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2007.06.14

【A3第3戦 上海申花戦】

オフィシャルより

07.06.13
A3チャンピオンズカップ第3戦vs上海申花
2007年6月13日(水)18:00(日本時間19:00)キックオフ・山東スポーツセンタースタジアム
<試合結果>
浦和レッズ1-3(前半0-3)上海申花
得点:9分リカルド・ハミルトン、29分チャン・リージュン、38分リー・ガン、57分闘莉王
試合速報


「得たものを生かすために・・・」

結果から見ると惨敗。相手の高いプレッシャーに中盤でボールを次々と奪われ、前半だけで3失点を喫してしまった。後半リズムをつかんで1点を返すも、そこまでが精一杯。結局1勝2敗、3位という成績で初めての『A3』を終えた。

選手達のコメントからは、「いい経験になった・・・」、「次へつながる・・・」などという比較的前向きなコメントが聞こえた。しかしながら、それ以上にレッズにおける選手達の個々の力量の差を感じた3試合だった。

レッズは今季若手選手をJ2などへレンタルないし完全移籍を行い、30人というスリム化を図った。しかしそれはすべて高い能力の選手達が揃っていれば・・・という前提。

そしていざ開幕するとメンバーがある程度固定化してしまい、控えに甘んじてしまった選手達の能力が試合で発揮されることはあまりなかった。それが今回「A3」という舞台で起用されたが、スタメンの選手達を脅かすには程遠い結果になってしまった感がある。

控え選手はモチベーションの維持が難しい。それだけに起用のタイミングを逸すると、能力を発揮できる機会さえ失いかねない。今後のフロントや首脳陣のフォローがとても大切になってくるだろう。

失ったものがあるなら逆に得るものあった。それは達也と闘莉王の復帰である。

達也のドリブルはキモチが乗っていて、その勢いは見てるほうにも十分に伝わってくる。得点を挙げることはできなかったものの、あとは時間の問題だろう。今後のリーグ戦そしてACLを見据える上でも、貴重な戦力になると思う。そして闘莉王も怪我で長期間戦列を離れていたが、無事に3試合フル出場を果たした。


帰国するとすぐにリーグ戦がやってくる。今まで引き分けが多く苦しい試合が続いていたが、そこで負の流れを断ち切ってこそ、初めて大気汚染や完全アウェーという、ものものしい雰囲気で乗り越えた3試合の経験が生きてくる。

A3で得たものを生かすために、すべての選手達の奮起に期待したい。

(TV録画観戦)

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