2014.12.05

第34節 名古屋戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ:15:30

【2014シーズン(リーグ戦)】
浦和:勝点62:18勝8分7敗<2位> 
名古屋:勝点45:12勝9分12敗<11位>

【対名古屋 リーグ戦(カップ戦)対戦成績】
17勝5分25敗(4勝0分4敗)

【今シーズン対戦】
J1第7節(4/12) 名古屋1-2浦和
名古屋】【浦和】【Jリーグ

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、森脇
MF:宇賀神、阿部、青木、平川、柏木、梅崎
FW:李

【展望】
師走に入り、いよいよJリーグ最終節。正直なところ、こういう複雑な心境で迎えるとは思いもしなかった。

前節、難攻不落のベアスタで、アディショナルタイムに痛恨の失点を喫し1-1のドロー。2試合とも目の前のシャーレに手をかすめることなく、首位の座をガンバ大阪に明け渡してしまった。

守備陣は、ここ2試合強力なFWを相手にしっかり対応し仕事をさせなかった。それだけに体幹の強い川又やスピードのある永井と両極端の特徴を持つFWを相手に封じることができるか。さらにボランチにはダニルソンというJ屈指のボランチが鎮座しているだけに、その穴を掻い潜るのは容易ではない。

攻撃面では李の1トップが機能しているとはやはり言い難い。彼自身のパフォーマンスは上がっているものの、そこに繋がるシャドーとの連係が不可欠である。

今は中央が行き詰ると、サイドチェンジを多用し、両サイドからの仕掛けこそが攻撃の起点となっているものの、有効打ではない。ここ2試合起用されている青木からの縦パスが繋がってきているだけに、もう1度ミシャサッカーの特徴である縦からの崩しに期待したい。

わずか2週間前は、優勝まであと1歩という状況であったが、足踏みどころか1分1敗とプレッシャーに押されたと言っても過言ではなく、ついに迎えるべきところまできた。

もちろん優勝はあきらめていない。鳥栖戦終了直後の選手達の姿はとても痛ましいものであったが、こればかりは自分達で犯してしまったものだから、己を奮い立たさなければならない限り、何も転がり込んでこない。

だからこそ他力本願であろうと、最後の90分間+αまで勝利だけを希求し闘ってほしい。そして笑顔で2014シーズンを締めくくりたい。

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2014.11.28

第33節 鳥栖戦プレビュー

アウェー:ベストアメニティスタジアム
キックオフ:14:00

【2014シーズン(リーグ戦)】
浦和:勝点61:18勝7分7敗<1位> 
鳥栖:勝点56:18勝2分12敗<4位>

【対鳥栖 リーグ戦(カップ戦)対戦成績 ※リーグJ2対戦含む】
5勝0分4敗(1勝1分1敗)

【スタジアム成績(ベストアメニティスタジアム)※リーグJ2対戦含む】
1勝0分3敗(リーグ戦のみ)

【今シーズン対戦】
J1第2節(3/8) 浦和0-1鳥栖
浦和】【鳥栖】【Jリーグ

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、森脇
MF:宇賀神、阿部、青木、平川、柏木、梅崎
FW:李

【展望】
優勝を掴みかけたホームG大阪戦で敗戦。未だ自力優勝の可能性を残す中、背水の陣でアウェー鳥栖に乗りこむ。

ガンバ戦では相手の強力2トップである宇佐美、パトリックに対し、しっかりを守備網を敷いて仕事をさせなかった。それだけ守備面では万全であったが、終了間際に一瞬のカウンターからバランスを崩したて続けに2失点。攻撃面に関しても興梠不在の中、李を中心に攻撃をしかけるも決定的場面を生み出せず無得点に終わった。

ただ、ボランチに青木を起用し、積極的に縦への動きを活性化させ何度かチャンスを作っていた。また李もガンバ戦に限っては体を張ってボールを奪い取るシーンも多く見受けられただけに、あとはシャドー2枚の働きが鍵を握ると思われる。

そういう中で鳥栖は32失点とリーグ5番目に少ない失点数を誇る。

ハードワークな守備とフィジカルの高さ、さらにベアスタの雰囲気に一昨年、昨年と苦汁を飲まされた。それだけに固い守備網から攻撃の糸口を見いだせることができるか。そしてこれまで何度の打ちのめされた豊田への対応も含めて、勝点3へさらに優勝への足掛かりとなる。

前節、ホーム埼スタで敗れたショックは少なからずあっただろうし、7年前の記事を引き合いに出されたことは致し方のないことだ。そして、ふたたびシャーレは霧の中に隠れてしまった。その霧を晴らすには、なりふり構わない勝利への強い欲望とゴールへの執着心が求められる。

一度は掴みかけて失敗した身。それだけに2連勝だけが絶対条件なのはどのチームの変わらなくなったのだから、選手達も失うものはないだろう。

今シーズン最大級でかつ難儀なタスクをこなして埼スタへ帰還できるか。

あとは彼らの力を信じ、望みを託したい…。

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2014.11.21

第32節 G大阪戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ:14:00

【2014シーズン(リーグ戦)】
浦和:勝点61:18勝7分6敗<1位> 
G大阪:勝点56:17勝5分9敗<2位>

【対G大阪 リーグ戦(カップ戦)対戦成績】
18勝8分19敗(6勝2分2敗)

【今シーズン対戦】
J1第1節(3/1) G大阪0-1浦和
G大阪】【浦和】【Jリーグ

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、森脇
MF:宇賀神、阿部、青木、平川、柏木、梅崎
FW:李

【展望】
ナビスコカップ、代表戦ウィークを経て3週間ぶりのJリーグ再開。

残り3試合という佳境の中、明日は2位ガンバ大阪をホームに迎え、今シーズン大一番の試合となる。

やはり傍から見れば、ガンバの勢いを強く感じるだろう。それもそのはず。リーグ戦後半を驚異的な成績を残し上位へと駆け上り、さらにナビスコカップを奪い、唯一3冠の可能性を秘めているだけに、その期待値たるや勢い以上の自信というオーラを放っている。

また相手の2トップ。パトリックや宇佐美に気を付けることはもちろんであるが、それ以上に攻撃の起点となる遠藤をどう封じるかが勝負のポイントになるだろう。

再び代表に復帰し、高いポテンシャルそして存在感をまざまざと見せつけられた。それこそガンバにとって大きなモチベーションになっているかと思う。

無論レッズもここまでしぶとく勝ち星を積み上げて首位をキープしてきた。しかしここ5試合は2勝2分1敗と勝ちきれない試合が続いている。

相手が引いてゴール前を固められると、アイディアが欠乏してしまいたちまち得点不足に陥ってしまう。さらに興梠の戦線離脱という非常事態下であったが、前節は途中出場の関根がゴールを奪い、再び調子を取り戻してきたように見える。しかしまだまだ貪欲さと奮起が必要だと感じる。


明日はこれ以上ない舞台が整った。しかし、あたかも決勝戦のような雰囲気を至る所で感じるが、気になるのはまだ3試合あるということ…。

こういう書き方は逆行するかもしれないが、相手は勝つしかないのだから、むしろ3試合で勝点4を奪えれば…というメンタル面での余裕を持たないと、逆襲を喰らう可能性も大いにある。だからこそこれまで積み上げてきた力を信じながらも、局面を見極めながら引き分けも視野に入れる事も必要で、それゆえまずは失点を喫さないことが大切だ。

まずは目の前の相手に集中する事。結果はそれからだ。

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2014.11.02

第31節 横浜FM戦プレビュー

アウェー:日産スタジアム
キックオフ:17:00

【2014シーズン(リーグ戦)】
浦和:勝点58:17勝7分6敗<1位> 
横浜FM:勝点44:12勝8分10敗<10位>

【対横浜FM リーグ戦(カップ戦)対戦成績】
18勝4分25敗(6勝1分2敗)

【スタジアム成績(日産スタジアム)】
9勝1分6敗(リーグ戦のみ)

【今シーズン対戦】
J1第10節(4/29) 浦和1-0横浜FM
浦和】【横浜FM】【Jリーグ

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、森脇
MF:宇賀神、阿部、鈴木、平川、柏木、梅崎
FW:李

【展望】
佳境を迎えるリーグ戦。今節は分散開催でレッズ戦のみ明日の開催となる。

レッズは興梠が骨折で離脱。今シーズン最大の危機を迎えているが、嘆いている暇はなく、同じポジションには李を据えて臨むことになる。

彼は決して興梠のようなタイプではない事から、これまでのやり方は踏襲しつつも、どうやって生かしながらゴールを狙うかがポイントになる。それはシャドーを務めるであろう柏木や梅崎、さらにマルシオに懸かっている。

横浜はすでに優勝やACL圏内、さらに降格圏も関係なく、言うなればモチベーションへの材料は少ない。しかし唯一のJ1単独開催。さらに決して相性の悪くない首位を相手に多くの観客を呼ぶ事で奮起し、そう簡単には勝点は与えてくれないだろう。やはり昨シーズンもやられた中村俊輔には十分気をつけたい。

ここ数試合は自らで難しい試合にしてしまっている。ただそれでも前を向き、立ちはだかる壁を乗り越えない限りタイトルは掴めない。単独開催ゆえ受けるプレッシャーは大きいだろうが、これまで苦しみながらも積み上げた勝点1を生かすためにも、明日の勝点3は必須だということだ。

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2014.10.25

第30節 鹿島戦プレビュー

アウェー:茨城県立カシマサッカースタジアム
キックオフ:19:00

【2014シーズン(リーグ戦)】
浦和:勝点57:17勝6分6敗<1位> 
鹿島:勝点50:15勝5分9敗<5位>

【対鹿島 リーグ戦(カップ戦)対戦成績】
13勝8分26敗(7勝2分4敗)

【スタジアム成績(茨城県立カシマサッカースタジアム)】
5勝4分12敗(リーグ戦のみ)

【今シーズン対戦】
J1第17節(7/17) 浦和1-1鹿島
浦和】【鹿島】【Jリーグ

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、森脇
MF:宇賀神、阿部、鈴木、平川、柏木、李
FW:興梠

【展望】
3連戦の最後はアウェーでの鹿島戦。いよいよ大詰めを迎えてきた。

前節甲府戦ではスコアレスドローで連敗は免れたものの、相手の分厚い守備になかなか攻撃の糸口が見い出せず課題が残った。しかし新潟戦以来4試合ぶりの無失点で守備の安定を取り戻し、結果的に貴重な勝点1を積み上げた。

鹿島はダヴィがケガにより離脱。大きな得点源を欠くことで一層厳しい状況ではあるものの、日本代表の柴崎や昌子を筆頭に、赤崎や土居らの若手選手や、遠藤や小笠原ら中堅ベテランと共に総力でこの難局を乗り越えようとしている。

残り5試合。今レッズは昨シーズンと同様に勝つ事の難しさに直面している。これがプレッシャーと言われればそうかもしれないが、これまでと違うのは追われる立場だという事。しかしそれを経験ができるのも首位に立つ者しか味わえないものである。

そういう状況で迎える明日の一戦。完全アウェーのカシマで結果を出して、勝点3を持ち帰って欲しい。

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2014.10.21

第29節 甲府戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ:19:00

【2014シーズン(リーグ戦)】
浦和:勝点56:17勝5分6敗<1位> 
甲府:勝点29:6勝11分11敗<15位>

【対甲府 リーグ戦(カップ戦)対戦成績 ※リーグJ2対戦含む】
9勝3分1敗(1勝0分0敗)

【今シーズン対戦】
J1第12節(5/6) 甲府0-0浦和
甲府】【浦和】【Jリーグ

ナビスコ杯予選第6節(5/28) 甲府1-2浦和
浦和】【甲府】【Jリーグ

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、森脇
MF:梅崎、阿部、鈴木、関口、柏木、李
FW:興梠

【展望】
前節仙台戦では、ミスがミスを呼び込み4失点での自滅。中3日で再びの仕切り直しとなる。

甲府も仙台と同様に残留争いの渦中に位置しており、最低でも勝点を持ち帰るべく、DF陣は体を張って守り、前線の選手達は相手DFにプレッシャーを掛け、レッズのミスを誘いカウンターでチャンスに結び付けていくやり方になろうかと思う。

レッズもその分厚い守備網に手を焼き、今シーズンは1勝1分ながらも、共にロースコアに終わっており、一筋縄ではいかない相手だというのは十二分に分かっている。

それを打ち破りには、やはりセットプレーが鍵になるだろう。徳島戦でも相手の守備に苦しめられたが、止められた代償に得たFKを見事に得点に結びつけた。打ち崩せないモヤモヤと時間が続くだろうが、我慢を強いてこそ得られるチャンスは大きいと思う。

リーグ戦も残り6試合。1つの敗戦で後ろからの気配やプレッシャーをジワジワと感じるようになるが、逆に1つの勝利が頂点へ向けて大きく加速する力となる。まずは連敗しないことが大事であり、明日も雨の予報ゆえ、ピッチコンディションも含めて、1点をめぐる攻防が焦点となるだろう。

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2014.10.17

第28節 仙台戦プレビュー

アウェー:ユアテックスタジアム仙台
キックオフ:14:00

【2014シーズン(リーグ戦)】
浦和:勝点56:17勝5分5敗<1位> 
仙台:勝点29:7勝8分12敗<13位>

【対仙台 リーグ戦(カップ戦)対戦成績 ※リーグJ2対戦含む】
8勝7分2敗(2勝0分0敗)

【スタジアム成績(ユアテックスタジアム仙台)※リーグJ2対戦含む】
1勝1分3敗(リーグ戦のみ)

【今シーズン対戦】
J1第6節(4/6) 浦和4-0仙台
浦和】【仙台】【Jリーグ

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、森脇
MF:宇賀神、阿部、鈴木、平川、柏木、李
FW:興梠

【展望】
リーグ戦も残り7試合。明日からミッドウィークを挟んだ正念場の3連戦が始まる。

中断期間を過ぎての初戦は鬼門であるアウェー仙台戦。特に敵地ユアスタではJ1においては2戦2敗。スタジアムを包む独特の雰囲気にのみこまれ、早々に失点を喫し、自分達のサッカーを封じられて敗れる印象だけが残っている。

もちろんこれまでと同様に我慢が必要であるが、相手は降格圏が迫っている状況下。それゆえホームでの勢いが増してくるとなかなかそうはいかなくなる。

押される時間帯が多くなるかもしれないか。これまで取り組んでいる勝利へのプロセスは何ら変わる事はない。パスの出所をしっかりと見極めてた上での攻撃の組み立て方がとても大事になってくる。

2011、2012と忸怩たる想いだけが残ったユアスタでの試合。しっかりと勝点3を積み上げてこの鬼門を克服してこそ、目指しているものが明確に見えてくるだろう。

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2014.10.04

第27節 徳島戦プレビュー

ホーム:埼玉スタジアム2○○2
キックオフ:14:00

【2014シーズン(リーグ戦)】
浦和:勝点53:16勝5分5敗<1位> 
徳島:勝点12:3勝3分20敗<18位>

【対徳島 リーグ戦(カップ戦)対戦成績】
1勝0分0敗(1勝0分0敗)

【今シーズン対戦】
ナビスコ杯予選第3節(4/16) 浦和4-3徳島
浦和】【徳島】【Jリーグ

J1第16節(7/23) 徳島0-2浦和
徳島】【浦和】【Jリーグ

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、森脇
MF:宇賀神、阿部、鈴木、平川、柏木、李
FW:興梠

【展望】
前節は降格圏でもがくセレッソを相手にアウェーで0-1にて敗戦。チャンスの数は多くても、フィニッシュを決めきれなかった。そして今節は最下位徳島との対戦。選手達が一番分かっているだろうが、同じ轍は二度と踏めない。

とかく守備を固められるとそれを打ち破る術は限られる。しかし選手達は縦への楔のパスがダメだったら、サイドへのロングパス。それがダメなら、自らドリブルを仕掛けて相手を引き連れるという揺さぶりをかけながら、ありとあらゆる術を身につけてきた。もちろんそれは大きなリスクを伴うが、GK西川を中心にDF陣が踏ん張り、これまでリーグ最少失点を維持している。

徳島との対戦は2戦2勝。直近の対戦では、セットプレーとカウンターで加点し勝利を手繰り寄せた。それだけに引いてくる相手にどれだけ我慢し、自分達のタイミングを作れるかがポイントになるだろう。

敗れてこそ改めて見えてくるものがあったはずだ。その反省を糧に再び埼スタからロングスパートを魅せてほしい。

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2014.09.26

第26節 C大阪戦プレビュー

アウェー:ヤンマースタジアム長居
キックオフ:19:00

【2014シーズン(リーグ戦)】
浦和:勝点53:16勝5分4敗<1位> 
C大阪:勝点23:5勝8分12敗<16位>

【対C大阪 リーグ戦(カップ戦)対戦成績】
13勝5分13敗(3勝2分1敗)

【スタジアム成績(ヤンマースタジアム長居)】
5勝2分6敗(リーグ戦のみ)

【今シーズン対戦】
J1第14節(5/17) 浦和1-0C大阪
浦和】【C大阪】【Jリーグ

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、森脇
MF:宇賀神、阿部、鈴木、平川、柏木、李
FW:興梠

【展望】
3連戦のラストゲーム。その締めくくりは中3日でセレッソ大阪と対戦する。

セレッソは現在降格圏内の16位。開幕こそフォルランをはじめ柿谷、山口らベテラン、若手が融合した布陣で臨んだものの、思うよう結果が得られないまま、2度の監督交代を経て今に至っている。

一方のレッズは火曜日の前節は両サイドの宇賀神、平川を完全休養。連戦において上手く選手を入れ替えてしっかりと結果を残すことができた。特に起点となったロングフィードは、縦への楔と共にレッズの新たな生命線と言っても過言ではないだろう。

しかしタレント豊富な相手はもう崖っぷち。何よりも勝利に飢えておりかつアウェーゆえ、1つのミスが失点に結びついてしまうかもしれない。やはりそのリスクを避けるためには、これまで同様にしっかりボールを保持し、戦況を見極めつつ焦らずにチャンスを待つのが今のレッズのスタイルだろう。

ただ1つ気になるのが、相手が4バックだという点。これまでレッズ対策であるミラーシステムを我慢強く打ち破ってきたが、今回はこれまでと異なる相手に対して上手く対応できるのか。敵将の出方も気になるところであるが、まずはじっくりと戦況を見極めて臨んで欲しい。

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2014.09.22

第25節 新潟戦プレビュー

アウェー:デンカビッグスワンスタジアム
キックオフ:14:30

【2014シーズン(リーグ戦)】
浦和:勝点50:15勝5分4敗<1位> 
新潟:勝点31:8勝7分9敗<11位>

【対新潟 リーグ戦(カップ戦)対戦成績 ※リーグJ2対戦含む】
18勝4分3敗(3勝0分1敗)

【スタジアム成績(デンカビッグスワンスタジアム)】
7勝2分1敗(リーグ戦のみ)

【今シーズン対戦】
ナビスコ杯予選第5節(5/24)新潟0-1浦和
新潟】【浦和】【Jリーグ

J1第15節(7/19) 浦和1-0新潟
浦和】【新潟】【Jリーグ

【浦和予想スタメン】
GK:西川
DF:槙野、那須、森脇
MF:宇賀神、阿部、鈴木、平川、柏木、李
FW:興梠

【展望】
前節から中2日。タイトなスケジュールではあるが、これからアウェーでの連戦を迎える。

新潟とは今シーズン2戦2勝。しかし共にオウンゴールでの得点のみで、相手の浦和対策が功を奏しているのかマンマークでの厳しい守備に難儀している。

ちなみにシュート数がナビスコ杯では7-5。リーグ戦では14-6といずれも相手を下回り、得点機会のチャンスも乏しく、それだけ厳しいマークに遭っているという証拠でもある。また相手のフィニッシュの精度が高ければ違う結果になっていたかもしれない。

明日もおそらく同様の戦術、布陣で臨んでくるであろうし、前節広島と対戦したというのも、何かのヒントになるのかもしれない。

レッズとしては、がっつりと守備ブロックを敷いてくる相手に対し、どこまで我慢しその先の一手を打つかがポイントになるだろう。相手のハイプレスに乗じ、闇雲に攻め急がないというのはこれまでの反省を生かしている点であるし、まずはマンマークを剥がしギャップを生み出すべく楔を入れてボールを展開する時間が必要であろう。

選手達は疲労のピークを迎えているだろうが、それは相手も同じ条件。そのような状況下だと改めて個の力、さらに局面での対峙が重要なポイントになってくる。引いてくる相手をいかに凌駕できるか。これまで培ってきた総合力が問われる試合になりそうだ。

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