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2016.09.17

【2ndステージ第12節 FC東京戦】

オフィシャルより

明治安田生命J1リーグ2ndステージ第12節 vsFC東京 試合結果

9月17日(土)に行われました『明治安田生命J1リーグ2ndステージ第12節 vsFC東京』の試合結果をお知らせいたします。

明治安田生命J1リーグ2ndステージ第12節
2016年9月17日(土)19:04キックオフ・味の素スタジアム
FC東京 1-3(前半0-0) 浦和レッズ
得点者:48分 森重真人(FC東京)、77分 李 忠成、85分 OWN GOAL、87分 興梠慎三
入場者数:33,493人
試合速報
Jリーグ


「敵失」

相手の前線からのプレスと荒れたピッチに苦しんだ前半。なんとか無失点で凌ぎ、攻撃のテコ入れとばかり高木に代わり李を投入した早々にPKを奪われてしまい、逆に追いかけるという厳しき船出となった。

潮目となったのは相手の交代策。58分に河野から丸山、67分に中島から高橋を投入し、敵将曰く「予定通り」の流れで、5-4-1としっかり守備網を敷いて逃げ切るはずであった。

しかし、苦しめられたハイプレスから解放されたレッズの選手達は、持ち場から1枚1枚相手を剥がして、ボールを前へ運びチャンスを作り始める。さらに両ワイドからの仕掛けも増やすことで、DFラインを押し込み、クロスの質も高くなった。

それが実を結んだのが77分。関根のクロスから李がDF丸山を振り切って頭で押し込み同点。さらに85分にはズラタンのクロスからオウンゴールを誘発し逆転。さらに87分にライン際で残した青木からのパスを受けた駒井のクロスを興梠が決めて追加点。東京の加勢を根こそぎ削ぎ切った。

相手のホームゆえ、敵将の心内にはそれなりにプランがあったと思う。1stでは表舞台ではなかったものの、黒子として目前で逆転負けを食らっているだけにそれはなおさらだろう。

サッカーでの潮目というのは、90分の中では何度もある。今回は敵失が試合の流れを変えたと言っても過言ではないし、むしろそれをピッチ上の選手達が感じとって、限られた時間の中で3得点を奪ったのは素晴らしかったと思う。

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<スカパー公式ハイライト>

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