ナビスコ予選第7節 広島戦プレビュー
リーグ戦から中3日。明日はナビスコカップ予選リーグの最終節。ホーム埼玉スタジアムにサンフレッチェ広島をむかえ対戦する。
広島は前の試合はホームで大宮と対戦。徹底的に守備を敷く相手に対し、なかなか突破口が見出せずこの日20本シュートを放つも、ゴールが遠くスコアレスドローで試合を終えた。
一方のレッズは首位仙台をホームにむかえ対戦。高い位置からプレッシャーをかけてくる相手に対し、中央からなかなか攻撃の組み立てができず、サイドからの攻撃に偏ってしまう場面もあったが、サイドチェンジのパスを繰り出すなど、攻撃への糸口を探るもゴールが割ることができなかった。しかし守備面では相手のストロングポイントされるサイドからの展開を封じたことで最後まで失点を防ぎ、結局スコアレスドローで終えた。
上位との試合におけるホームでの勝点1はいろいろと考え方はあろうが、これまでの課題を踏まえるならば、満足はしないが現実的なものだったと思う。
そんな中で迎えるミッドウィークのカップ戦であるが、お互いすでに最終節を残して予選リーグを敗退が決定しており、事実上の消化試合となる。しかし、それぞれ週末のリーグ戦を控え、ベストメンバー規定という不可解なルールの下ではあるが、バックアップメンバーの底上げやモチベーションの維持のために90分間戦うことになる。そういう中で広島と対戦できるという事は何かの縁を感じる。
レッズにとっては、これまでのリーグ戦において主力メンバーがある程度固定化されてきたゆえ、なかなかバックアップメンバーの出場機会が限られたため、カップ戦は貴重なアピールの場となっている。明日もなかなかリーグ戦に起用されない選手の先発出場が予想されるが、連戦での疲労、制約されたルールの中でどういうメンバー構成となるかわからない。だがそれもカップ戦での醍醐味だと捉えるのも悪くないだろう。そしてそういう場でアピールしてこそ、今後夏場での連戦を控える上で貴重な戦力となりうるはずだ。
レッズとしては今シーズンラストとなるナビスコカップの試合。リーグ戦とは異なる90分間をいろんな意味で堪能したい。
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