【さいたまシティカップ FCバイエルン・ミュンヘン戦】
オフィシャルより
08.07.31
さいたまシティカップvsFCバイエルン
31日(木)に埼玉スタジアムで行なわれました、さいたまシティカップ2008 delivered by DHL vsFCバイエルン・ミュンヘンの試合結果をお知らせします。
2008年7月31日(木)19:32キックオフ・埼玉スタジアム
試合結果
浦和レッズ2-4(前半0-3)FCバイエルン・ミュンヘン
得点者:15分ミロスラフ クローゼ(FCバイエルン)、20・42・62分ルーカス ポドルスキ(FCバイエルン)、56分梅崎、80分阿部
入場者数:27,292人
◇大会MVP ルーカス ポドルスキ
【試合速報】
「花試合への意義と意欲」
開始早々から本気モードのバイエルンが、いきなり牙を剥いた。レッズの守備陣形が落ち着かないうちに立て続けに2得点。レッズにとっていくらPSMとはいえ、怪我を恐れるのは致し方ないが、いかんせん簡単に突破されすぎていた感があった。
後半闘莉王が投入され、4バックに移行。守備が若干ながら安定し、後方からのビルドアップもそれなりにうまくいっていたと思う。課題の攻撃陣だが、エスクデロを先発で起用したが、エジミウソンとの連携が今一つ。この試合はFWの選手が無得点という状況で、結局課題を残したままになった。
そんな中、短い時間ながら高橋や原口といったユース世代の選手達を起用したことは、数年後を見据える上では貴重な経験になったと思う。だが、その上の世代の選手達も見たかったのは自分だけか。
微妙に消化不良気味だったレッズとは対象に、開幕を直前に控えたバイエルンの選手達の軽やかな動きがより目立った格好となった。
しかし収穫もある。この日使用されたボールはAFC公認の試合球で、9月からのACLでも使用される。今後実戦で使う場がないだけに、こういう舞台でボールの感触を得たのは大きかったと思う。
日程が厳しいとはいえ、海外のビッククラブを相手に毎年試合ができるのは、クラブの強みでもある。それゆえ今までそういう試合経験がなかった移籍組の梅崎や阿部がゴールをいう結果を出したのは、強い相手と試合ができることへの彼等自身の強い意欲だと思う。しかし逆に言うなら、この試合へ臨む選手間の意識の差が顕著に表れていたように思う。
さいたまシティカップももう6年目。当たり前のように日程が組まれるものの、選手達や観る側の興味が薄くなるなら、試合自体の質も下がる。
継続も大事だが、開催意義や日程も含めて、一度見直すのもありだと思う。
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