2015.11.27

チャンピオンシップ準決勝 G大阪戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ 14:00

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、森脇
MF:宇賀神、阿部、柏木、関根、武藤、梅崎
FW:李

【展望】
今シーズンより新たな「チャンピオンシップ」に生まれ変わりポストシーズンが開幕。年間王者をかけてまずは準決勝。G大阪を埼スタにむかえ対戦する。

G大阪は最終節は山形に4-0と完勝。特に61分からわずか5分間の間に4得点と相手の隙を一気に衝いて加点。レギュラーシーズン最後となる万博最終戦を白星で飾り、そして3位FC東京が鳥栖と引き分けたため、逆転でCS出場を決めた。

一方のレッズは最終節は神戸と対戦。相手どうこうよりも最終節そのものに弱かったが、相手の守備の拙さも手伝ってか立て続けに3得点を奪い先制。しかし後半にかけてミスもあり2点を返されるものの、その後途中出場した青木、梅崎のゴールで突き放し5-2で勝利し、久々に有終の美を飾った。しかし年間勝点は首位広島に届かず2位で終了。CSは準決勝からの出場となる。

埼スタのG大阪戦といえば、思い出すのは昨年の第32節。あの時と違うのは勝たなければいけないということ・・・。それゆえどこでギアを上げ勝負を仕掛けるかがポイントになる。あの時あまりにも高い授業料を払った結果を1年後にどう生かすのか・・・。指揮官の采配もそうだが、選手達のメンタルも重要になってくる。

逆転でCSへの権利を得た相手のモチベーションはより高いだろう。その想いをホーム埼スタの雰囲気で打ち消すことができるだろうか・・・。久々のCSでいろんな角度からの注目度が高い分、一番怖いのはフワッとした空気で試合に入ることだ。

挑戦者として新たなスタートを。そしてもう1度頂点を目指すべく、まずは初戦突破を果たしてほしい。

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2015.11.21

2ndステージ第17節 神戸戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ 13:30

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、永田、加賀
MF:宇賀神、阿部、柏木、関根、武藤、梅崎
FW:興梠

【展望】
やや間が空いてしまったが、明日は今シーズンレギュラーシーズンの最終戦。ホーム埼スタにヴィッセル神戸をむかえ対戦する。

神戸は今シーズン前柏監督のネルシーニョ氏を招聘。さらなる戦力補強を推し進めたものの、怪我人が相次ぎここまで2ndステージは11位、年間順位も12位と期待に反し、低空飛行を続けている。しかし終盤にきて公式戦3連勝中。特にFW渡邉、中盤の森岡らが調子を上げ得点に絡み複数得点を重ねている。

一方のレッズは、リーグ戦では川崎に引き分け。戦い方を案ずれば負けなかったという現実的な割り切りを選択した試合だった。そしてその後の天皇杯はJ3の町田を相手に7得点の快勝。控えメンバーを多数起用し、しっかりと結果を残した。

ただ不安材料としてレッズもここにきて怪我人が増えており、特にDFラインの那須、森脇の出場が微妙。そしてその穴を埋めるのは天皇杯でも起用された永田、加賀が予想される。

永田はロングフィード、加賀は走力と粘り強い守備で決して他の選手にひけをとらない。彼らをサポートする事になるであろう阿部や西川との連携が鍵になろうかと思う。

また代表でこれまでにない高いパフォーマンスを魅せた柏木に期待が集まるところであるが、当然ながら相手も攻撃の起点となる彼を厳しく封じにかかってくるだろう。そういう中で特にシャドー2枚と絡んで縦へボールを繋ぎ、ゴールに結びつけることができるかが見所となる。

リーグ戦もいよいよ最終節をむかえるが、その先を見据えた闘いを考えると、なかなか区切りをつけ辛い試合となる。そういう中で、この試合に賭けるモチベーションが若干気になるところである。

相手が曲者かつ、年末に再び対戦する神戸であることを考慮するならば、勝利という結果を残して一歩踏み出していきたい。

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2015.11.10

第95回天皇杯4回戦 町田戦プレビュー

スタジアム:熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
キックオフ 19:00

【浦和予想スタメン】
GK:大谷
DF:岡本、永田、加賀
MF:橋本、阿部、青木、平川、梅崎、高木
FW:李

【展望】
リーグ戦から中3日。Jリーグ推薦でシードされていた天皇杯。今大会は4回戦から初戦を迎える。

FC町田ゼルビアは東京都代表として、1回戦から参加。グルージャ盛岡、名古屋、福岡と格上のクラブをいずれも無失点に抑えて勝ち上がってきた。

またJ2昇格が有力視されてきたJ3リーグと並行する中で、天皇杯はリザーブメンバーを中心に構成している点はとても興味深い。それだけ起用される選手達のモチベーションが高く、1試合に懸ける集中力は研ぎ澄まされているだろう。またリーグ戦と異なり、交代枠が限られている中での敵将相馬監督の采配も注目される。

一方のレッズは、土曜日に川崎Fと対戦。タフな試合の中で1-1のドロー。ただ那須が負傷した事を考えるならば、割りきった結果ともいえるものだった。

明日はその那須を含めて複数の選手の欠場が濃厚。代表に選出された選手達も含め、大幅な入れ替えが予想される。相手が格下とは言っても、昨年もその前も1発勝負の舞台で辛酸を舐めてきた。

決して侮っている訳ではなかろうが、展開を見誤ると格好の餌食となってしまう。一気呵成に来る相手に対し、一瞬の判断力、決断力が勝負を分けるかもしれない。

レッズにとって、リザーブメンバーの底上げは急務である。ただその中でも起用される選手もおのずと限られてくる。それだけにリーグ戦と異なる公式戦の舞台こそ、指揮官もそうだがファン、サポーターに向けても絶好のアピールの場となる。

当然ながらレッズ以外の周囲はアップセットを期待する流れはあるだろう。だが、その期待を裏切るプレーを魅せる事こそが、今の選手達に要求されている。

相手も全力にぶつかって来るならば、こちらも全力で相手に立ち向かわなければならないし、それこそ言い訳にはならない。単なる1試合ではない。とかく起用される選手は崖っぷちの覚悟で臨んでほしいのである。

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2015.11.06

2ndステージ第16節 川崎F戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ 14:00

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、加賀
MF:宇賀神、阿部、柏木、関根、武藤、興梠
FW:ズラタン

【展望】
リーグ戦終盤にもかかわらず、飛び石のような日程に惑わされている中での第16節。明日は久々のホーム埼玉スタジアムに川崎フロンターレをむかえ対戦する。

川崎は現在、年間6位、2ndステージ8位と、いずれも前節でCS進出には進めず残す、タイトルは天皇杯のみとなっている。

モチベーションとしては難しいところではあるが、それに輪をかけるように明日は現在得点王の大久保が前節退場処分により出場停止。さらに怪我人も相次ぎ、翌週の天皇杯を控え大きくメンバーが替わる可能性もある。

しかし主軸となるベテラン中村を中心に、前回等々力対戦時で活躍をみせた車屋や売り出し中の中野、森谷など、若い選手達の伸びしろもある。穴を埋められる選手が後に控えているだけに、決して侮ることはできないし、油断は禁物だ。さらにそういう空気こそレッズが苦手とするものでもある。

一方のレッズは森脇が累積警告による出場停止。今週のトレーニングでは加賀が主力組として穴を埋めており、スタメンの可能性もある。当初はDFが欠けると4バックにすることもあったが、彼が起用されるのであればリーグ戦初でもあり、期待したいところだ。

また攻撃陣も前節ズラタンをトップにシャドーに興梠、武藤を配置してようやく結果が表れたことから、今節も踏襲する可能性が高い。特にズラタン、興梠共に懐に深く納められるだけに、中盤からの押し上げが嵌れば、相手のDFラインを切り崩せるチャンスも出てくるだろう。

リーグ戦も残り2試合となるが、今シーズンからは、さらに目指すべき闘いが待っている。指揮官にとっては難しい舵取りではあるが、2試合+αをしっかり勝ちきれば、その先には世界も待っている。

年間最多勝点を目指すには他力であるが、全て同時刻開催。まずは己に打ち勝つ事が大事であるゆえ、90分間集中して闘ってほしい。

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2015.10.23

2ndステージ第15節 FC東京戦プレビュー

アウェー:味の素スタジアム
キックオフ 14:00

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、森脇
MF:宇賀神、阿部、柏木、関根、武藤、梅崎
FW:興梠

【展望】
リーグ戦としては最後のアウェーゲーム。味の素スタジアムにのりこみFC東京と対戦する。

FC東京は現在年間勝点3位。2ndステージも上位につけCS出場へ向けて虎視眈々と狙っているものの、前節はホームで湘南に競り負け、その地位が危うくなっている。特に年間順位はG大阪が勝利したためその差はわずか2。今節の結果如何では逆転を許す可能性もあり、ホームゆえ勝利が絶対の状況となっている。

今季の好調を示しているのが失点の少なさ。これまでリーグ最少失点の29。2ndステージに至ってはわずか11と堅守が数字に表れている。さらにロースコアの試合も多く、常に1点勝負の闘いを演じている。ここがイタリア人監督たる所以なのか、守備を構築してこそのこの成績であり、この堅守を打ち崩す術こそが勝利への近道だろうと思われる。

一方のレッズは前述のとおり、アウェーがガンバ大阪と対戦し敗戦。特に前半の守備への入り方が若干ルーズで、疲れと試合勘不足のせいか相手より出足が遅く、あっさりと先制点を許してしまった事が後々響いてしまった。

特に主力を欠く相手に対し、レッズ対策のごとくしっかり守備網を引かれ、トップの興梠、さらにシャドーの武藤と梅崎が封じられ、シュートを打てども楔を入れども分厚い壁に閉ざされた。ATに1点を返すのがやっとだったが、シュート数は相手の3倍だったことを考えるならば、さらなる決めきる力さえあれば…と悔やむ敗戦だった。

リーグ終盤戦。明日はお互いにとって立ち位置を含めてとても重要な一戦となる。レッズにとっては、鳥栖戦、G大阪戦と中途半端な失点に加え、勝利から遠ざかりモヤモヤが続く。

さらに周囲からの不穏なプレッシャーが、さらなる不安と緊張を増長させる。選手達は口にはしないものの、これまでの目に焼き付いた失敗はしっかり取り返さないと全ては払拭はできない。何よりも自信を持って闘うことが、今のレッズには最も必要な勝利への要素なのだと思う。

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2015.10.16

2ndステージ第14節 G大阪戦プレビュー

アウェー:万博記念競技場
キックオフ 14:00

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、森脇
MF:宇賀神、阿部、柏木、関根、武藤、梅崎
FW:興梠

【展望】
代表戦による中断を挟み、2ndステージもいよいよ大詰め。明日はアウェー万博記念競技場にのりこみ、ガンバ大阪と対戦する。

ガンバは現在3つの大会を同時並行でこなしており、直近はナビスコカップ準決勝。第1戦こそ1-2で落とすも、ホームでの第2戦は積極的にボールを運んで、ゴールを狙い続け、結局2-0で勝利。1勝1敗ながら得失点差で新潟を退け、2大会連続で決勝進出を果たした。

一方のレッズは、前節は2週間前、ホームで鳥栖をむかえ対戦。立ち上がりから引いて守る鳥栖の守備に手を焼くも、興梠のゴールで先制。しかしハーフカウンターを浴び同点にされてしまう。その後はようやくエンジンがかかったかのごとく猛然とゴールに迫るも時すでに遅し。1-1で引き分け、足踏みとなった。

結果論だか、とかく感じたのは試合への緩い入り。スタジアムを包む空気もどこか抜けているような感じがして、微妙な内容だったと思う。

明日はガンバはパトリック、倉田が出場停止。しかし宇佐美、赤嶺、リンス、さらに遠藤、今野とまだまだ曲者という名の強者が揃っている。彼等は直後にACL広州恒大戦を控えているが、主力が欠くことを決して悲観せず、むしろその先を見据えてモチベーションを上げてくるだろう。それだけに油断大敵は当然の事であるが、ケアを怠ると一気に畳み掛けられる可能性もあるので、しっかり肝に銘じたいところだ。

レッズにとっては今節、次節と難敵が続く。しかしこの両峰を超えない限り頂には届かない。これまで苦虫を噛んだ“終盤の失速”という負の歴史を払拭できるか。浦和レッズのJでの歴史を最初に刻み始めた“万博”でのラストゲームに期待したい。

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2015.10.02

2ndステージ第13節 鳥栖戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ 16:00

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、森脇
MF:宇賀神、阿部、柏木、関根、武藤、梅崎
FW:興梠

【展望】
およそ3週間ぶりとなるホームでの試合。明日はサガン鳥栖をむかえ対戦する。

鳥栖は現在2ndステージ、年間順位ともに14位。公式戦3試合勝ちなしながらも、失点はわずか「1」と改善の傾向が見えている。しかしここまで総失点が「52」でリーグワースト2位。守備からという意識よりも、失点を怖がっているゆえにガッチリ引いている印象がある。

相手としては焦れて前に出てくるところを衝きたいところであろうが、レッズはこれまで培ってきた我慢強さが求められる展開になるだろう。

那須が出場停止明けで、これまでの3バックに戻る。引いた相手に対しこれまでの4バックでの経験を生かせるかどうか。柏木からのパスの供給もそうだが、前節鹿島戦でしっかり枚数をかけてマークされていた興梠からの繋がりこそがポイントになるだろう。

リーグ戦も残り5試合。2つの順位表の狭間で難しい心持ちであるが、1試合1試合のタスクをこなしてこそ一番最後に結果がついてくる。久々のデイマッチとなる埼スタでしっかり勝点3を積み上げて、晩秋の歓喜へ向けてスパートを切ってほしい。

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2015.09.25

2ndステージ第12節 鹿島戦プレビュー

アウェー:県立カシマサッカースタジアム
キックオフ 15:00

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:森脇、槙野、阿部、宇賀神
MF:武藤、柏木、関根、高木、梅崎
FW:興梠

【展望】
リーグ戦も残り6試合。明日はアウェー「カシマスタジアム」にのりこみ、鹿島アントラーズと対戦する。

鹿島は、現在2ndステージ2位。第3節終了後にセレーゾ前監督が解任後、石井氏が就任。その後はナビスコ杯、天皇杯を含め、敗れたのはホームでのG大阪戦のみで、公式戦9勝1分1敗と新体制の下で尻上がりに強い鹿島を着実に示し続けている。

一方のレッズは、前節はアウェーで清水を相手に4-1の快勝。槙野が出場停止で、指揮官が採用したのは4バックだった。以前の失敗を反省し、まずは守備からという意識の下、孤立が予想された柏木を武藤や阿部がしっかりサポート。相手の守備の緩さをことごとく衝いて、後半は3得点と完勝だった。

明日は那須が出場停止。代わりの選手を起用するのか、それとも前節同様に4バックを採用するのか定かではないが、アウェーゆえ守備から入るのであれば、4バックも一理あろうかと思う。

ましてや攻撃陣が復調気配で、中盤の柴崎、小笠原を封じる事ができるのかが勝点奪取へのポイントになるのかもしれない。またカイオや遠藤が織りなすダイアゴナルランに対しても注意を払わなければならないだろう。

レッズにとっては我慢の時間が続くだろうが、辛抱強くチャンスを待って後半勝負を仕掛けたいところ。

独特のアウェー感を醸し出すカシマで培ってきた力を発揮できるか。共に明日の相手は乗り越えるべき大きな壁。それを乗り越えてこそ、さらに広い道が開けてくるはずだ。

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2015.09.18

2ndステージ第11節 清水戦プレビュー

アウェー:エコパスタジアム
キックオフ 19:00

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:森脇、那須、永田
MF:宇賀神、阿部、柏木、関根、高木、梅崎
FW:興梠

【展望】
9月も中旬に入り、明日は第11節、アウェーエコパスタジアムにのりこみ、清水エスパルスと対戦する。

清水は現在、年間17位。8月から古巣にて就任した田坂体制では未勝利。さらに天皇杯も初戦敗退と結果が繋がらない。残留への切り札として、鄭大世や角田と獲得。守備陣もようやく安定しここ数試合は大崩れしていないものの、得点が奪えず勝利から遠ざかっている。

今節レッズはDF槙野が出場停止。またレギュラークラスの選手達の疲労の色が濃く、トップパフォーマンスにはまだまだ程遠いように感じる。攻撃陣も前節ことごとくチャンスを決めきれなかった興梠や古巣相手に起用されるであろう高木の活躍に改めて期待したい。

敵将田坂監督は2年前に大分を指揮していた時は、レッズを相手に1分1敗。しかしアウェー大銀ドームでは、開始5分でレッズの守備陣の連係ミスを誘って2得点。また埼スタでの対戦でも早々に3得点と決して苦手意識は対し悪いイメージは持っていないだろうし、ミシャサッカーを衝く手法は持っていると思う。

さらに降格争いに浸かっているチームの勝利への意欲は大きく、1つのミスが命取りになってしまうことは肝に銘じなければいけない。

下位を相手に確実に勝点を積み上げられるか。主力を欠く中で起用される選手達にとっては力量を、そしてチームにとっては選手層を改めて問う試合になるだろう。

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2015.09.10

2ndステージ第10節 柏戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ 19:30

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、森脇
MF:宇賀神、阿部、柏木、関根、武藤、梅崎
FW:李

【展望】
代表戦、ナビスコカップを挟んで、およそ2週間ぶりのリーグ戦再開。今回の相手となる柏のACL準々決勝の都合ではじめての金曜日ナイトマッチとなる。

柏は、現在ステージ3位と好調を維持。ナビスコカップは得失点差で敗れたものの、第2戦では神戸を相手に3得点と、工藤や途中加入のエデルソンを中心に攻撃陣の軸はぶれていない。

レッズは横浜戦、ナビスコアウェー新潟戦と合わせて9失点と守備が崩壊。いずれも相手の術中に嵌ってしまったのは事実であり、ようやく日曜日には無失点と何とか脱出できたものの、ここからが正念場となるだろうか。

また攻撃陣も、久々の得点でようやく光が差しこんできたようにも見えるが、まだまだだろう。特に李は先日はスタメンを外された事でいい意味でモチベーションを挙げていく中で得点を奪った。おそらく代表帰りの興梠やズラタンの体調を考慮するならば先発が有力であろう。それだけに明日の“追試”でさらなる成果を上げなければ、またしても指揮官の信頼を失いかねない。

明日のナイトマッチは、勝つことはもちろんであるが、攻守のバランスをとり戻せるか…。シーズン終盤へ向けての分水嶺となる一戦と言っても過言ではないだろう。

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