第10節 名古屋戦プレビュー
GW連戦の2戦目。明日はホーム埼玉スタジアムに、名古屋グランパスをむかえ対戦する。
名古屋は現在、6勝1分2敗の勝点19で第2位。前節はホームで山形と対戦。開始早々に金崎のクロスからケネディの先制ゴールが生まれる。その後も終始ゲームを支配するも追加点が奪えなかったが、41分に北村にゴールを決められ同点に追いつかれ前半を折り返した。
後半もお互い膠着した状態が続いていたが、ロスタイムに三都主のクロスから途中から前線に上がっていた闘莉王がヘディングでゴールを決めた。これが決勝点となり、結局2-1で勝利した。
一方のレッズは、前節はアウェーで清水と対戦。前半17分にCKから失点を許し、難しい立ち上がりだったが、その5分後にポンテが見事な個人技でゴールが生まれ早々と同点に追いつく。
その後は一進一退の状況。ボールを支配して攻めるも、なかなかゴール前の守備網が厚く、クロスを入れるも人数が足りずゴールが遠かった。
レッズのDF陣もエースのヨンセンの動きを体を張って抑えていたが、ロスタイムに入った終了間際にクロスからマークを一瞬外され、そのヨンセンに決められて万事休す。結局1-2で敗れ今シーズン初の連敗を喫した。
決して高さで負けてはいなかっただけに、2点目を奪えなかったのが難しかったのか、また新たな課題を残した。それゆえ細貝の欠場は痛かったが、明日は復帰できると思われる。
名古屋はケガで金崎、マギヌンが欠場。そして警告の累積で闘莉王が出場停止という状況で明日をむかえる。しかし選手層が厚く、昨年もゴールを決められたケネディやFKに強いブルザノビッチも控えており、油断は禁物だ。
試合は支配しているだけに、最後の詰めが再び甘くなっているのは気になるところ。連戦が続いている状況はわかっていてももっとアグレッシブに動ければ、現状を打破はできると思う。
相手は脅威だが、上位を目指すならこれ以上の連敗はできない。そして明日からホーム連戦。スタジアムのボルテージをさらに上げて選手達と共に闘って勝点3を奪いたい。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント