2016.12.02

チャンピオンシップ決勝第2戦 鹿島戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ 19:30

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、遠藤、森脇
MF:宇賀神、阿部、柏木、関根、高木、武藤
FW:興梠

【展望】
第1戦の歓喜から中3日。明日は埼スタへ舞台を移し、勝負の第2戦をむかえる。

アウェーでの第1戦は、双方失点を恐れてか慎重な立ち上がり。その中でも徐々に攻勢を強めていくレッズであったが、フィニッシュまでは至らずスコアレスで折り返す。

後半に入り興梠がPKを獲得。これを阿部がしっかり決めて先制すると、鹿島は柴崎を投入して中盤から積極的にボールを動かし徐々に押し込まれる時間帯が多くなり、何度となくゴール前を脅かされた。

しかし何とか守りきり、まずは1勝。貴重なアウェーゴールと共にアドバンテージを引っ提げて埼スタへ帰還となった。

鹿島はアウェーゴールルールの関係で最悪1点失っても2点以上奪えばタイトルが転がり込むだけに、ハイリスクで攻めてくるであろうし、PA内での駆け引きもそうだが、果敢にプレスと掛けてレッズのミスを誘い、ボールを奪いに来るであろう。

おそらく昨日の非公開練習はそういう意図もあったであろうし、勝負強い鹿島であるゆえ、自分達のスタイルを堅持しつつも、攻撃一辺倒に変化を加えられるか敵将にとっては簡単ではないだろう。

一方のレッズは、勝ちか引き分け、あるいは0-1までの敗戦であればタイトルを獲得できるが、そう思い通りには事は繋がらない。ミスをなるべく減らし、失点をしないというのがもっともであろうが、まず1点を奪って優位性を保ち、90分間やり過ごしたいところであろう。

どうしてもスタジアムの雰囲気で気負ってしまう部分があるかもしれない。しかし冷静に自分達を見失わなければ、必ずや結果がついてくるであろう。

何が起こるか分からないが、最後の最後まで選手達を信じたい。

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2016.11.28

チャンピオンシップ決勝第1戦 鹿島戦プレビュー

アウェー:カシマサッカースタジアム
キックオフ 19:25

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、遠藤、森脇
MF:宇賀神、阿部、柏木、関根、高木、武藤
FW:興梠

【展望】
いよいよ頂点を懸けた闘い。最後の180分間となるチャンピオンシップがはじまる。まずはアウェーカシマスタジアムでの第1戦となる。

鹿島は5日前の23日に準決勝で川崎とアウェー等々力で対戦。勝つしかない状況において、若干引き気味だった相手に苦慮するも、小笠原や永木を中心とした中盤がしっかり相手の攻撃の芽を摘み、攻撃の糸口を探っていた。

ようやくチャンスが巡ってきたのが、後半開始早々の50分。山本のクロスに反応し、金崎が頭で決めて先制。ようやく均衡を破った。ここから一気に試合が動き川崎は1点を取らなければならない状況になったが、昌子を中心としたDF陣がしっかり中央を締めて対応。怒涛の攻撃を跳ね返し1-0で勝利し、浦和への挑戦権を獲得した。

一方のレッズは直近の公式戦は12日の天皇杯川崎戦。PK戦までもつれ込んで敗れたものの、長期間の休息を経て大学生との練習試合をここまで2試合こなして調整してきた。その甲斐あってか、ほぼベストメンバーで試合に臨める状況が整いそうだ。

やはり懸念材料となるのは実戦感覚であり、鹿島は中5日。レッズは中16日となる。

レッズにはここぞという時、試合入りが悪いという癖が見える事もあり、それをどう解消させるかがポイントとなる。
勢いがあるのは鹿島なのであるが、かといって絶好調かというと、そこまで復調していないのが向こうのウィークポイントとなる。

やはり2ndステージの不調はまだまだで、ようやく天皇杯、CS準決勝と勝利し、ようやくの急仕上げ感が見え隠れする。しかし勝負所に強い鹿島というイメージもあり、一発勝負ほど怖いものはない。それが自分達が一番よく知っている。

今回はH&Aでいずれも延長戦がないというレギュレーション。成績上位のレッズが優位な立場ではあるが、アウェーゴールというルールもあるこれこそ展開によっては大きく結果に左右される。

1点を争う厳しい試合が予想されるが、中途半端な立ち上がりこそ禁物。リーグ戦とは異なる異様な雰囲気が予想される中、まずは集中して試合に入ってほしいと思う。

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2016.11.11

第96回天皇杯4回戦 川崎F戦プレビュー

開催:等々力陸上競技場
キックオフ 19:00

【浦和予想スタメン】
GK:大谷
DF:宇賀神、遠藤、森脇
MF:関根、阿部、柏木、駒井、李、武藤
FW:ズラタン

【展望】
レギュラーシーズンでのリーグ戦が幕を閉じ、CSまでしばし間が空く中で、明日は天皇杯4回戦。等々力で川崎フロンターレと対戦する。

川崎はリーグ戦での年間成績は、22勝6分6敗の勝点72で2位と、最後までレッズと年間勝点1位を争った。

最終節ではホームでガンバ大阪と対戦。前半から攻めの姿勢でガンバゴールを襲い、早々に2得点を先取。そのまま川崎が主導権を握ると思われていたが、後半に入ると様相一変。65分に藤春のゴールが決まると、直後に井手口が決めて一気に同点。さらに76分にアデミウソンのミドルシュートが決まり逆転と一気に試合をひっくり返される。川崎も反撃を試みるも力及ばず痛恨の敗戦を喫した。

一方のレッズは、最終節は横浜FMと対戦。前半は分厚い守備を敷く相手に対して、なかなかゴールを割れず前半をスコアレスで折り返すと、選手達の耳に川崎が勝っていた情報が入ったようで、後半に入っても怒涛の攻撃。66分の柏木のゴールは、GKが弾いたボールを押し込んだものであったが、そこに至る過程がダイレクトパスで相手を崩した理想的な形で先制点を奪った。

しかし85分に中盤でパスを奪われてから、カウンターでマルティノスにゴールを決められ同点。結局1-1の引き分けに終わったが、川崎の敗戦により年間勝点1位が決まった。

明日は川崎は怪我で小林、レッズは代表で西川、槙野が欠ける。月末に対戦する可能性があるCS決勝へ向けて、ある意味“前哨戦”という位置付けもあるのかもしれないが、天皇杯もACLへの直結した大事なタイトルであり、現状のメンバー、とりわけ控えメンバーがどれだけ相手に対峙できるか注目である。

また天皇杯はリーグ戦と異なるボールを使用する。川崎はすでに2回戦以降使用していることもあり、いわゆる「ボール慣れ」を経験しているが、レッズにとってはまず久々となる等々力のピッチもそうだが、ボールの感触に慣れながらの試合運びになってくるだろうと思われる。

双方の思惑がめぐりめぐる試合になるだろうが、一戦必勝の想いでまずは初戦を突破してほしい。

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2016.11.02

2ndステージ第17節 横浜FM戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ 13:30

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、遠藤、森脇
MF:関根、阿部、柏木、駒井、高木、武藤
FW:興梠

【展望】
まだ11月に入ったばかりだというのにリーグ戦最終節。明日はホーム埼スタに横浜F・マリノスをむかえ対戦する。

横浜は現在、2ndステージでは7勝7分2敗の勝点28で第6位。年間では、13勝11分9敗の勝点50で第9位である。

前節はアウェーで鳥栖と対戦。前半からペースがつかめず今シーズン限りでチームを離れる金民友に決められ先制を許すと、後半も開始早々の52分に富山にも決められ2点のビハインドとなる。

しかし、そのわずか3分後にセットプレーから中澤が決めて1点差。さらに69分に齋藤が得意のドリブルの形からゴールを奪い、一気に同点に追いついた。その後はオープンな展開になるも決勝点が決められず、2-2のドローに終わった。

公式戦5試合負けなしであるものの、4試合連続でのドローに勝ちきれない印象が強い。

一方のレッズは前節はアウェーで磐田と対戦。

残留と優勝という双璧な状況にある中で、試合を終始支配したのはレッズ。しかし中央を固める相手に対し、左右にボールを散らすもフィニッシュまでには至らず、前半をスコアレスで折り返す。

後半に入ると磐田がジェイを中心に攻撃を展開。押し込まれる状況が続くもDF陣が踏ん張りゴールを割らせず、逆に72分にカウンターを起点に駒井のクロスから武藤が合わせて先制。結局のこの1点を守りきり勝利。2ndステージ優勝という名誉以上に年間勝点1位へ向け弾みをつけた勝点3となった。

明日は最終節でありながら、およそ3週間後のCSを見据え年間勝点1位を懸けた試合となる。これまでも選手達は言葉を揃えて、年間優勝と共に勝点1位にこだわってきた。34試合というリーグ戦だからこそ称えられる勝点1位。それを目指すのは当然である。

ルヴァンカップ決勝以来となる埼スタでの試合。それだけに一番怖いのは「己の敵は己」という事。これまで培ってきた自信と誇りを胸にリーグ最終戦に臨んでほしい。

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2016.10.28

2ndステージ第16節 磐田戦プレビュー

アウェー:エコパスタジアム
キックオフ 14:00

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、遠藤、森脇
MF:関根、阿部、柏木、駒井、高木、武藤
FW:興梠

【展望】
いよいよレギュラーシーズンも残り2試合。明日も前節に引き続きアウェーゲーム。エコパスタジアムにのりこみジュビロ磐田と対戦する。

磐田は現在、2ndステージでは1勝7分7敗の勝点10で第16位。年間では7勝12分13敗の勝点33で第13位である。前節はアウェーで名古屋と対戦。目下残留争いの近隣ライバルとの直接対決という事で、白熱した試合となった。

前半は名古屋が終始試合を支配するなかで、終了間際に磯村がPKを獲得。それをシモビッチが決めて先制し折り返す。しかし後半開始早々の47分に太田のクロスをジェイが決めて同点。その後はお互いオープンな展開でチャンスを作るも決めきれず1-1の引き分け。磐田はこの試合でのJ1残留を確定できず、今節まで持ち越しとなった。

一方のレッズは前節はアウェーで新潟と対戦。

残留と優勝という双璧する中での試合は、開始早々に遠藤のロングフィードから興梠が決めて先制。しかし森脇のパスミスからすぐさま同点に追いつかれると、その後は新潟に押される展開が続き、前半を折り返す。

後半も勢いは相手にあったが時間が経つごとに脚が止まると、双方ビックチャンスを迎える事もあった。しかし決めきったのはレッズ。90分に関根のクロスから中央に入った李がつぶれ気味でスルーし、フリーだった興梠が振り抜いてゴール。最後の最後でのチャンスを掴んで勝ち越し、2-1で勝利した。

明日もレッズにとっては残留争い渦中のチームとの対戦。とても難しい試合が予想される。

しかし磐田は勝点的には一番優位な立場におり、無理にも勝点3を狙いに行く姿勢というよりは、まずは失点しないという傾向が見えてくる。

もちろん攻撃的なキーマンとしてアダイウトンやジェイがいるが、彼らは1人でも突破できる力があるゆえ、DF陣にとっては厳しき相手。周囲との綿密な連携がとても大事になってくるだろう。1stではパスミスから失点を喫しているだけに細心の注意を払いたい。

当面の目標である年間勝点1位まであと2勝。プレッシャーもあるだろうが、これまでの自信を誇りにアウェーの地ながらも勝点3を奪い持ち帰ってほしい。

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2016.10.21

2ndステージ第15節 新潟戦プレビュー

アウェー:デンカビッグスワンスタジアム
キックオフ 14:00

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、遠藤、森脇
MF:関根、阿部、柏木、駒井、高木、武藤
FW:興梠

【展望】
ルヴァンカップの栄冠から1週間。明日から久々にJリーグが再開。アウェーにのりこみ、アルビレックス新潟と対戦する。

新潟は現在、4勝0分10敗の勝点12で第14位。年間では8勝6分17敗の勝点30でこちらも第14位である。前節はアウェーで磐田と対戦。勝点が伸び悩み吉田前監督を解任。監督交代後初戦という事で、勝点を奪うべく開始から果敢にボールに喰らいつき試合の主導権を握る。

22分、加藤が得たPKをレオシルバが決めて先制。しかし38分にFKからジェイに決められ同点をされて前半を折り返す。後半も一進一退の状況であったが、終了間際の89分に左サイドからのクロスに山崎が頭でたたき込み勝ち越し。結局これが決勝点となって2-1で勝利。リーグ戦の連敗を4で止め、年間順位も浮上した。

一方のレッズは、前試合はルヴァンカップ決勝戦でガンバ大阪と対戦。

前半、不用意な形からボールを奪われ先制点を許すも、後半CKから李が決めて同点。90分、さらに延長戦でも決着がつかずPK戦にもつれ込むも、GK西川がしっかり1本止め、レッズは5人全員が決めて、5-4で勝利。Jリーグカップとしては13年ぶり2度目のカップウィナーに輝いた。

しかし、その代償は大きく宇賀神が途中で負傷交代。またその他の選手達もフル出場で疲労困憊しており、まずはその回復に1週間を費やした。

新潟は、中断期間を利用して群馬県嬬恋で1週間ミニキャンプを敢行。片渕新監督の下、前監督が築いたスタイルを踏襲しつつも、新潟の十八番でもある堅守速攻をさらに磨き、残留への3連戦へ臨むことになる。

レッズしては、1つタイトルを獲った事での油断が肝となる。もちろん頭では理解していても、実際にカラダが反応できるかどうかであろう。

相手は残留を懸けて果敢に挑んでくる。おそらくレッズのウィークポイントも叩き込まれているはずだ。それだけに不用意なミスは禁物であり、残留を願うアウェーの雰囲気に飲み込まれないよう90分間集中して臨んでほしい。

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2016.10.14

ルヴァンカップ決勝 G大阪戦プレビュー

開催地:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ 13:05

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、森脇
MF:宇賀神、阿部、柏木、駒井、高木、武藤
FW:興梠

【展望】
準決勝から中5日。慌ただしい日程の中、明日いよいよルヴァンカップ決勝戦を迎える。

ガンバは準決勝は横浜FMと対戦。

第1戦はホーム吹田で0-0とスコアレスで折り返す。アウェーとなる第2戦は、後半早々に伊藤に先制ゴールを奪われるも、その7分後に右サイド藤本からの折り返しに遠藤が合わせてゴール。貴重なアウェーゴールを奪い試合を優位な状況に持ち込む。

その後は相手の怒涛の反撃を凌ぎ、最後は5バックでしっかり固めてクローズ。トータルスコア1-1でアウェーゴール差で上回りJリーグカップ3大会連続の決勝進出を果たした。

一方のレッズは準決勝はFC東京と対戦。

第1戦はアウェー味スタ。後半開始早々に先制を許すも、高木、武藤のゴールで鮮やかに逆転し2-1で勝利。しかも、アウェーゴール2得点と優位な状況で第2戦を迎えると、前半24分に中央からパスで崩し、最後は興梠が決めて先制。

さらに38分にも右サイド駒井のクロスから興梠が決めて2点目。さらに後半駒井が得たPKを興梠が決めてハットトリック達成。試合も3-1で勝利し、決勝トーナメント4連勝で3大会ぶりの決勝進出を果たした。

ガンバとは2週間前に対戦したリーグ戦が記憶に新しいところ。あの時はレッズの攻撃陣が爆発し、相手に退場者がありながらも4-0で圧勝し、川崎の敗戦で年間勝点1位に浮上した。あの試合以降ルヴァンカップ2試合を挟んでからの再戦ゆえ、その胸中は双方奥深いものがあるだろう。

ガンバにしてみたら、ステージ優勝の可能性を潰されたレッズを相手に、カップ戦でのタイトル奪取でリベンジを果たす…という思いもある。そしてレッズにしたらタイトルを目前にして立ちふさがれた大きな壁こそガンバであり、今度こそその壁を打ち破るチャンスであり悲願のタイトルを…という思いだろう。

決勝の舞台が埼スタに移り3年目。ようやく間借りの立場から、家主として舞台に立つことができた。しかし本当の闘いはここからであり、正念場である。

何度もタイトルを手にするチャンスはあっても、ことごとく勝利の女神にはそっぽを向かれ、勝機を逃してきた。今度こそ…という思いが強ければ強いほど、スタジアムの雰囲気が前のめりにならないか心配でもある。平常心を保つ事こそ一番難しい。しかしそれを克服できれば、欲しいものは手中に納められるはずだ。

2チームしか得られないファイナリストからカップウィナーへ。タイトルを目指しての濃密な90分間を、“我が家”で闘いぬいて欲しい。

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2016.10.08

ルヴァンカップ準決勝第2戦 FC東京戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ 14:00

【浦和予想スタメン】
GK:大谷
DF:宇賀神、那須、森脇
MF:関根、阿部、青木、駒井、高木、武藤
FW:興梠

【展望】
第1戦から中3日。決勝進出を懸けて埼スタにてFC東京とのリターンマッチとなる。

第1戦は前半ボールを回されるも、何度となく訪れたチャンスを決めきれずスコアレスで折り返すと、後半開始早々に左右を揺さぶられてから空中戦を制され先制を許してしまう。

しかし、交代カードを次々に切ると流れが再びレッズに傾き始め、77分に高木が鮮やかなシュートを決めて同点。さらにその3分後に平川のアシストから武藤が決めて逆転。荒れたピッチや相手のプレッシャーにかなり苦しんだが、貴重なアウェー2ゴールを積み上げてホームに帰還する。

状況としては準々決勝神戸戦と同じシチュエーション。レッズとしては勝つに越したことないし、やはり最初の得点がどちらに入るかによって状況は変化してくるだろう。

もちろん相手は最低でも2点を奪わなければならないゆえ、これまで以上に激しく攻撃的に前線からプレスをかけてくると思われる。レッズとしては、厳しい時間帯もあるだろうが今までと同様に冷静に状況を判断して徹すれば、結果は必ずついてくるはずだ。

昨シーズンは代表選手が抜けた時の戦力が伴わず早々に新潟に敗れ、カップタイトルを逃した。しかし今シーズンは高木をはじめとした控え選手達が重要な場面でしっかりと結果を残しており、穴をしっかり埋めてここまで勝ち進めてきた。

いよいよ機が熟し始めている。その力に報いるためにも明日もしっかり結果を残して、堂々と決勝へ駒を進めてほしい。

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2016.10.04

ルヴァンカップ準決勝第1戦 FC東京戦プレビュー

アウェー:味の素スタジアム
キックオフ 19:30

【浦和予想スタメン】
GK:大谷
DF:宇賀神、那須、森脇
MF:関根、阿部、青木、駒井、高木、武藤
FW:興梠

【展望】
今週、来週と代表ウィークのためリーグ戦は中断。ルヴァンカップ準決勝、決勝と立て続けに行われるという変則日程の中、明日はアウェーに乗り込んで第1戦を迎える。

FC東京は準々決勝では福岡と対戦。第1戦はホームで先制するも終了間際に同点に追いつかれアウェーゴールを積まれるも、レベスタでの第2戦では、2-0で勝利し、トータルスコアで勝ち越し。準決勝進出を果たした。

直近のリーグ戦はアウェーで広島と対戦。圧倒的にシュートを放つ広島に対し、防戦一方の展開であったが、お互い決め手に欠き、このままスコアレスドローで終わるかと思われていたが、ATに中島が鮮やかなミドルシュートを決めて先制。これが決勝点となり1-0で勝利し、アウェーで貴重な勝点3を積み上げた。

一方のレッズは、準々決勝は神戸との対戦。直近のリーグ戦を含めて3連戦でかつ、初戦のリーグ戦を落とすという心理戦で先勝を許してしまったが、第1戦は高木、ズラタンのゴールで2-1で勝利。ホーム埼スタでの第2戦は、指揮官の退場というアクシデントのあったものの、カウンターを起点に高木のゴールで先制。その後さらに得点を加え終わってみれば4-0の圧勝。トータル2戦2勝で準決勝へ駒を進めた。

リーグ戦ではG大阪と埼スタで対戦。開始早々にサイドを崩して先制すると、後半も早々に加点。相手の退場もあってか終始主導権を握り4-0で快勝し、終盤戦へ向けて弾みをつけた。

FC東京とは3試合目の対戦。相手の傾向とすれば、これまで通り前線からの早いプレスでレッズのDFラインを分断させパスミスを誘発させる…というやり方は変わらないだろう。先月のリーグ戦でもそうだったように最初は前田や中島のプレスに苦しんだ。相手も3度目の正直とばかり今度こそは…という強い意気込みの中で対峙してくるだろう。特に今回はゴールマウスを守るのが大谷であり、DF陣との綿密な声掛けと確認は必須である。

そういう中でレッズとしては、どう相手を詰めていくかが見極める必要があり、今回は180分という長丁場での闘い方が勝負を分けるポイントになってくるだろう。

上向きなチーム状態の中でしかもどんなに相手との相性が良くても、1つの判断ミスが結果を左右する。明日は指揮官不在の中でのアウェーゲームであるが、やはり無用な失点は避けたいところ。90分間という前半戦をしっかり乗り切って、ホーム埼スタでの勝負に持ち込みたい。

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2016.09.30

2ndステージ第14節 G大阪戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ 14:05

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、森脇
MF:宇賀神、阿部、柏木、駒井、高木、武藤
FW:興梠

【展望】
10月最初のリーグ戦。明日はホーム埼玉スタジアムにガンバ大阪をむかえ対戦する。

ガンバは現在、2ndステージでは8勝3分2敗の勝点27で第3位。年間では15勝6分9敗の勝点51で第4位である。

前節はホームでFC東京と対戦。開始早々の13分に自陣のミスから先制点を許すも、直後に大森のゴールで同点。さらに縦への速い展開から長沢がゴールを決めてわずか5分で逆転。流れが一変したかに思えたが、その4分後に河野のゴールで同点に追いつかれ、2-2で前半を折り返す。

後半から控えスタートだった遠藤を投入。徐々にチャンスを作るもゴールが遠い中。終了間際の90分に平山にゴールを決められ、再度勝ちこされ万事休すかと思われたが、ゴール前の混戦から藤春が決めて同点。壮絶なシーソーゲームは3-3のドローに終わった。

一方のレッズは前節はホームで広島をむかえ対戦。ミラーゲームゆえ静かな立ち上がりではあったが、特に自陣左サイドの関根対ミキッチの攻防が試合の主導権を握るポイントになった。

特に30分のミキッチが得たPKをピーターウタカが大きく外してしまい、直後に千葉のオウンゴールでレッズが先制するという一連の流れが、振り返ればこの試合を物語っていたような気がする。

その後レッズは後半に興梠、高木と追加点を奪いほぼ試合を決定づけたが、決して広島はノーチャンスだったわけではなく、何度となくGK西川がシュートを弾き飛ばしピンチの芽を摘んだ。PK失敗が試合の流れを大きく左右したが、レッズとしてはしっかりとチャンスをものにし、難敵を相手に勝点3を積み上げた。

レッズは明日は関根が出場停止。槙野が負傷から復帰できる模様で宇賀神が久々に定位置に戻ることになる。

リーグ戦の終盤は何度となくガンバと雌雄を決する場面が多く、そのたびに辛酸を嘗めてきた。それだけにレッズとしてもリベンジしたい思いはあるだろうし、ガンバとしてもリーグ優勝には2ndステージ優勝しかなく、首位レッズとの勝点差は4。ここで勝たないとその先への夢は、ほぼ断たれてしまうだけに勝利への渇望はより大きなものとなって襲い掛かってくるだろう。

共に上を目指して勝点3を奪うべく激しい展開が予想されるが、冷静に自分達のペースで試合運びができるかどうかが勝敗を分ける大きなポイントになるだろう。

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