天皇杯改編
本日、JFAにて理事会が開催され、その中で次大会となる第95回天皇杯の大会形式の変更が承認されました。
再び決勝戦が元日に戻る事や、会場が「味の素にスタジアム」に決まった事など、いくつか変更点があるのですが、その中でも大きなポイントは以下の2つ。
①ACL出場4チームは4回戦から出場
②2種加盟チームの参加資格廃止
①については、以前報道されたこともあり、理事会で配布された資料をみると、フォーマットもできており、ある程度具体化されていました。
もちろんACLのタイトルを奪うべく、日程を緩和させる措置として組み直されたものであり、逆にベスト8進出を逃した場合はそのシード権は剥奪され、Jリーグのステージ優勝チームやナビスコカップ予選L上位チームから選出するという事からも、臨機応変に対応するようなので、今回の改編に関しては悪くないものだと思います。
②については、これまで底辺拡大という意味から、2種加盟のいわゆる高校生年代のチームの参加を増やしてきましたが、近年はプレミアリーグ、プリンスリーグなどの発足で強化が充実され、むしろ天皇杯との両立が難しくなった情報もあり、そういう状況を鑑みれば、この決定もやむなしだと思います。
天皇杯と言えば…というぐらい、何度も横浜FMと市立船橋との試合がクローズアップされますが、もうそういう試合が観れなくなるのはいろんな意味で残念ですね。
2014年度第11回理事会を開催
2016年度 第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会 大会形式変更の件 関連資料<PDF>
天皇杯全日本サッカー選手権大会 大会形式等の変更について(いずれもJFA)
天皇杯決勝を16年元日に味の素スタジアムで(毎日新聞)
来年度の天皇杯は元日決戦に…会場は味スタ、今後は関西での開催案も
天皇杯の規程改訂…高校年代チームは参加不可、8強で1000万円の強化費(いずれもSOCCER KING)
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