【第13節 新潟戦】
オフィシャルより
11.05.28
Jリーグ第13節vsアルビレックス新潟
5月28日(土)に埼玉スタジアムで行なわれました、Jリーグ第13節vsアルビレックス新潟の試合結果をお知らせいたします。
2011Jリーグ・ディビジョン1 第13節
浦和レッズvsアルビレックス新潟
2011年5月28日(土)14:01キックオフ・埼玉スタジアム
試合結果
浦和レッズ1-1(前半1-0)アルビレックス新潟
得点者:22分 エジミウソン、70分 鈴木(新潟)
入場者数:25,272人
【試合速報】
「見えぬ出口」
埼スタホーム3連戦というアドバンテージで、3試合連続の引き分け。
久々のセットプレーからの先制点で勢いづくも、つまらない失点をとめる事ができない。まるで勝ち方を忘れたかのように守りきれずに、再び勝利へのチャンスを失ってしまい、勝点1を死守するのがやっとだった。
この日臨んだシステムは4-4-2。決して悪い流れではなかったと思う。しかし指揮官のポジション固定の采配が影響しているのか、高い位置でボールを奪っても、速攻が遅攻に変わりやきもきしてしまう展開が続いた。
また、後半に高崎から原に交代すると、それとなくエジミウソンだけにボールが集まるようになり、バランスを崩し運動量の低下も拍車をかけ、攻め手に欠いたように思えた。
さらに敵将黒崎監督は、レッズのポジション不備をしっかりと見抜いており、後半からはボランチの啓太やDFラインに圧力をかけはじめ、バックパスを選択せざろう得ない状況からキーパーの曖昧なキックへの流れが読まれていたように思えた。
中断明けから7試合目。1試合1試合ごとに結果を踏まえて、反省と修正を繰り返しているのかもしれないが、それがなかなか見えてこないのが不安である。攻撃の連動性の薄さしかりパスミスもそうだが、特に守備面でバイタルエリアを簡単に空けてしまうところに、チーム全体の連携のなさが表れている。
選手個々の能力は高いと思うが、それがチームのシステムの枠に固執され、十分に発揮されていないのが現状であろう。この壁は思っていたよりも相当厚いものと覚悟しなければならないかもしれない。
図らずも次週はカップ戦。ここで流れを変えることができればいいのだが、相手の良さを消すのが得意な敵将が控えている。しかし今はその裏を突くほど指揮官に余裕があるとは思えない。
勝点1を地道に拾っているようでも、ますます上が遠のいてしまう現実を受け止め、見えぬ出口に光が差し込めるよう、カップ戦といえどもまずは結果が欲しいところだ。
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