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2008.11.23

【第32節 清水戦】

オフィシャルより

08.11.23
Jリーグ第32節vs清水エスパルス
23日(日)に埼玉スタジアムで行なわれました、Jリーグ第32節vs清水エスパルスの試合結果をお知らせ致します。
2008年11月23日(日)13:01キックオフ・埼玉スタジアム
試合結果
浦和レッズ1-2(前半0-1)清水エスパルス
得点者:21分枝村(清水)、67分闘莉王、82分矢島(清水)
入場者数:54,709人
試合速報


「ウラワの限界」

まだ15時なのに、ひときわ影が長く伸びるスタジアム。

そこに吹き付ける霜月の風は、まるで今シーズンの終わりを告げるような冷たい風であった。

ここ3試合、4-2-3-1のシステムで臨んでいるが、そこに見えてくるのは相手についていけない我が軍の選手達だった。

指揮官の不可解な采配と、それに翻弄された選手達の不慣れなポジション取り。そしてそれに拍車をかける曖昧なボール運び・・・。

一時的にチャンスの時間帯を迎えるものの、大半の時間は傍観し、相手の押し寄せる攻撃の波を凌ぐだけに過ぎなかったが、これは今に始まったことではない。

今のレッズを支える首脳陣や選手達ができる力の限界を、5万人以上集ったホームで改めて曝け出してしまった。まさに万策尽き果てたか・・・。

ここまでじゃないだろう!と思っても、言ったところでやることなすことが結果として出てこないのなら、もういっぱいいっぱいなのだろう。

“次に向けて・・・”と言っても、残された時間はあと180分。意地を見せるには、あまりにも時間が経ちすぎたのかもしれない・・・。

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