第11節 横浜戦プレビュー
GWの連戦もいよいよ最後。明日はホーム埼玉スタジアムに、横浜F・マリノスをむかえ対戦する。
横浜は現在、4勝2分4敗の勝点14で第7位。前節はアウェーで新潟と対戦。前半7分にFW渡邉のゴールで早々に先制するも、それ以降はチグハグな展開。前半のうちに同点に追いつかれ、後半20分にもマルシオ・リシャリデスのゴールで逆転を許した。
中村をボランチで起用する奇策で勝利を目指すも、空回りに終わり結局1-2で敗れ、新潟に約1年ぶりのホームでのリーグ戦勝利を献上してしまった。選手自身も「自滅」と言わんばかりの試合で、特にこの4試合はスタメンを固定しておらず、2勝2敗とアンバランスな結果を残している。
一方のレッズは、前節はホームで名古屋と対戦。開始早々に三都主に簡単にクロスを上げられ、ケネディにあっさり先制点を決められてしまった。相手の度重なるシステム変更に戸惑っていたが、何とか最少失点で踏ん張って前半を折り返す。
後半は、猛暑で相手の足が止まった事も影響してか、ボールと人の動きが良くなり、開始3分で柏木の同点ゴール。さらにその7分後にはロビーからのパスを受けた原口がゴールを決め逆転。その後は、相手のロングボールの放り込み攻撃に苦慮したが、何とか逃げ切って2-1で勝利。連敗を2で止め、久々に名古屋相手に埼スタで勝点3を奪った。
明日も長身FWを要するチームとの対戦。さらに中村、山瀬と絶対的な司令塔が控えているだけに、やはり難しい試合になるだろう。しかしながら、チームとしての「軸」が決まらず迷走している状況で全く読めないだけに、どう試合が動くかわからない。
レッズにとって、いい試合をした次の試合こそ大事だという事は、前回学んだばかり。中2日という厳しい日程だが相手も同じ条件。しかし“ホーム連戦”というアドバンテージは大きいだけに何とかそれを生かしたいところ。
前節は、難敵相手に暑さを乗り切って勝った事はとても大きいだけに、そのイメージを持って次も臨んでほしいと思う。明日も選手達と共に闘い、勝点3を奪いたい。
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