新ポストシーズンの事を書いてみる Vol.1
先週の17日にJリーグ理事会において、2015シーズンより「2ステージ制の導入」と「新たなポストシーズンの枠組み」が決定しました。先週末に行われたJリーグの各会場では反対の弾幕など多く掲げられましたが、結局その声は届かないままとなってしまいました。
Jリーグ側の会見では、今すぐ決断しなければいけない案件として報じられましたが、なぜ“今”だったのでしょうか?
今回の決断の背景は何点かありますが、挙げるとすれば「金」、「注目度」と2点に絞られると思います。
まずは「金」ですが、チェアマンや事業統括本部長は自信を持って、来シーズンは10億円の減収が予想され、それを担保するため…とおっしゃっていました。それはメインスポンサーの契約切れや撤退など、推測される事項は多く考えられます。
ただ根本的になぜ足りないのか?と具体的な説明がなされないまま「10億円」だけが独り歩きしてしまった感は否めません。またこの増収分も各クラブへの分配金増にはいたらず、メディアへの露出や、選手の育成に使い、Jリーグそのものの価値を高めていきたいとの事でした。
うーん、それって理由が曖昧ですよね…。メディアへの露出や育成は各クラブが地域単位で努力していますし、Jリーグそのものが自らの商品価値を高めるためにこれまで何か努力をしてきたでしょうか?リーグが率先して価値を高めようとする姿勢はそれはそれでいいかと思いますが、それに気づくのがあまりにも遅きに逸しているような気がします。
そういえば、最近これはJリーグのCMかな?って思えるものが、実はオフィシャルパートナーであるJCBのCMだったりすることがありました。
では、その10億円の担保となるポストシーズンとはどういうものか。それは後日書きたいと思います。
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