2017.12.12

FCWC 5位決定戦 ウィダード・カサブランカ戦プレビュー

会場:ハッザ・ビン・ザイード・スタジアム@UAE
キックオフ 23:00(日本時間)

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、マウリシオ、阿部、森脇
MF:青木、ラファエルシルバ、長澤、柏木、梅崎
FW:ズラタン

【展望】
初戦が終わってから中2日。場所をアブダビからアルアインに移し、日本時間の今夜にアフリカ王者モロッコのウィダード・カサブランカと5位を懸けて対戦する。

カサブランカは初戦は北中米王者のパチューカと対戦。

終始試合を優位に進めるもののゴールを決めきれない。後半24分に退場者を出したものの、なんとか前後半90分間凌ぎきり延長戦に突入する。しかし延長後半7分、パチューカのグスマンにゴールを決められ万事休す。結局0-1で敗れ5位決定戦に回る事となった。

一方のレッズは、開催国王者UAEのアルジャジーラと対戦。

序盤からボールを支配し、得点のチャンスを探るも、相手の5バックとカウンターを恐れ、なかなかボールを縦へ入れる事ができず時間だけが過ぎ前半をスコアレスで折り返す。後半に入ってもその流れは変わらなかったが、後半7分にパスミスからカウンターを浴び、最後はマブフートに決められ先制を許してしまう。

窮地に陥ったレッズは後半22分から立て続けに高木、森脇、ズラタンを投入するも、先制後さらに守備に人数を増やし応戦する相手を打ち破れず疲労も重なりパスも繋がらず結局0-1で敗戦を喫し、アジア王者のさらなる夢は初戦で消えてしまった。

敗戦についてはいろいろ要因があろうが、終わってしまった事ゆえ悔やんでも何も戻らない。むしろ今シーズンラストゲームとなるカサブランカ戦に切り替える事が大切だ。

中2日、さらにUAE国内での長距離移動とそのハンデは大きいがそれは相手も同じ。むしろ初めての対戦となる大陸王者に打ち勝ってその権威とプライドを少しでも取り戻してほしい。

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2017.12.09

FCWC Match3 アルジャジーラ戦プレビュー

会場:ザイード・スポーツシティ・スタジアム@UAE
キックオフ 01:15(日本時間)

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、マウリシオ、阿部、遠藤
MF:青木、武藤、長澤、柏木、ラファエルシルバ
FW:興梠

【展望】
アジア王者として10年ぶりにクラブワールドカップに挑むことになったレッズ。舞台を再び中東に移し、日本時間の明日未明初戦に開催国王者のアルジャジーラと対戦する。

アルジャジーラは現地時間6日に開幕戦でオセアニア王者のオークランドシティと対戦。前半38分に先制するも、終始相手に押される展開。GKハセイフの好セーブもあり1-0で勝利し勝ち上がった。

一方のレッズは先週土曜日にリーグ戦終戦で埼スタで横浜F・マリノスをむかえて対戦。

前半こそ優位に試合を進めゴール前でチャンスを作るも決めきれず、逆に後半にバイタルを空けてしまった所に前田に決められてしまう。以降は相手の守備力が発揮され、ゴールを奪えず結局0-1で敗戦。ACLの優勝こそあったものの、リーグ戦3連敗で終えた。

チームは5日からUAEへ移動。1ヶ月で2度も中東遠征という厳しい日程であるものの、そのプレシャーたるものACLのときは異なりリラックスして現地入りした様子である。

試合の舞台はアブダビ。なおかつ今回の会場となるスタジアムはアルジャジーラのホーム。アジア王者といえどレッズにとっては、アルヒラル戦に続いての厳しいアウェーでの試合となる。戦力としてはアルヒラルには劣るものの、彼等の独特のプレーセンスは実戦で分かっているだけに決して侮ることはできない。

この試合に勝てばもちろんレアルと試合ができるというのもあるが、あと2試合世界最高峰の舞台で試合ができる。アジア王者のプライド以上に浦和のプライドを胸にまずはしっかり集中して初戦を闘ってほしい。

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2017.12.01

第34節 横浜FM戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ 14:00

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、マウリシオ、阿部、遠藤
MF:青木、高木、矢島、武藤、ズラタン
FW:興梠

【展望】
いよいよリーグ戦最終節。明日はホーム埼玉スタジアムに横浜F・マリノスをむかえ対戦する。

横浜は、現在16勝8分9敗の第6位。前節はアウェーで仙台と対戦。

開始早々の5分に天野のFKからゴールで先制点を奪うも、19分にCKから失点。さらに28分にFKから決められ逆転を許してしまう。後半に入り一進一退の攻防が続くも、終了間際の88分。CKからの相手のオウンゴールを誘い同点。土壇場で追いつき勝点1を奪ったものの、ACL争いから後退。4位さえも厳しい結果となった。

そしてこの試合、天野、喜田が警告を受け、明日はマルティノスと共に出場停止。厳しい台所事情のまま最終戦を迎える。しかい攻撃の軸となるウーゴオリヴェイラやバブンスキーなど多彩な能力を持つ選手が控えており、油断は禁物だ。さらに敵将モンバエルツ監督が契約満了という事もあり、この先の天皇杯を見据え、1つの区切りとして有終の美を飾りたいところであろう。

一方のレッズは前節はACLの影響で水曜日に開催。川崎を埼スタにむかえ対戦した。

勝たなければいけないというプレッシャーの中、川崎の選手達は動きが硬かったように見えたが、14分に自分達のミスを起点に小林に決められてしまい、逆に優位に進められてしまう。

レッズも疲労を考慮してかスタメンを半分変えて臨み、菊池や遠藤は初めてのポジションに戸惑いも見られたが、試合勘に慣れてくるとチャンスも生まれてきたものの、ズラタンを中心とした前線がなかなか機能せず、パス回しも単調でなかなかフィニッシュに繋げる事ができなかった。

最後は槙野や柏木を投入し打開を図るもゴールが遠く、結局0-1で敗戦。ACL躍進の陰で再び連敗を喫し勝点を積み上げられなかった。

レッズもリーグ戦のあとはクラブワールドカップが控えているが、日程が十分なため怪我人を除いてはベストメンバーで臨めるはずだ。ただその中でも控え選手達にとっては、アピールできる貴重な場だけに、しっかり結果を残したいところであろう。

今シーズンは中東の地が最終戦となるゆえ、明日が選手達を直に観られる最後の機会だ。最高の雰囲気でサポートして勝点3を手土産にUAEへ送り出したい。

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2017.11.28

第33節 川崎F戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ 19:30

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:宇賀神、マウリシオ、那須、森脇
MF:遠藤、高木、矢島、武藤、梅崎
FW:ズラタン

【展望】
ACL決勝戦進出の影響でミッドウィーク開催となる第33節。明日はホーム埼玉スタジアムに川崎フロンターレを迎えて対戦する。

川崎は、現在19勝9分4敗の勝点66で第2位。前節は18日にホームにG大阪をむかえ対戦。相手の粘り強い守備、特にGK東口の好セーブになかなかゴールを割れずに苦慮していたが、82分にCKからの流れでエウシーニョがゴールを決めて先制。この1点を守りきり勝点3を積み上げた。

優勝争いは鹿島と川崎の2チームのみ。すでに首位鹿島は33節を消化し勝点71まで伸ばした。勝点5差で明日を迎える事となる。

一方のレッズは、土曜日はACL決勝の第2戦。アルヒラルを相手になかなかパスが繋がらず難しい試合であったが、終了間際のラファエルシルバのゴールが決勝点となり、10年ぶりのアジア制覇となった。

歓喜の日から中3日で、まだその余韻が残っている状況。横浜FM戦、CWCを見据えどういう選手起用をしてくるか気になる所。もちろん激戦を闘い抜いた後であろうから控え選手達の出場も十分考えらえるが、得点王を狙う興梠の出場も疲労回復次第で可能性もある。

モチベーションの面からいえば、やはり川崎の方が上。彼等は引き分けでも優勝が鹿島に決まってしまうゆえ、勝つことで鹿島にプレッシャーを与えなければならず、おそらく開始から波状のごとく攻めてくると思われる。

レッズとしてはその勢いをしっかり見定め自分達のペースに持ち込めるかが鍵になる。アジアに対して素晴らしい守備を見せたとしても、Jではなかなか通用しないというのは選手達が一番分かっている事。むしろ相手が勝ちにこだわり過ぎて、時間の経過とともに焦りを見せ始めたら勝負所となるだろう。

厳しい日程が続いている今こそ控え選手達のはチャンスになる。CWCや来シーズンを見据えて、起用された選手達はしっかりアピールし結果を残してほしい。

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2017.11.24

ACL 決勝第2戦 アルヒラル戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ 19:15

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、マウリシオ、阿部、遠藤
MF:青木、武藤、柏木、長澤、ラファエルシルバ
FW:興梠

【展望】
来たるべき日。明日はホーム埼玉スタジアムにアルヒラルを迎えての決勝第2戦となる。

第1戦では開始早々の7分にラファエルシルバがゴールを奪うも、37分に相手エースのハルビンに決められ同点。その後は相手に押し込まれる時間帯が続くも、なんとか踏ん張りアウェーの地で1-1のドロー。貴重なアウェーゴールを奪い帰国した。

アルヒラルは前半負傷交代したカルロスエドゥワルドが欠場。攻撃の軸を失うも個に長けた選手が多く控えており油断は禁物だ。その一方レッズは、自陣左サイドが穴と見られ執拗に攻め込まれたことを鑑み、マウリシオの復帰とあわせ槙野を本来の左サイドに戻し、守備の立て直しを図る。

相手の脅威もあるが、それは準決勝と同様の形。おそらくギアを抑えつつも、攻撃的に仕掛けてくるものと思われる。その中で長澤と柏木、さらに青木の3人のトライアングルでボールを回せるかどうかが、相手の守備を崩すポイントになってくると思われる。

組織的とは言われながらも、焦るとラフプレーやシミュレーションに走りがちなアルヒラルに対し、執拗な接触プレーは場合によっては命取りになる。相手は点を奪わないと優位に立てないことから、ガツガツと当たってくるだろう。選手間の間合いをしっかり確認し、軽率なプレーやボールロストは避けたいところである。

昨シーズン、同様なシチュエーションでタイトルを奪われてから早1年。大会は違えど再びその舞台が埼スタに戻ってきた。悔し涙と共にチームは苦しみそして仲間を失い、もがきながらもここまで這い上がってきた。

第1戦同様、苦しい時間帯が続くだろう。もうそれは重々承知。しかし埼スタにはそれを凌駕するだけの勢いとクラブを支える自分達が付いている。共に信じて最後の試合を思いっきり楽しんで最高の結果を得たい。

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2017.11.18

ACL 決勝第1戦 アルヒラル戦プレビュー

アウェー:キングファハドインターナショナルスタジアム@サウジアラビア
キックオフ 01:15(日本時間)

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:宇賀神、槙野、阿部、遠藤
MF:青木、武藤、柏木、長澤、ラファエルシルバ
FW:興梠

【展望】
レッズにとって10年ぶりのACL決勝。ようやくこの舞台に戻ってきた。日本時間の明日未明、アウェーサウジアラビアに乗り込み、アルヒラルと対戦する。

西の王者にふさわしく、グループステージとノックアウトステージを無敗で勝ち上がってきた。また選手層も大半がサウジアラビア代表とまさしく国を代表するクラブと位置づけられている。

レッズは5日の鹿島戦終了後、代表組は欧州遠征。残った選手達は大原でそれぞれ調整。そして14日から合宿拠点となるUAEで調整。16日に共に決戦の地リヤドに入った。

第1戦はマウリシオが累積警告による出場停止。屈強かつスピードのある相手に対し、まずは守りに徹することが大事である。CBには阿部を基本として槙野か遠藤の組み合わせが考えられる。特に槙野は代表で2試合連続フル出場を果たしており、移動も伴い疲労が気になるが実績を考慮するならば十分CBでも通用できると思う。

また前線はこちらも代表抜擢でブレイクした長澤と柏木で攻撃の組み立てを期待したいが、両サイドを担う武藤とラファエルシルバがポジションにフィットしていない印象が強く、彼等との連携がポイントになろうかと思う。もちろん守備重視となるだけに攻守の切り替えも大事になってくる。

中東でのアウェーはまさしく10年ぶり。しかし当時対戦したセパハンとは規模の違う雰囲気となる。これまで中国や韓国で培ってきた厳しい経験を生かすにはもってこいの舞台といっても過言ではない。

第2戦を見据えながらも、我慢を強いる時間帯も多くなるだろう。しかしチャンスは必ず生まれるはずだ。大きなアドバンテージを携えて帰国できる事を切に願いたい。

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2017.11.04

第32節 鹿島戦プレビュー

アウェー:県立カシマサッカースタジアム
キックオフ 14:00

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、阿部、マウリシオ、遠藤
MF:青木、武藤、長澤、柏木、ラファエルシルバ
FW:興梠

【展望】
ACL決勝戦の日程に伴い、今節は2週間前倒しされる変則開催。明日はアウェーカシマスタジアムへのりこみ、鹿島アントラーズと対戦する。

鹿島は現在、22勝1分8敗の勝点67で首位。前節はアウェーで札幌と対戦。

立ち上がりからゴール前へ迫るも、ホームの声援を後押しに必死に壁を作る札幌守備陣に対してなかなか得点を奪えずスコアレスで前半を折り返す。しかし後半開始直後に金崎の巧みなボールキープから三竿健斗がゴールを決めて先制。

60分にCKから兵藤に決められ同点に追いつかれてしまうが、その10分後に裏に抜け出した金崎が右脚アウトサイドからの絶妙なシュートを決めて勝ち越し。結局これが決勝点となり、2-1で勝利し着実に勝点3を積み上げた。

一方のレッズは前節はアウェーで広島と対戦。マウリシオをベンチスタートし、槙野と阿部がCBを形成。ACL第1戦を見据えた起用で降格圏内の広島に立ち向かう事になった。

双方安易なミスは冒したくないという懸念から、やや落ち着いた立ち上がり。しかし時間が経つと逆に相手が閉めた鍵になかなか縦パスを入れる事ができず攻撃に糸口がなかなか見いだせなくなってしまった。

前半をスコアレスで折り返し、ようやくゴールが生まれたのが61分。青木のロングパスを起点に遠藤がタッチラインギリギリでクロスを上げると、フリーで相手DFを抜け出した長澤が強烈なボレーシュートを決めて先制。ようやく流れを引き寄せる事ができた。

以降は次々と攻撃的な選手を投入してくる広島に対し、何度か肝を冷やす場面もあったがしっかり切りぬけ1-0で勝利。久々の完封勝利で勝点3を持ち帰ることができた。

リーグ戦では首位と7位で大きな差が開いてしまったが、ACL制覇を控える直前であってもやはり鹿島にはすんなりと負けたくない。特に昨シーズンのCSから引きずってるわけではないだろうが、明けた今シーズンは公式戦3戦3敗と叩かれっぱなしだ。

勝負強い強敵を叩いてこそさらに勢いが増すはず。ACLを見据えた選手起用も考えられるが、まずは起用される選手達のモチベーションに期待したい。

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2017.10.28

第31節 広島戦プレビュー

アウェー:エディオンスタジアム広島
キックオフ 16:00

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、阿部、マウリシオ、森脇
MF:青木、武藤、矢島、柏木、ラファエルシルバ
FW:興梠

【展望】
リーグ戦も残り4試合。明日はアウェー広島にのりこみ、サンフレッチェ広島と対戦する。

広島は現在、6勝9分15敗の勝点27で第16位。前節はホームに川崎をむかえ対戦。

序盤から主導権を握ったのは川崎。サイドから揺さぶりを懸けてくる相手に対し防戦一方。40分にセットプレーからGKがキャッチミスしたところに詰められて失点。さらにATにも中盤の広大なスペースから三好に決められて追加点を許し、前半を折り返す。

後半に入ると広島もサイドを起点にゴール前でチャンスを作るも決めきれず徐々にパワーダウン。終了間際の85分に小林が決めてダメ押し。結局0-3で敗れ降格圏脱出はならなかった。

一方のレッズは前節はホームでガンバ大阪をむかえて対戦。

台風が接近し風雨強まる中で試合となったが、お互いにパスサッカーを展開しながら決め手を欠きスコアレスで前半を折り返す。しかし後半に入ると様相一変。開始5分のラファエルシルバのゴールを皮切りに、レッズが奪ってはガンバが追いつくという流れ。

73分に興梠のゴールで三度勝ち越し、いよいよ試合をクローズさせるところであったが、ATにCKから呉屋に決められ万事休す。結局3-3の引き分けに終わった。上海戦から中3日と厳しい日程ではあるものの、ACL圏内となる3位又は4位を狙うには痛すぎるドローゲームだった。

広島は前半戦の不振から7月のレッズ戦後に森保前監督を解任。後任に選手としても活躍していたヤンヨンソン氏を招聘し、チームの立て直しを託された。当時は17位と低迷。15位に勝点5差離れていたが、元ガンバのパトリックの補強など中断以降はリーグ戦では4勝4分4敗。勝点16を積み上げ一時は降格圏から脱するも、ここ3試合は1分2敗と勝利から見放されても16位に踏みとどまり15位に勝点1差と接戦となっている。

双方ミシャサッカーが原点。しかし今は指揮官が代わりそこからの脱却を図るため、システムを変えてきた。それゆえこれまで展開してきたいわゆる“嵌るサッカー”からは遠くなるかもしれない。

降格圏脱出へのモチベーションは相手がどこであれ、ホーム開催ゆえボルテージが高くなる。しかも相手が浦和ならなおさらだ。その苦しみは自分達も経験しているゆえ、どう戦うべきかよくわかる。

レッズとしては相手から強いプレッシャーを受ける立場。これまで降格圏クラブとの対戦は相手の圧力に屈し辛酸を舐めてきた。いわば中位の立場としてそのモチベーションを地力で跳ね返すことができるか…。いわば自分達の闘いと言っても過言ではないだろう。

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2017.10.21

第30節 G大阪戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ 17:00

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、遠藤、マウリシオ、森脇
MF:阿部、高木、矢島、柏木、ラファエルシルバ
FW:興梠

【展望】
ACLの激戦から中3日。明日はホーム埼スタにガンバ大阪をむかえ対戦する。

ガンバ大阪は現在、11勝7分11敗の勝点40で第10位。

前節はホームで新潟と対戦。降格崖っぷちの相手に対し、前半から押される展開が続きなかなか流れを引き寄せられずにスコアレスで折り返す。

後半途中から立て続けに選手交代で打開を図るも、67分にゴール前のこぼれ玉を拾われる形で先制を許してしまう。その後も赤平を投入し、さらに攻撃の活性化を促すものの、残留へ強い意欲を示す新潟のゴールを割れず結局0-1で敗戦。これでリーグ戦は3連敗。公式戦としては7試合勝利から遠ざかってしまった。

一方のレッズは直前はホームでACL準決勝。上海上港をむかえ対戦。

0-0の引き分けでもいいという状況で、やはりレッズが目指したのは勝利という流れの中、まずは守備の意識を徹底。前半11分にCKからラファエルシルバがゴールを決めて先制すると、相手の強力攻撃陣に対し、今まで以上に体を張って最後まで仕事をさせずそのまま逃げ切り。結局1-0で勝利し、10年ぶりの決勝進出を果たした。

リーグ戦とACLではやはりその闘い方が異なる。国内相手では敵将たちもしっかり相手を研究し、ウィークポイントを執拗に攻められてしまう。特に今シーズンは大量得点の恩恵からか、決定的な対策を打たぬままここまでズルズルと失点を積み重ねてきてしまった。

しかし、失点シーンを振り返ると、崩された場面は少なくむしろ選手個々のミスが起点となるものが多い。執拗なプレスに自信を失い、それが悪循環に繋がっており、それがなかなか改善できないのにやきもきしてしまう。

もちろん目標はタイトルであり、それに一番近いのはACLだ。しかしリーグ戦も優勝こそ可能性はなくなったが、4位以内という可能性はまだ残っている。ACLに比重がかかってしまうのは致し方ないが、そこへの布石は3試合ある。その中で選手達がしのぎを削り結果を残すことで、ACLへ弾みがつくはずだ。

周囲が盛り上がる中で切り替えるのが難しいかもしれないが、まずは目の前の相手に対ししっかり対峙し勝点3を積み上げて、ホーム3連戦の最後を締めくくってほしい。

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2017.10.17

ACL 準決勝第2戦 上海上港戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ 19:30

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、阿部、マウリシオ、遠藤
MF:長澤、高木、柏木、武藤、ラファエルシルバ
FW:興梠

【展望】
2008年以降9年ぶりの日本勢決勝進出を懸けて、明日埼玉スタジアムに上海上港をむかえての準決勝第2戦となる。

上海は直近の試合は、土曜日に中国スーパーリーグで最下位の遼寧宏運とアウェーで対戦。フッキ、オスカルら主力を温存して臨み、ウーレイが2ゴールをあげたものの、結局3-3の引き分けに終わった。

一方のレッズは土曜日にホーム埼スタに神戸をむかえ対戦。

開始早々の4分にゴールキックにDFの背後を縫って小川が抜け出し、西川との1対1を冷静に沈められ失点。しかし19分に宇賀神のシュートに矢島が反応し同点に追いついた。

ただそこからは一長一短。この日はズラタンを右サイドハーフに起用。ボールをキープでき新たな攻撃への布石となったが、神戸の分厚い敷く守備網に手を焼く結果となり、結局1-1の引き分けに終わった。

明日は中3日とはいえど、ホーム埼スタでの連戦ゆえ移動がないのは大きい。上海は第1戦に出場できなかった主力3人が復帰予定。GSでは埼スタで惜敗を喫しているだけに厚みを増しての巻き返しに必死であろう。

レッズとしては0-0でも勝ち抜け…という状況であるが、それを狙えるほど上手くない。やはり勝利を目指すため攻守に連動が欲しいところだ。

リーグ戦では相手の厳しく研究し尽くされ、徹底マークに苦しみ結果が出ていない現状。しかしACLでは毎試合劣勢に立たされつつもその厳しさを埼スタで跳ね返してきた。残りの90分間、難しい試合が予想されるが、しっかり集中してまさしく総力戦でファイナルへのチケットを掴んでほしい。

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