第8節 磐田戦プレビュー
明日は4月最後の試合。ホーム埼玉スタジアムにジュビロ磐田をむかえ対戦する。
磐田は現在、1勝3分3敗の勝点6で第15位。前節はホームで大宮アルディージャと対戦。共に下位で苦しんでいるチーム同士の対戦となったが、内容もお互いの成績が示すようにやや低調。
前半40分にゴール前の混戦から先制を許すが、後半14分に前田のゴールで同点に持ち込んだ。そこからは、お互い牽制しあうも結局1-1で引き分け。共に勝点を分け合った。
相手のプレスにラインが下がり、攻撃がロングボールだけの単調に終わった・・・と監督がコメントしているように、なかなか攻撃のリズムが組み立てられない様子だった。しかし、先月にナビスコカップで対戦したときにもわかるように、駒野、パクチュホの両サイドの出来が生命線になっていると思う。もちろん前田、イグノの得点感覚が優れているストライカーには、十分な注意をしなければならないのはもちろんである。
一方のレッズは、前節はホームで川崎と対戦。ここ数年、ホームでは辛酸を嘗められてただけに、苦戦が予想されたが、開始7分の細貝のミドルシュートを皮切りに、直後に達也のドリブルから放ったシュートが決まり、あっという間に2点のアドバンテージが生まれた。
その後は川崎に流れが移った時間帯もあったが、守備陣の奮闘をはじめ、オフサイドや川崎のPK失敗にも助けられ難を逃れた。それに耐え切った御褒美ではないだろうが、後半27分にゴール前の混戦から、堀之内が猛然と駆け上がりシュート。決定的な3点目を奪い試合を決めた。結局3-0で勝利し、川崎相手に埼スタで久々に勝利した。
ただ、点差以上に川崎との力の差は感じられず、むしろ川崎の前評判どおりの多彩な攻撃に、何度か陥る場面があった。しかしながら、レッズの選手達の高い集中力と、最後まで攻守のバランスを崩す事がなかったのが勝利への要因だったと思われる。
明日も強力なFWを要するチームとの対戦で、1点を奪うまでがとても重要になってくるだろう。首位に立ったとはいえ、まだこの時期では何も参考にならない。今は1つ1つ試合をこなし勝点を積み上げる中で、選手達の惜しみない動きに注目しなければならない。
明日もホーム埼スタでの試合。再びスタジアムが一体となって、勝点3を奪うために彼等と共に闘っていきたい。
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