第4節 大分戦プレビュー
明日は久々のリーグ戦。アウェー“九州石油ドーム”に乗り込んで、大分トリニータと対戦する。
大分はリーグ戦は1勝1分1敗の勝点4で第9位。前節ホームで大宮相手に今シーズン初勝利を飾った。またその後行なわれたナビスコカップ予選リーグ2試合では、2戦2勝と合わせてここまで3連勝と波に乗ってきた。
今シーズンは若手有望株だった梅崎がグルノーブルへ移籍したものの、昨シーズン横浜FCで昇格に貢献したアウグストを獲得し、その穴は埋められた。そして先日A代表に初選出された松橋も調子が上がっている。また守備陣もここまでの3試合でわずか1失点と安定している。
一方のレッズは、直近の試合は10日前、先週水曜日のACLシドニーFC戦だった。開始早々から失点を重ね難しい試合だったが、後半同点に追いつき、アウェーで大きい勝点1を奪った。
試合ではネネや平川の怪我で3バックから4バックへ変更して、一応オプション的なものを見ることが出来た。特にDFに入った阿部のポジション適応能力はとても高く、追いついたボール捌きは目を見張るものがあった。
一方の攻撃陣もワシントンにマークが集中するものの、その一方で永井がここまで5試合で4得点と調子が上がっている。また中盤では長谷部の先発復帰が予想される。彼はボールを縦へ運べるだけに、攻撃のアクセントとしてとても期待したいところだ。
逆に相馬や平川の離脱で左サイドが手薄になり、小野だけではどうしても相手に攻め込まれる場面が大きい。特にシドニーFC戦ではそこを基点に終始攻め込まれていただけに、そのケアを大切にしたい。
明日は久々のリーグ戦。選手達もサポーターもキモチをリフレッシュして新たな闘いに望みたい。アウェー大分では、ここ2年勝点を上げることができず苦汁をなめてきた。あのドームでの独特の雰囲気が、選手達の動きを止めてしまっているようだ。
4月から5月にかけて試合日程が厳しくなってくる。弾みをつけ上へ進むために、明日も選手達と共に闘っていきたい。
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