天皇杯タブー
毎年元日の恒例だった「天皇杯決勝戦」が今大会を最後に日程を年内に移行するとの事。
日程の問題というのは、年々言われ続けてきた問題であり、特にJリーグが終わってからの天皇杯への軽視傾向。さらに年明けの代表日程との絡みもあり、選手のオフ確保という難題に協会が立ち上がり、元日開催というタブーを廃しようやく目途がついたようです。
そもそも天皇杯の日程を年内に移行するということは、その末端にあたる都道府県の大会を前倒しなければならないということで、ある意味日本サッカー全体のカレンダーを変える一大事な出来事となる訳です。
Jサポ的見地としても、12月にCWC開催の影響で半月以上も試合日程が空き、さらに選手契約の関係上、クビになってしまう選手達を起用せざろうえない中で、翌年のACL出場権をかけて戦うという中途半端な大会になってしまったのも事実。
とかく「元日国立決勝戦」という伝統はなくなっても、JFA所属のプロアマ問わないチームNo.1を決める日本最大のトーナメント戦には変わりはないようなので、来年以降サッカーカレンダーと共に天皇杯がどう変わるのか、期待したいですね。
天皇杯、来年度から年内決勝へ…「元日の風物詩」今季限り(スポーツ報知)
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