代表ブランド
昨日の埼スタでのコロンビア戦。観客数は45,091人という入りでした。
キリンカップ、観客は4万5千人 やや持ち直す(朝日新聞)
5日に埼玉スタジアムであった日本―コロンビア戦の観客数は4万5091人だった。3日までの前売りは約3万6000枚だったが、やや持ち直した。日本―モンテネグロ戦は04年2月以来、3万人を割っていた。日本サッカー協会の川淵会長は「中村俊が出るとわかって数が増えたと思う。今日の試合は来れば良かったと思う試合だった」と語った。
前にも書きましたが、今回の観客減は元々の昨年からの代表バブルが弾けたのと、マッチメーキングの失敗だと思います。JFAサイドの過信といっても過言ではないでしょう。
そもそも金曜日という試合に適さない曜日でかつ、6月1日という月初めでしかも地方での開催ということを考えると、モンテネグロ戦での28,000人という動員はむしろよく入ったほう。
もちろん地方開催というのは、サッカーをそして日本代表を愛する人たちにとってA代表を観ることができる貴重な機会。今後を考えるとそれも必要でしょう。ただ今回はウィークデイにせざろう得なかったというのが、厳しい日程との裏表だったのかもしれません。
そして、黙っていてもA代表戦は完売御礼になるという事もなくなりました。今回川淵キャプテンの「中村俊輔が出て~」という発言は、逆にいうなら「国内組だけでは客が呼べない」と言っているようなもの。でもJリーグでアピールするからこその代表だけにこの発言はどうかと・・・。
以前キリンが(というか電通が・・・)、埼スタでのレッズ戦の写真を青に改ざんするということがありました。明らかに代表ブランドが迷走し過信に走りつつあるように思えます。本来ならどこかでブレーキがかかるような気もしますが、マスコミも含め1試合ごとに一喜一憂しているようでは、まだまだそれは難しいのかなぁ・・・と思ったりします。
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