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2017.02.12

【さいたまシティカップ FCソウル戦】

オフィシャルより

第10回さいたまシティカップ2017 vsFCソウル 試合結果

12日(日)、浦和駒場スタジアムにて行われました『日韓友好50年 第10回さいたまシティカップ』の試合結果をお知らせします。

日韓友好50年 第10回さいたまシティカップ
2017年2月12日(日) 13:34キックオフ・浦和駒場スタジアム
浦和レッズ 1-1(前半0-1) FCソウル(韓国)
得点者:38分 イ サンホ(FCソウル)、83分 長澤和輝
入場者数:11,444人
試合速報


「活きた教材」

新聞報道によると、前日まで沖縄でキャンプを行っていた選手達は羽田へ戻ったのち、そのまま各々の自宅へ戻ることなくホテルで宿泊し、駒場へ乗り込んできたとの事。

それこそこれまで苦汁を嘗めてきたACLでの強行日程をシュミレーションしたかのような状況。12人まで交代可能という特別ルールの中、伊藤を除く22選手が前後半それぞれ45分間ずつプレーした。

月末に対戦するKリーグ王者を前に、やはり疲れからくる体の重さは否めなかった面はある。シュート数に関しても多く選手が出場した割にわずか6本では、いくら贔屓目に見ても攻め手に欠けるというか、危険を冒さないおとなしいプレーに徹していた…といった印象の方が強かった。

ただ、新戦力をお披露目したことでプレースタイルや適性、長短所、さらに現有戦力との融合という、普段キャンプでしか見られない様々な見方ができた90分間だったと思う。

また、幸か不幸かACLで同じグループとなるFCソウルとの対戦を不安視する声もあったが、相手もプレースタイルからなのか前からガッツリとプレッシャーを仕掛けてきた事で、ミスを誘発される場面もあり、ヒヤヒヤしてしまう場面も多々見られた。

ただこれも手の内の全てではなかろうが、映像だけのスカウティングだけでは得られない活きた教材だとも言える。相手の選手についても、癖や特徴は言葉で分かっていても、実際のプレーを見て感じるものもある。双方やり辛かった面もあったあろうが、逆に得られるものも大きかったはずだ。

起こったミスに関しては、今は見える綻びをしっかり出しきって、最後に修正できればそれでいいと思う。FCソウルとは2週間後の試合こそが本番であるゆえ、今日得た教材を1つでも生かしてほしい。

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