ACL 決勝第2戦 セパハン戦プレビュー
【前回対戦 決勝第1戦(2007.11.7)】
(AFCHP)(浦和HP)
いよいよレッズの歴史を変える日がやってくる。明日はホーム埼玉スタジアムに、イランのセパハンをむかえ対戦する。
第1戦では、標高1,600mの高地でかつ極度に乾燥した厳しい環境の中、前半ロスタイムにポンテのゴールで先制。しかし後半開始早々にカリミのゴールで追いつかれた。その後、何度かチャンスはあったものの、選手達の体力があっという間に奪われ防戦一方だった。結果は1-1のドローだったが、貴重なアウェーでのゴールを奪い、無事日本に帰国した。
その後、レッズは日曜日にアウェーで川崎と対戦。ほぼ第1戦と同じメンバーで試合に臨み、1-1のドローに終わった。ここにきて怪我人が多くなり、選手達も極限の状態でプレーしているはずだ。それゆえ川崎戦のドローは致し方なし・・・という雰囲気だった。ただ簡単に負けなくなったのは強くなってきた証なのかもしれない。
3月から始まったACLグループリーグでは6試合で2勝4分、勝点10で突破というまさに薄氷を踏むような闘いだった。そして決勝トーナメントは連続で韓国のクラブとの対戦。いずれも安泰なゲームなどなかったアジアでの試合。
1戦1戦がまさに戦争・・・。それは、ヨーロッパクラブとの親善試合などとは程遠い、アジアのサッカーの奥深さにのめりこんだ9ヶ月間だった。
そんな広いアジアを舞台にした闘いは明日で終わる。満身創痍の選手達は、これ以上の力は発揮できないかもしれない。けれど俺達はもっともっとやれるはずだ。俺達のホームで最大限の力でチームを支える時がきた。
テンパってしまうかもしれないし、緊張感がより一層上がるかもしれない。でもそれでもいいじゃないか。愛するクラブを勝たせるために、明日は選手達と共に悔いのない闘いをしていくだけだ。
それが、2006年1月1日にアジアへの扉を開けてくれた”彼”との約束を果たすことになるのだから。
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