第21節 鹿島戦プレビュー
8月最後のホームゲーム。明日は、ホーム埼玉スタジアムに鹿島アントラーズをむかえ対戦する。
鹿島は現在、10勝6分4敗の勝点36で第3位。前節はホームでセレッソ大阪と対戦。中田、ジウトンが出場停止。さらにFWマルキーニョスをケガでで欠くなか、野沢を中心にゲームを組み立てるもゴールが遠く前半をスコアレスで終える。
しかし後半早々の10分に、サイドからボールを繋がれ最後は乾に決められ先制を許してしまった。その後も攻め立てるも決められず結局0-1で敗れた。これでリーグ戦は2分2敗と4戦勝利なしとなった。
一方のレッズは前節はアウェーで湘南と対戦。前半こそいつものようにパスを繋ぎ相手ゴール前まで何度となく襲いかかるも、最後の一撃が決まらずスコアレスで終わる。
後半も押していたが、セットプレーの流れからスピラノビッチがようやく先制点を決めると、一気に浦和のペースに。その後は途中から起用されたエスクデロの鮮やかなミドルシュートで追加点。さらにエジミウソンの久々の2ゴールで結局4-1で勝利し、5試合ぶりの勝点3となった。
パスを繋ぐ姿勢はこれまで懸案だったが、少しずつ良くなっていると思う。時折、縦パスを入れながら自ら動くことでパスコースを作ろうとする流れも見られ、成長の跡がうかがえる。しかし明日は王者鹿島が相手。これまでの成果が本当かどうか確認する意味でもいい相手だと思う。
相手はマルキーニョス次第ではあるが、それ以外にも若きエース大迫が控えており油断はできない。さらに中盤で君臨する小笠原の動きには注視しなければならないだろう。
レッズもケガ人や出場停止がおり、さらに英国への移籍交渉中の阿部も不在で、明日は満身創痍の状況で試合をむかえる。それだけにチャンスを掴まなくてはならない若い選手達の奮起に期待せずにはいられない。相手の綻びは必ずあるだけに、そこを打ち破ってほしいところだ。
明日は後半戦のレッズを占う重要な試合になることは間違いない。いつものようにスタミナ切れの心配があるかもしれないが、これまで貫いてきたやり方で相手を攻め立てるのは決して悪くはない。
5月のホーム勝利か遠ざかる事、はや3ヶ月。明日は総力戦のつもりで選手達と共に闘っていきたい。
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