第20節 湘南戦プレビュー
まだまだ暑い日々が続く。明日はアウェー平塚競技場にのりこみ、湘南ベルマーレと対戦する。
湘南は現在、3勝5分11敗の勝点14で第17位。前節はホームで京都と対戦。前半こそスコアレスで終わるものの、後半からお互いに活発に動き出し14分に先制を許してしまう。
その後、田原のシュートで同点に追いつき、36分にPKで逆転に成功。あとわずかで勝利というアディショナルタイムを5分を経過したほぼラストプレイで同点に追いつかれ2-2で終了。スルリと勝点がこぼれ手元にわずか「1」しか残らなかった。
これで湘南は2試合連続の引き分けだが、6試合連続勝ちなし。それゆえ最後での同点ゴールは反町監督も頭を抱えてしまうほどショッキングだったようだ。明日はレッズからレンタル移籍したGK都築は契約の関係で欠場。代わりに野澤が起用される。
一方のレッズは、前節はホームで仙台と対戦。開始早々からパスを繋ぎサイドから攻撃を仕掛けるも、決定力不足がまたも露呈しなかなか決めきれない。逆に仙台のカウンターに何度が苦しめられたが、辛うじて凌ぎきり前半をスコアレスで終える。
後半もお互い同じような試合運びだったが、足が止まりつつあったレッズに仙台が個人技で襲い掛かりオウンゴールを誘発され先制を許した。またも追う展開となりバランスが崩れかかったが、阿部の代わりに入った堀之内がうまくバランスを保ち、攻撃陣も最後までサイドを攻めきり、残り7分でようやく同点に追いついた。しかしこれ以上は盛り返せず結局1-1の引き分けに終わった。
夏場の連戦は明日でピークを迎える。特に中2日、中3日と試合をこなす中で、今のレッズのゲームプランでは前半での勝負を意味している。もちろんそうなればいいのだが、前節同様決め切れなければ、またも苦戦を強いられるだろう。
とかく相手の出方も重要なゲームプランの1つとなる。レッズには非凡なストライカーやアタッカーが多いだけに、その力をムダに消耗させるだけではもったいない。
前節のドローでまずは連敗を止めた。しかし“辛うじて・・・”という想いがそこにはあった。それゆえ明日も内容が劇的に変わることはないかもしれないが、あと1歩前へ選手達が出ることで、シュートチャンスやゴールへの機会が多くなることに期待して、明日も彼等と共に闘っていきたい。
☆今季対戦
リーグ第5節(埼スタ) 浦和2-1湘南 【浦和】【湘南】
ナビスコ予選第3節(平塚) 湘南1-2浦和 【湘南】【浦和】
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