第12節 G大阪戦プレビュー
明日は、ホーム埼玉スタジアムにガンバ大阪をむかえ対戦する。
G大阪は現在、6勝1分3敗の勝点19で、暫定第3位。前節はホームで柏と対戦。早い時間からペースを掴み、前半20分で2点を先制。途中流れが停滞するものの、選手を入れ替えてさらに柏を攻め立て、終わってみれば4-0の圧勝となった。
やはりガンバは、前線と中盤の厚みある攻撃が特徴であり、今季はFWにレアンドロとチョジェジンを補強し、速さと高さを兼ね備え前線に鎮座している。そして中盤には経験豊富なルーカスや遠藤、そして若手の佐々木を配置し、攻撃スタイルは決して色褪せる事なく、さらに自信を深めている。
一方のレッズは、前節はホームで川崎と対戦。2度リードする機会があったものの、最終的には逆転を許し2-3で敗れた。
突破力がある川崎に対し、レッズは時間が経つほどに疲労で運動量が少なくなり相手に押し込まれ、一瞬のスピードの差で失点を重ねてしまった。しかしそれ以上に、リードしてからのゲームコントロールが課題となったように思える。そう考えるとロビーの離脱はとても大きい。
ただ、逆に若手にとっては大きなチャンスであり、今はそのポジションにエスクデロが入り、山田直輝や原口とユース出身組でFWエジミウソンをフォローしている。
躊躇することなく突き進んで、ガンバの守備網を突破して欲しいが、相手もプロ。老練なプレーに往なされない様に、常に動いてチャンスメイクを期待したい。
ガンバは、川崎と同様に前線に強力な選手がおり、前節の反省を踏まえる意味では、この試合は大きなポイントになると思う。これまでの失敗を振り返り、修正することで課題はクリアできる。明日のそのチャンスがたくさんあると思いたい。
昨年はガンバに対し、1分3敗とまるでいいところがなかった。特に昨年10月以降のACLを含めた3試合は、「伸びるガンバ」と「堕ちるレッズ」という対照的な姿がそこにあった。
あの悔しさは忘れることはないが、今年はレッズは挑戦者の立場。それだけに今のレッズの力を量るにはいい機会だけに、新アジア王者に胸を借りるつもりで全力で立ち向かって欲しい。
だが、内心勝ちたいキモチは皆と同じ。悔しさを糧に闘えることは何よりも大きい。明日も選手達と共に闘っていきたい。
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