« レッズ7戦士新潟へ | トップページ | 独占放送権と地域密着 »

2006.08.14

Jリーグ放映権を考える

今日はこんな記事から・・・。

スカパーに全試合放送権 Jリーグのテレビ中継(スポーツナビ)

 サッカーJリーグのテレビ放送で、CSのスカイパーフェクTV!(スカパー)が来年から5年間、1部(J1)2部(J2)全試合の放送権を獲得することが14日、明らかになった。スカパーの権利はCS部門の独占放送権で、地上波とBSで放送するNHK、東京放送(TBS)に対しても優先権を持つという。プロ野球の視聴率低迷など変革期のスポーツ放送の新たな動きとして注目されそうだ。
 関係者によると、15日のJリーグ理事会で承認される見込み。J1では毎節9試合のうち、優先権を持つスカパーが指定した何試合かはNHKとTBSが放送できなくなるという。優勝が懸かった好試合や人気カードが地上波やBSでは見ることができなくなる可能性もありそうだ。
 Jリーグは2002年から今年までNHKとTBS、CSの「J SPORTS」と契約。放送権料は3社合わせて年間約50億円だった。
 Jリーグによると、来年以降の契約交渉でNHKから放送権料の減額要求を受けた。このためJリーグは、スカパーに優先権付きの全試合放送権を与え、今年からJ2全試合を放送していた同社の放送権料を年間約20-30億円(推定)に増額。全体で約50億円の放送権料を維持するもようだ。
 来年のNHK、TBSの放送予定は未定だが、地上波とBSを合わせた放送試合数はかなり減るとみられる。NHKは「Jリーグと最終交渉中なので現段階ではコメントできない」(広報部)としている。


NHKとの交渉が難航している・・・という話は以前から聞いていました。でもなんとなく予想の範囲内の話だとは思っていました。

NHKとTBSで放映権を持っていたにしても、実状はBSなどの衛星波での中継。地上波の中継だと優勝がかかった試合かリーグ戦以外でのナビスコカップ決勝や天皇杯の準決勝や決勝、そして代表戦といったところでしょうか。

でも現状を見る限り、地上波での放映はかなり厳しいと思います。趣味の多様化によりテレビを視聴する人自体少なくなっている状況をみるとやむを得ない事なのかもしれません。

しかしJリーグが地域密着をうたうならば、まず地元放送局(例:関東圏ならテレ玉、MX、チバテレビ、TVK等)に優先的に売ってスカパーがそのフォローをする・・・という方法もどうなのかな~と思います。

でも大切なのはサポーターやファンにとって何が必要なのかという事。やはりアウェーの試合をリアルタイムで中継してほしいというのが切なる願いなのかもしれません。スカパーなら現在J2を全試合生中継している技術を生かして、全ての試合を生中継できる可能性はありますからね~。

|

« レッズ7戦士新潟へ | トップページ | 独占放送権と地域密着 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Jリーグ放映権を考える:

« レッズ7戦士新潟へ | トップページ | 独占放送権と地域密着 »