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2014.08.16

【第20節 広島戦】

オフィシャルより

Jリーグ vsサンフレッチェ広島
8月16日(土)、埼玉スタジアムにて行われました『2014Jリーグ DIVISION1 第20節 vsサンフレッチェ広島』の試合結果をお知らせいたします。
2014Jリーグ DIVISION1 第20節
2014年8月16日(土)18:04キックオフ・埼玉スタジアム
浦和レッズ 1-0(前半1-0) サンフレッチェ広島
得点者:22分 阿部勇樹
入場者数:39,224人
試合速報
Jリーグ


「戸惑いの中での魅せ場」

広島との対戦は、構築したシステムが同じゆえ、緊迫した見所が多いのだが、この日ばかりは想定以上に相手が引いた展開となったが、何度も楔のパスとロングフィードを繰り返すことでファールを誘い、そこからFKのチャンスを得て得点に結びつけた。

とかく不思議だったのは広島のスタイル。もちろん敵将の言うように構えて戦況を見極めるのはわかるのだが、レッズのようにバックラインに厳しくプレッシャーを掛けることなく、ひたすら後方で相手の出方を待って切り替えるという手法に、戸惑ったのは自分だけではないはずだ。

そういう難しい試合の中で光っていたのは、啓太や永田、そしてなんといってもGK西川だろう。特に久々のスタメンとなった永田は、石原や皆川にマンマークで対応。最後こそ皆川に渾身のヒールパスを出されてしまったが、そのパスをうけた柴崎のシュートを西川が真正面で抑え、この試合最大の魅せ場と言っても過言でないシーンを守りきった。

まだまだ課題はあるものの、とりあえずここ3試合続いた失点を防ぎ、来月早々にナビスコカップで再戦する広島を相手に勝点3を奪った事はいろんな意味で大きい。改めて思うと、やはり今のレッズは守備の構築なくしては語れないし、それが勝利への近道と言ってもおかしくはないだろう。

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