第28節 千葉戦プレビュー
【前回対戦 第11節(2008.5.6)】
(JリーグHP)(浦和HP)(千葉HP)
いよいよリーグ戦は残り7試合。明日はアウェー、フクダ電子アリーナにのりこみジェフ千葉と対戦する。
千葉は現在、8勝6分13敗の勝点30で第16位。前節はアウェーで京都と対戦。後半23分に奪った工藤のゴールを守りきり、1-0で勝利した。これで4連勝となり入れ替え戦圏内も抜ける勢いである。
先月、名古屋からスピードのある深井が加入し、攻撃のオプションがさらに増えた。巻を中心にハイボールを捕らえきれないと、足元にボールがつながり、苦しい展開に持ち込まれるかもしれないだけに、しっかり注意したいところだ。
一方のレッズは、前節はホーム駒場で京都と対戦。前半にロングボールの処理のミスから、あっさりと先制点を許した。その後、ポンテが起点となって、エジミウソン、高原の立て続けのゴールで一気に逆転し前半を終えた。しかし後半開始直後に鋭いパスを繋がれ同点。その後闘莉王を出して攻撃を強めるも、結局2-2で痛恨の引き分けに終わった。
負傷の闘莉王を控えといえど、無理に出場させないといけない事情は、とても心苦しい。たが彼が出ることによってより大きなチャンスが生まれるのは、何とも皮肉だ。
今レッズは大きな分岐点に立たされている。大きな戦力を有しながら、使いこなせずに結局選手を固定せざろう得ない状態で闘い続け、去年の二の舞になろうかという状況である。
選手を入れ替えたところで力が下がってしまうのは、個人の能力以上にチームとしての戦い方が一貫していないのが原因。今は選手個々の潜在能力に頼っているばかりであり、ある意味とても危険な状況かもしれない。
結果として、リーグ戦は9試合負けてはいないが、内訳は3勝6分の勝点15で、5勝4敗と変わらない。
明日はアウェーフクアリでの試合。前々節では当時首位だった名古屋に逆転勝ちを演じたほど、まさにスタジアム全体が上げ潮の状況になっている。それだけに、雰囲気に飲み込まれるのだけは避けたい。
優勝したいキモチと残留したいキモチ。気持ちの上ではがっぷり四つになるだろうが、ここは負けるわけにはいかない。明日も彼等と共に闘い、後押しをして今度こそ勝点3を奪っていきたい。
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