崎新聞)
長崎経営問題、Jリーグはジャパネットたかたを“応援”「実質的に株式譲渡を決議した」 (ゲキサカ)

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2017.03.20

大阪吹田遠征あれこれ(仮)

現在、鋭意執筆中です。

しばらくお待ちください~。

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2017.03.19

【第4節 G大阪戦】

オフィシャルより

明治安田生命J1リーグ 第4節 vsガンバ大阪 試合結果

19日(日)、市立吹田サッカースタジアムにて行われました『明治安田生命J1リーグ 第4節 vsガンバ大阪』の試合結果をお知らせいたします。

明治安田生命J1リーグ 第4節
2017年3月19日(日)17:03キックオフ・市立吹田サッカースタジアム
ガンバ大阪 1-1(前半0-0) 浦和レッズ
得点者:57分 今野泰幸(G大阪)、90+3分 ラファエル シルバ
入場者数:34,733人
試合速報
Jリーグ


「勝点1を巡って」

双方、力を出し切った中で分けた勝点1。

1点を争う密度の濃い試合は、チャンスをことごとく決められなかったレッズと、押され気味だった中で数少ないチャンスを決めきったものの、最後まで守りきれなかったガンバとのそれぞれの矛盾が生み出したものだった。

レッズは珍しくガンバ対策として前線をラファエルシルバと興梠の2トップに変え、柏木をトップ下に起用し、3バックに対峙する事になった。確実に試合の流れを掴み、何度となく相手を崩してチャンスを作りゴール前を脅かした。しかし、枠をとらえてもクロスバーやポストに嫌われるという不運も重なり、嫌なムードになりかけたところで後半に今野に先制点を叩き込まれたのだから、「しっぺ返し」を受けたと言われてもおかしくなかった。

そんな中で終了間際で得たPKはゴールへ向かう姿勢を出したゆえの結果であり、それを決めきったのだから、価値ある1点と言っても過言ではなかった。ゴールを捉えきれない試合は、これだけではないが、土壇場でも追いついたことはむしろ相手にとってダメージになる。

お互い勝点1を巡っては評価は分かれるところ。ただレッズにとっては、中国からの遠征帰りで中3日。かつ上位相手のアウェーゲームを考慮するならば、勝点1でも良し…と評するのが妥当だと思う。

代表戦の関係でしばしの休みに入る事で、2月からの強行日程はひとまず落ち着く。リフレッシュして来月からの新たな闘いに備えてほしい。

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<Jリーグ公式ハイライト>

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2017.03.18

第4節 G大阪戦プレビュー

アウェー:市立吹田サッカースタジアム
キックオフ 17:00

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、遠藤、森脇
MF:宇賀神、阿部、柏木、関根、武藤、興梠
FW:ラファエルシルバ

【展望】
上海戦から中3日。中断前の最後の試合はアウェー吹田サッカースタジアムにのりこみ、ガンバ大阪と対戦する。

ガンバは現在2勝1分の勝点7で第2位。前節はホームにFC東京をむかえ対戦した。

今シーズンから取り組んでいる3バックに試行錯誤する中、チャンスをつかんだのはガンバ。前半22分にアデミウソンが遠藤からのパスをしっかり決めて先制。さらに後半に入り倉田が決めて、ワンサイドゲームの様相を呈していたが、79分に与えたPKを東口が体を張ってゴールを割らせず、その5分後にオウンゴールでさらに追加点を挙げて終了。3-0の完勝で勝点3を積みあげた。

しかしその後のACL江蘇蘇寧との試合では、前半に許した失点が最後まで尾を引き0-1で敗戦。2敗目を喫してしまった。

やはりキーとなるのはシステムの変更で中盤の底に下がっている遠藤の動きであろう。彼からの基点はいかなる形でもゴールに結びつける力があるだけに、しっかりパスコースを切りたいところだ。

一方のレッズは水曜日にアウェーで上海上港と対戦。

大量に水が撒かれた滑るピッチに足元がおぼつかず、なかなかボールを回せない中、CKからのクリアミスを押し込まれアンラッキーな形で失点。さらに前半終了間際にはGK西川のクリアミスを捕えられてしまい追加点と、後味の悪いまま折り返す。

後半に入り柏木、ラファエルシルバを投入。流れを変えようとするも、フッキの強引な突破になすすべなく3点目を奪われ万事休すかと思われたが、PKで1点を返すと、混戦から遠藤が押し込みなんとか1点差まで詰め寄った。動きが止まった相手に最後まで喰らいつくも2-3で敗戦。ミス絡みの失点が響き悔やむ敗戦だった。

選手達はその日の深夜には上海を離れ翌早朝には帰国。タフな移動ながらも早々に戻ってこれたのは大きく、若干ながらも体力回復に努めている。

連戦が最後という事もあり、久々に復帰した柏木の起用がポイントになる。今は攻撃陣が好調であるが、やはり気になるのは失点の多さ。特に同じパターンからというのが目立っており、しっかり改善できるか…という点では、今節ガンバ相手という事で1つの試金石になろうかと思う。

共にACLとの並行で連戦をこなしている同士の対戦。これまで何度となく雌雄を決してきたが今回は早々に4節でのマッチアップとなる。「強豪」と周囲から言われても、どこかしら不安材料があるのも似ている。

中断前の一戦で弾みをつけたいという想いは双方あるだけに、アウェーの地ゆえ難しい試合が予想されるが、しっかり勝点3を奪ってほしい。

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2017.03.16

ルヴァンカップ開幕

昨日、2017シーズンのルヴァンカップが開幕。今年はJリーグカップも25周年を迎えます。

若手選手の起用ルールが適用され、さらにグループステージも若干リニューアル。

全日程終了時に各グループ2位と3位がたすき掛けでH&Aで対戦する「プレーオフステージ」を導入。ノックアウトステージ進出への最後の2枠を争う事になります。

初戦は、FC東京が仙台を相手に6得点の圧勝というのが目立ちましたね。次節は来月12日に行われます。 

グループステージ第1節結果
順位表」(いずれもスポーツナビ)

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2017.03.15

【ACL Matchday3 上海上港戦】

オフィシャルより

ACL グループステージ MD3 vs上海上港 試合結果

15日(水)、上海体育場にて行われました『AFCチャンピオンズリーグ2017 グループステージ MD3 vs上海上港』の試合結果をお知らせいたします。

AFCチャンピオンズリーグ2017 グループステージ MD3
2017年3月15日(水)19:31現地時間(20:31/日本時間)・上海体育場
上海上港 3-2(前半2-0) 浦和レッズ
得点者 10分 シー クー(上海上港)、45+1分 エウケソン(上海上港)、52分 フッキ(上海上港)、73分 ラファエル シルバ、84分 遠藤 航
入場者 35,333人
試合速報
Jリーグ


「対峙」

強大な戦力を前に3失点。

しかしその大半はミスが起因しており、いわば自滅に近い形での敗戦だった。テレビから見てもわかるぐらい、水浸しのピッチに選手達は足を取られ踏ん張りきれずなかなか攻撃のリズムを掴めなかった。

そんな中でのCKからのいわばアンラッキーな失点をきっかけに、さらにリズムが悪化してしまう。前半終了間際の2失点目も西川のクリアが相手に渡ってしまい駒井もフォローに回るも、西川の戻りの遅さを見抜かれたエウケソンにしてやられてしまった。さらに後半フッキの追加点もまさに個人技。如実に見え隠れした消極的姿勢が最後まで響いてしまった。

しかし、後半ラファエルシルバや柏木を投入すると、相手の運動量も落ちてきた事もあり、ボールが回り始めるとPKと相手のミスも重なり、なんとか2点を返すまで意地を見せた。順位決定に至る得失点差を考慮すると意義ある得点である。

それだけに失点場面や興梠の退場は痛手であり、内容を考慮すればアウェーの雰囲気にやられてしまった感は強い。ただ、個々の能力やチームの力量に関し、実際に対峙し肌で感じて改めて分かった部分もあろうかと思う。
それをしっかり落とし込んで来月のリターンマッチに生かしてほしい。

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<Jリーグ公式ハイライト>

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2017.03.14

ACL Matchday3 上海上港戦プレビュー

アウェー:上海体育場
キックオフ 20:30(日本時間)

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、森脇
MF:宇賀神、阿部、青木、駒井、武藤、李
FW:興梠

【展望】
ACLも第3戦目。明日はアウェー上海にのりこみ、上海上港と対戦する。

上海は昨シーズン国内リーグ3位でプレーオフを勝ち上がり本戦出場を果たした。GSはここまでFCソウル、Wシドニーに連勝し2戦2勝。さらに国内リーグでも開幕2連勝と強大な戦力をバックに勝利を積み重ねている。

やはり注目はフッキとオスカルの両FWであろう。彼等にどれだけ仕事をさせずに90分間をクローズする事が出来るかが大きなポイントとなる。

一方のレッズは金曜日にホーム埼スタで甲府をむかえ対戦。守備を固めてくる相手にやや難儀したものの、後半から関根を中心に果敢にドリブルを仕掛け相手を翻弄。その関根の3アシストを含む4得点で勝利し、勝点3を積み上げた。

ここまで公式戦は複数得点で攻撃力の厚みが目立っているが、守備に関するとリーグ戦での失点が多く、昨シーズンの分厚い守備にやや綻びが見え隠れしている。それゆえ、攻撃力に秀でている上海を相手に、しかもアウェーでどこまで持ち応えられるか…というのが、率直な感想なのかもしれない。

レッズはいつも通りのスタイルで臨む中で、チャンスをどれだけ掴み、生かすことができるだろうか。もちろん勝点3こそが理想であるが、しっかり勝点1でも持ち帰ることもミッションだと思う。

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2017.03.12

ユニフォーム

そもそも同系色同士の対戦ってあまり見ないですし、試合前に誰かしらおかしいと指摘しなかったんですかね?

結局は、すぐに調達できたホームの岐阜がユニを着替えるという形でひとまず収まったようですが、ここ近年のチームカラーからかけ離れた華美なユニもどうかなぁ…と思ってしまいますね。

岐阜―松本で”珍事” ユニ間違えパスミス 試合途中で岐阜が上半身だけ変更(スポーツニッポン)

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2017.03.11

6年

あの大震災から丸6年。
やはりこの日が来ると、改めて気持ちが引き締まる思いです。

毎年アウェーで仙台の地を訪れても、街は復旧してても、
一歩郊外へ出るとまだまだ道半ばという箇所も見受けられます。

サッカーを観られる喜び、サポートできる喜び、
それを日々噛みしめながら、微力ながら復興への想いを繋げていきたいですね。

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2017.03.10

【第3節 甲府戦】

オフィシャルより

明治安田生命J1リーグ 第3節 vsヴァンフォーレ甲府 試合結果

3月10日(金)、埼玉スタジアムにて行われました『明治安田生命J1リーグ 第3節 vsヴァンフォーレ甲府』の試合結果をお知らせいたします。

明治安田生命J1リーグ 第3節
2017年3月10日(金) 19:33キックオフ・埼玉スタジアム
浦和レッズ 4-1(前半0-0) ヴァンフォーレ甲府
得点者:57分 興梠慎三、60分 武藤雄樹、76分 ドゥドゥ(甲府)、83分 李忠成、90+2分 ラファエル シルバ
入場者数:22,711人
試合速報
Jリーグ


「チャレンジ」

今シーズンから敵将が代わり、これまでにない甲府のスタイルを見せ始めてきたのが、前半の終わり頃から。
それまではしっかり守備ラインを作り、レッズの攻撃を止めているだけかと思いきや、前線のウィルソンや堀米、さらに2列目の田中が相次いでレッズに守備陣にアタックを掛けパスの行く手を限定させてきた。

レッズとしてはコースが限定されてしまうと、なかなか縦へ早いボールを入れる事が出来ず、むしろそれが中途半端になってしまうと、高い位置でボールを奪われカウンターを喫してしまう事が散見されていた。

後半に入ると、レッズは個々ドリブルで縦へ仕掛け甲府守備陣を剥がし始める。そのチャレンジが功を奏したのが57分。関根がDF2枚を相手に果敢に突破し中央に折り返すと興梠が合わせて先制。3分後には再び関根からの絶妙なクロスに武藤が合わせて追加点。さらに83分には再び関根の突破から李が合わせて3点目。最後は駒井のボール奪取からラファエルシルバのゴールで締めて4-1と勝利した。

結果だけ見ると圧勝だったが、内容こそ紙一重。それゆえ1つのチャレンジから一気に風穴を開けたと言っても過言ではない。守備に徹するチームこそ、恐れずにどこかで仕掛けないと相手のペースに陥ったままになってしまう。

無論勝点3を積み上げた事は素晴らしいが、失点シーンはボールウオッチャーになってしまいこれまでのパターンの繰り返し。この直前、槙野から駒井に代わった事で守備陣が混乱する中での失点だっただけに、看過できない部分もある。

主力を途中で外すというチャレンジも、流れによっては綻びが生じる可能性もある。そのような非常事態にも冷静に対応できる能力こそ今後大事になってくる。

4得点を奪った歓喜の裏での反省点こそしっかり炙り出して、中断前のアウェー2連戦に切り替えてほしい。

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<Jリーグ公式ハイライト>

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2017.03.09

第3節 甲府戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ 19:30

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、遠藤、森脇
MF:宇賀神、阿部、青木、関根、武藤、興梠
FW:ラファエルシルバ

【展望】
来週行われるアウェー上海上港戦開催の関係から、今節の甲府戦は金曜日開催となる。

甲府はここまで1分1敗。初戦はG大阪に終了間際に追いつかれ引き分け。前節鹿島戦も終了間際に得たPKを決められず0-1で敗戦を喫し、いずれも土壇場で勝点を落としている。

今シーズンから柏、新潟を率いていた吉田達磨氏が監督に就任。これまでの佐久間氏は再び現場を離れGM職に専念する事になった。選手層は前線に仙台で活躍したウィルソンを補強し、さらなる得点力UPを狙っているが、前節は彼のシュート2本のみという、まだまだチーム構築の真っ最中という印象もある。

一方のレッズは、前節はホーム埼スタにC大阪をむかえ対戦。

相手はケガ人を多く抱え盤石な戦力ではなかったとはいえ、しっかり守備ラインを引きレッズの攻撃を打ち消していた。しかし22分に武藤のゴールを皮切りに、興梠の追加点。さらに後半開始早々にラファエルシルバがゴール奪い一気に3得点。CKから失点を喫するも3-1で完勝し、リーグ戦初勝利を飾った。

開幕から5連戦をこなし、今週は束の間のブレイクとなった。そして次戦から再びACLを挟んだ3連戦が始まる事から、起用する選手のチョイスが大きなポイントとなる。

これまでの甲府戦といえば、相手は人数を掛けて堅い守備を敷いてくる展開が多い。ただし、その壁を破れれば一気にその先の視界が開けてくる。

我慢を強いる時間が長くなるかもしれないが、焦らず何度もトライして相手を剥がしてゴールを狙い勝点3を奪ってほしい。

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2017.03.08

WBC開幕

以前の大会に比べたら、どことなく注目度が低そうな感じでしたが、始まってみると東京ドームはたくさん入っていましたね~。

日本も連勝しましたし、まずまずのスタートといったところでしょうか?

ただ国際大会ゆえ、球数制限とかの都合でどうしても試合時間が延びちゃうのが何ともですね…

初戦のキューバ戦はフルイニングで4時間近くかかりましたからね…(笑)

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2017.03.04

【第2節 C大阪戦】

オフィシャルより

明治安田生命J1リーグ 第2節 vsセレッソ大阪 試合結果

3月4日(土)、埼玉スタジアムにて行われました『明治安田生命J1リーグ 第2節 vsセレッソ大阪』の試合結果をお知らせいたします。

明治安田生命J1リーグ 第2節
2017年3月4日(土) 14:01キックオフ・埼玉スタジアム
浦和レッズ 3-1(前半2-0) セレッソ大阪
得点者:22分 武藤雄樹、37分 興梠慎三、52分 ラファエル シルバ、59分 マテイ ヨニッチ(C大阪)
入場者数:43,826人
試合速報
Jリーグ


「5連戦」

CKからの1失点を喫したものの、前線3人の3得点とほぼ完勝の内容で、15日間で5試合の連戦を締めくくった。

試合開始からセレッソの仕掛けるワイドな4バックに対し、得意とするサイドチェンジが功を奏する事なく、いわゆる詰まり気味の展開。しかしサイドに人数を掛けるという事は中央が空く結果となり、レッズとしては何とか中にボールを入れて1枚でも相手を引き剥がすことができるかどうかが焦点であったが、22分に遠藤の縦パスを起点に武藤のゴールが決まり先制。

セレッソも反撃を仕掛けるも、1対1の局面に屈してしまう場面が多く、2点目はDF丸山に競り勝ってボールを奪取した武藤から起点に興梠のゴール。さらにダメ押しとなる3点目は。青木のパスカットからラファエルシルバが決めて、これで勝負が決した。

失点以降の流れは、押し込まれる場面も多々あったが、何とか踏ん張って凌ぐことができた。無論失点に関しては、連戦の疲労を考慮するならば、致し方ない見方もあるだろう。

これまで以上に選手をやりくりしながらの連戦は、上々のスタートとなった。柏木が怪我で出遅れているのが気になるが、それ以上に起用された選手達の奮起がすさまじく結果に表れている。

結果に甘んじることなく反省すべく点はしっかり考慮して、しばしの休息後の連戦に臨んでほしい。

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<Jリーグ公式ハイライト>

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2017.03.03

第2節 C大阪戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ 14:00

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、遠藤、森脇
MF:宇賀神、阿部、青木、関根、武藤、興梠
FW:ラファエルシルバ

【展望】
公式戦開幕からの連戦もひとまず明日で一区切り。ホーム埼玉スタジアムにセレッソ大阪をむかえ対戦する。

セレッソは昨シーズン、J1昇格プレーオフで勝ち上がり、3年ぶりのJ1復帰。新監督に元鳥栖監督でOBのユンジョンファン氏を招聘し、さらなる強化に乗り出した。また補強の目玉としてセビージャから清武が復帰。柿谷、山口らと共に再びセレッソのユニに袖を通すことになった。

前節はホームで磐田と対戦。双方決め手に欠いてスコアレスドローに終わったが、どちらかといえば押されていた印象が強い。過去に鳥栖を上位へと押し上げたフィジカル強化は健在であり、どこまで力を引き出していくのか注目される。しかしながら怪我人も多く、明日はベストメンバーで臨めそうにない状況でもありそうだ。

一方のレッズは火曜日にホームでACL第2戦でFCソウルをむかえて対戦。難敵を迎え難しい試合が予想されたが、早々にサイドを崩し武藤のゴールで先制すると、一気にゴールショーの幕開けとなり、前半だけで5得点とこれまでにない形で折り返した。

後半は、攻め疲れもあってか、相手の縦への素早い攻撃に手こずりなかなかゴールが割れず、逆にATにサイドの裏を衝かれて横浜戦と同様にバイタルエリアを空けてシュートを放たれてしまい失点。しかし5-2と圧勝し、グループステージ2連勝を果たした。

昨年と同様に、リーグ2戦目は昇格クラブとの対戦。相手も虎視眈々と対策を練ってくる。さらに敵将とは鳥栖時代にも対戦しており、当然ミシャサッカーを熟知しているはずだ。

レッズとしては横浜戦、ソウル戦と同じような形での失点が目立ち、スーパーカップからの公式戦4試合で8失点と安定感には程遠い。パターンとしては、サイドから仕掛けられると、バランスを崩してしまう傾向があり、そこを衝かれるとピンチに繋がってしまうだけに、相手は柿谷や関口と2列目にテクニシャンが揃っているだけに要注意となる。

ACLを連勝と素晴らしい結果でスタートできただけに、リーグ戦での連敗は許されない。ましてやホーム開幕ゆえ注目が集まる。慎重を期しながらも盤石なサッカーを推し進めて、しっかり勝点3を奪ってほしい。

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