第15節 京都戦プレビュー
久々のミッドウィークのリーグ戦。明日はアウェー西京極陸上競技場にのりこみ、京都サンガFCと対戦する。
京都は現在、2勝4分8敗の勝点10で第18位。前節はアウェーで川崎と対戦。
システムを4バックから3バックに変更して、両サイドを下げたむしろ5バックのような守備的な布陣で試合に臨んだ。暑さにも関わらずよく動いたことで相手の攻撃を封じ、逆にカウンターを狙っていたが不発。
その後、後半から起用されたジュニーニョに決勝弾を浴びせられ、結局0-1で敗れリーグ戦10試合勝ちなしとなってしまった。
一方のレッズは、前節はホームで広島と対戦。山田暢久が出場停止でスピラノビッチと坪井がCBを組むことになった。DFラインの裏を狙い続ける相手に何度か肝を冷やされるも、レッズは如何せん攻撃の手数が少なく、相変わらずパスが回っていても、くさびとなる縦パスが通らず攻撃スピードが落ちていた。
広島はそこを見逃さずじっくりマイペースで試合を進め、後半27分に後方から走り込んできたDF槙野に決められてしまう。その後も攻撃的な選手を投入するも、チーム全体がチグハグな状態のまま試合終了。結局0-1で敗れリーグ戦4試合勝ちなしとなってしまった。
チームバランスを欠いている状態だと、攻守の切り替えもままならず、試合の主導権を握る事ができない。特に今節は山田暢久に加え、これまでボランチで要となっていた細貝も出場停止で、中3日と厳しい日程の中で正念場を迎える。
そんな中、京都は今日加藤監督を解任し、秋田コーチを昇格させる人事を発表した。さっそく明日から新たな体制で試合の指揮を振るう事になる。チームの環境が変わると、それまでの流れから一変する可能性もあり、特に立ち上がりには気をつけなければならないだろう。
今はチーム戦術と持久力の壁にぶつかっている状態。さらにうまくいかないもどかしさも加わっているのかもしれない。そういう状況を打破するには、まずは選手間でしっかりサポートして意思統一することが大切である。そして相手に負けないぐらい競い動くことも重要だ。
貴重な勝点3をアウェーの地から持ち帰るために、明日も彼等と共に闘っていきたい。
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