天皇杯3回戦 徳島戦プレビュー
明日は天皇杯3回戦。駒場スタジアムでJ2の徳島ヴォルティスと対戦する。
徳島は現在J2リーグで27試合を消化し、11勝5分11敗の勝点38で第10位。前節はアウェーで岐阜と対戦。開始13分でFW津田が先制するも、前半終了間際に追いつかれる。試合は終始支配していたものの後半31分に失点を許し、それが決勝点となり結局1-2で敗れた。
これで徳島はリーグ戦3連敗。中盤の要となる島田が怪我で離脱したが、明日はベテランの徳重の起用が予想され、決して侮れないメンバー構成となる。やはりプレシーズンマッチでも失点を喫した俊足の津田の動きに気を付けなければならないだろう。しかしながら、徳島は現在40失点とリーグで4番目に失点数が多く、付け入る隙は十分にあると思う。
一方のレッズは、前節はアウェーで大宮と対戦。開始4分に柏木のクロスから初先発の高崎が頭で決め先制。その後も16分に柏木のミドルシュートで追加点を加え、早々にリードを奪う。
守備陣も大宮の強力FW陣を抑えていたが、前半終了間際に一瞬の判断ミスからラファエルに決められ1点差で前半を終了する。後半は時間が経つごとに前後が間延びしてきて、守備に終われる時間が多くなっていたが、相手の拙攻にも助けられ、結局2-1で勝利し久々のリーグ戦連勝。また公式戦8試合負けなしとなった。
ここ数試合は、出場停止やケガ人などで満足なメンバー構成には至っていない。明日も代表で細貝とサヌ、またU-19で岡本が離脱中。そして大事をとったのかロビーが戦列を離れる模様。しかし啓太や高橋が復帰するようで、それなりに明るい材料もある。
やはり明日は、前節今季初得点を挙げた高崎のさらなるゴールに期待したい。大宮戦では得点場面以外にもチャンスがあっただけに、そこを決めてこそさらなる信頼を得たいところだろう。
一発勝負のトーナメント戦。おそらく守備を固めてくるであろう相手に対し、どのように攻めて行くのか。どのチームでも苦しんでいる永遠の課題に対し、終始試合を支配しさらにしっかり決めきる事ができるかがポイントになるだろう。それだけに大切なのは先制点だと思う。
台所事情は厳しいが、ここで勝ってこそさらなるチームの成長となる。改修前の最後となる駒場での試合を勝利で飾り、元日国立へさらに歩を進めるため、明日も選手達と共に闘っていきたい。
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