第14節 広島戦プレビュー
およそ2ヶ月ぶりの埼スタ。明日はサンフレッチェ広島をむかえ対戦する。
広島は現在、5勝4分4敗の勝点19で第7位。前節はホームで横浜F・マリノスと対戦。中盤の要となる高萩が出場停止だったが、そんな心配をよそに前半から2点を奪い終始試合の主導権を握った。後半もさらに1点を奪い、結局3-0で勝利。前々節の大敗を払拭した試合内容だった。
一方のレッズは、前節はアウェーでガンバ大阪と対戦。サイドを崩し待望の先制点を奪うも、その後は急速に攻撃の勢いがしぼみ、前半終了間際に自陣のパスミスから同点。後半も終始主導権を握られたまま逆転を許す。
相手に退場者が出ても数的優位を生かせず、逆に暢久が退場してしまい、選手同数になった時に同点に追いつくという皮肉な結果を生み出した。しかしそこで試合は終わらず、再開直後のボールを1度も奪えぬままパスを繋がれ、最後は遠藤に鮮やかなミドルシュートを決められ万事休す。結局2-3で敗れた。
得点シーンは、決して悪くはなかったが、ミスから失点に繋がっている悪癖はまだまだ直っていなかった。新しい事を身につけても、大事な事をおろそかにしまっては意味がない。特に終了間際の失点は致命傷になりかねないだけに、残された時間の中で何をすべきかはっきりさせる事が大切だと思う。
前節の敗戦をどのように受け入れ、次へ臨むかがとても大事になる。久々の埼スタとはいえ、選手達のコメントからは確固たる自信がなかなか見えてこないのが心配でもある。
明日の相手となる広島はよく走るチーム。レッズが目指すサッカーの先輩と言っても過言ではない。埼スタでは未だ未勝利という事、そして昨年まで同僚だった柏木との対戦という事で、前節の大勝もあってか自信を持って試合に臨んで来る事が予想される。失点を恐れてるレッズにとって、終始主導権を相手に握らされるのは良くないだろう。
18時開始とはいえ、まだまだ暑さの残るピッチでの試合が予想される。ある意味消耗戦と言っても過言ではないと思う。まずは広島に走り勝つ事。これが重要だ。明日も選手達と共に闘っていきたい。
☆前節の結果
【浦和】 Jリーグ第13節 (対G大阪 ●2-3)
【広島】 Jリーグ第13節 (対横浜 ○3-0)
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