第31節 G大阪戦プレビュー
埼スタ3連戦もいよいよ最後。明日はホーム埼玉スタジアムにガンバ大阪をむかえ対戦する。
ガンバは現在、15勝8分7敗の勝点53で第3位。前試合は一昨日の水曜日に天皇杯4回戦でJ2の柏と万博で対戦。
試合の主導権は握っていたものの、前半はゴールまで遠く得点が奪えず、逆に後半5分に先制点を許してしまう。その直後、攻撃の大きな切り札となるルーカス、宇佐美を投入すると流れは一変し、残り10分を切った所でようやく同点に追いついた。延長に入るとPK獲得や相手選手の退場もあり、試合を優位に進め3得点を奪い、結局4-1で勝利し、準々決勝へ駒を進めた。
一方のレッズも、前試合は一昨日の水曜日に天皇杯4回戦で磐田と埼スタで対戦。
これまでレッズの不動のボランチを築いていた柏木が怪我で離脱し、この日は啓太、堀之内でボランチを形成。最初こそぎこちない感じであったが、これまで培ってきた経験が生きたのか、徐々に周りの選手達と絶妙な距離を保ち、潤滑油のように攻守を繋ぐようになった。特に右サイドバックの岡本や、前線で起用されているサヌとの連動は興味深かった。
磐田の前線からのプレスに苦慮していたが、彼らの攻守を繋ぐ動きが功を奏し、前半42分に高橋のグラウンダーのパスからエジミウソンのゴールが生まれ、貴重な先制点を奪う。後半こそ押される展開もあったが、久々に手堅い守備で抑え込み、結局1-0で勝利し2006年以来のベスト8進出を決めた。
共に中2日という厳しい日程の中、レッズは移動なしでホーム埼スタで試合が出来るというのはとても大きいアドバンテージだ。そんな中、難しい試合をこなして連勝を飾りいい形で明日を迎えることができるのは、さらにモチベーションが上がる。
特にガンバとはここ数年は苦汁を飲まされる結果が続き、7月にアウェーで対戦したときはロスタイムに追いつきながらも、直後に勝ち越され敗れてしまった事は、記憶に新しいところだ。
リーグ戦3位以内への目標が厳しいとされる中、現在3位とACL圏に最も近いライバルを引きずり降ろすことができるのか。中2日が続く厳しい日程と照らし合わせるなら、今こそ強い精神力が必要とされるだろう。
明日も難しい試合が予想されるが、勝点3を奪うべく選手達と共に闘っていきたい。
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