【ACL 準決勝第2戦 城南一和戦】
オフィシャルより
07.10.24
ACL準決勝・第2戦vs城南一和
AFCチャンピオンズリーグ・準決勝、第2戦
2007年10月24日(水)19:30・埼玉スタジアム
浦和レッズ2-2(前後半2-2 延長0-0)PK5-3 城南一和
得点:21分ワシントン、56分チェ・ソングッ、69分キム・ドンヒョン、73分長谷部
観衆数:51,651人
※決勝進出決定!!
【試合速報】
「俺達はまだ何も獲っていない」
時計の針はすでに22時を回っていた・・・。
レッズの5人目のキッカーとなる平川のシュートがゴールに突き刺さった瞬間、安堵の気持ちとアジアのファイナルステージへ上がれる想いが交錯して、体の震えと興奮がなかなか治まらなかった。
前半にワシントンが技ありのシュートで先制すると、城南は一気にギアを上げてレッズに襲い掛かってきた。やはり韓国Kリーグ王者はダテじゃない。体の強さと素早いボール回しで徐々にレッズは受身にまわざろうえなかった。
そんななかで失った2点。第1戦で奪ったアドバンテージは一気に消え去り、このままだと敗戦の憂き目になってしまう状況に陥った。
けれど、この日のレッズは違っていた。セットプレーから長谷部が押し込み同点。さらに90分で決めるために選手達は前へ前へゴールを狙いにいった。しかし90分間、そして延長30分間でも決着がつかず勝負はPK戦へもつれ込んだ。
そして迎えた歓喜の時・・・。
韓国王者に勝ったのはとても大きい事。そしてファイナルへ進んだのもとても大きい事だ。けれど、今は何も手にしていない。リーグ戦でも残り5試合。2位ガンバに勝点6差ではあるが、現段階ではまだ俺達は何も手にしていない・・・。
だからこそ勝利の喜びはほどほどにして、しっかりとキモチを切り替えて次の試合へ臨んでいくだけだ。本当の喜びは、まだまだ最後まで大事にとっておこう。
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