2014.12.06

【第34節 名古屋戦】

オフィシャルより

Jリーグ vs名古屋グランパス

6日(土)、埼玉スタジアムにて行われました『2014Jリーグ DIVISION1 第34節 vs名古屋グランパス』の試合結果をお知らせいたします。
2014Jリーグ DIVISION1 第34節
2014年12月6日(土) 15:33キックオフ・埼玉スタジアム
浦和レッズ 1-2(前半1-0) 名古屋グランパス
得点者:2分 槙野智章、72分 牟田雄祐(名古屋)、89分 永井謙佑(名古屋)
入場者数:53,091人
ファン・サポーターの皆さま、今シーズンのサポートありがとうございました。
試合速報
Jリーグ


「終戦」

終了直後にブーイングが響き渡るスタジアム。

もちろんこの90分間だけを切り取るならば、ホームで逆転負けを喫したのだからそれを受けるのは致し方ない現実だった。

開始わずか2分にCKから先制。ここ数試合の中では一番いい立ち上がりではあったが、時間が経つごとに相手の猛攻に晒され、追加点が奪えない。特にミシャサッカーの生命線である縦へのパスが全く機能せず、サイドからの攻めに終始するも、ダニルソンという屈強な選手の背後をなかなか衝けなかった。

もう1点を奪えれば・・・という想いがこれまでの数試合から強かった分、前線の選手達にはその姿勢が表れていたが、逆に時間が経つごとにリスクを負わないといういわば安全策を考慮する中で攻守のバランスを欠いてしまう悪循環を生んでしまった。

その中途半端な状態でCKから同点ゴールを許し、その後G大阪の経過を聞いたか聞かないか勝ち急いだ結果、終了間際に決定的なパスミスからカウンターを受け、逆転ゴールを喫し敗れてしまった。

結果的に今シーズンは2位で終了。ミシャ体制3年目としては最高の順位だ。しかし残り3試合、G大阪戦以降いずれもシャーレに手が届きながら自らそのチャンスを失った。選手も指揮官もサポーターも皆落ち着きを欠いていた。焦りが焦りを呼び、気が付けば自分達自身が金縛りのように動きも判断もが硬くなってしまったように感じた・・・。

プロの選手達とはいえやはり人間。緊張もするしボルテージも上がれば普段以上に意識せざろう得ない。だがその強烈なプレッシャーを乗り越えて結果を出さないと戴冠できないというのを身を持って知ったシーズンだった思う。それは優勝したG大阪が絶対的な力を持っても徳島とスコアレスドローに終わったという事でも分かるはずだ。

悔しさだけが残った今シーズン。チームを離れる坪井が最後の挨拶で、「チームはこの敗戦を乗り越えて、また強くなると信じています」と話したが、まさしくその言葉に尽きるだろう。

この悔しさを強く胸に刻んで、今シーズンの幕を下ろしたい。

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2014.11.29

【第33節 鳥栖戦】

オフィシャルより

Jリーグ vsサガン鳥栖

29日(土)、ベストアメニティスタジアムにて行われました『2014Jリーグ DIVISION1 第33節 vsサガン鳥栖』の試合結果をお知らせいたします。
2014Jリーグ DIVISION1 第33節
2014年11月29日(土)14:04キックオフ・ベストアメニティスタジアム
サガン鳥栖 1-1(前半0-0) 浦和レッズ
得点者:69分 阿部勇樹、90+4分 小林久晃(鳥栖)
入場者数:19,235人
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Jリーグ


「結果と現実」

最後の最後でCKから同点弾をたたき込まれて首位陥落。難攻不落のベアスタで待ち構えていたのは、歓喜ではなく、これもまたサッカーである。

勝たなければ後がないプレッシャーの中で、選手達はむしろ吹っ切れてプレーしていたように見えた。時間が経っても焦れる事なく、PKで得た先制点を体を張って守ってはいたのだか・・・。

ガンバ戦に引き続いての終盤での失点劇に、選手やスタッフ達のショックは大きいだろう。すぐに切り替える事こそ難しいだろうが、残された時間は90分。それこそ他力本願になってしまった以上、最後に勝たなければ何も始まらない。

今という結果と現実をしっかり受け止めて、ラストゲームに向けて準備をして欲しい。

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2014.11.22

【第32節 G大阪戦】

オフィシャルより

Jリーグ vsガンバ大阪

22日(土)、埼玉スタジアムにて行われました『2014Jリーグ DIVISION1 第32節 vsガンバ大阪』の試合結果をお知らせいたします。
2014Jリーグ DIVISION1 第32節
2014年11月22日(土)14:04キックオフ・埼玉スタジアム
浦和レッズ 0-2(前半0-0) ガンバ大阪
得点者:88分 佐藤晃大(G大阪)、90+3分 倉田 秋(G大阪)
入場者数:56,758人
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Jリーグ


「自分達で蒔いた種」

守備はほぼ万全だった。

宇佐美にはしっかり枚数を掛けて対応。パトリックに対しても槙野がマンマーク張り付き、決定機を与えなかった。ガンバも2トップが封じられるとパスが繋がらず、ミスもあってか攻撃が硬直化していたように思えた。それだけしっかり相手を研究していたと思う。

しかしそれが終了間際のカウンターからの失点。サッカーは怖いものだと改めて感じた。

攻撃もスタメンに起用された青木を起点に何度か縦へ繋ぐ動きも見せていたが、決定的なチャンスが少なく、中央を締めてくる相手守備陣に対して脅かすことができなかった。

だからこそ時間が経過するにつれ選択肢はいろいろあったはず・・・。ただあの雰囲気、あの状況下において最後まで勝ちに拘る姿勢を見せる事への良し悪しは、ピッチで闘っている選手達しか分からない。

痛恨の敗戦だったが、まだレッズは首位であることには変わらない。だから今日は失敗しても、次節鳥栖戦で勝てばもう1度戴冠のチャンスが訪れるのだからまだ運がある。

自分達で蒔いた種という名の“プレッシャー”。だからこそ最後は自分達で花を咲かさなければならない。

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2014.11.03

【第31節 横浜FM戦】

オフィシャルより

Jリーグ vs横浜F・マリノス

11月3日(月・祝)、日産スタジアムにて行われました『2014Jリーグ DIVISION1 第31節 vs横浜F・マリノス』の試合結果をお知らせいたします。
2014Jリーグ DIVISION1 第31節
11月3日(月・祝) 17:04キックオフ・日産スタジアム
横浜F・マリノス 0-1(前半0-0) 浦和レッズ
得点者:79分 関根貴大
入場者数:40,571人
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Jリーグ


「肝に銘じて」

1点を争う難しい展開。なかなか李を生かせず厳しい時間が続いたが、選手交代が功を奏し、最小失点のFマリノスの壁を打ち破り、2006年以来のダブルを達成した。

相手の失点が少ないゆえ、決してウィークポイントも多くない中で、果敢に楔のパスを入れるも、4バック3ボランチ気味の守備に手を焼き、なかなか攻撃の糸口を見出だせなかった。

そんな中で交代で起用された選手達がしっかりと役割を果たして、関根のゴールを生み出し、その後は培った守備力で凌ぎ切った。

単独開催で注目されるプレッシャーの中で、今日は勝点3以上の価値のある勝利であり、戴冠へ大きく近づいた。

むしろこれでプレッシャーはガンバに向けられたと思うぐらい頼もしい闘い方だったが、まだ自分達は何も成し遂げていないし獲っていない現実をしっかり肝に銘じなければならない。

こういう結果の後での、中2週間の中断は勿体ないかもしれないが、むしろ今日の反省点をしっかりあぶりだし、それを生かすべく時間が与えられたと思えば決して悪くないだろう。

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2014.10.26

【第30節 鹿島戦】

オフィシャルより

Jリーグ vs鹿島アントラーズ

26日(日)、県立カシマサッカースタジアムにて行われました『2014Jリーグ DIVISION1 第30節 vs鹿島アントラーズ』の試合結果をお知らせいたします。
2014Jリーグ DIVISION1 第30節
10月26日(日) 19:04キックオフ・県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ 1-1(前半1-0) 浦和レッズ
得点者:39分 カイオ(鹿島)、63分 李 忠成
入場者数:26,566人
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Jリーグ


「半歩前進」

逆転優勝を狙う鹿島を相手にアウェーでドロー。

開始早々のPKのチャンスこそ決め切れなかったが、内容は決して悪くなかった。

先制点を奪われてもバランスを重視する中で選手を入れ替え、何とか追いつくことができたが、その後は流れを引き戻すも相手も終盤に勝負を賭け、前線を3枚にすると、攻め手に蓋をされた形となり、守る時間が多かったように感じた。

勝ちたかったのは山々であるが、相手の猛攻を凌ぎ、ライバルの一角の芽を摘んだ勝点1は最低限であるし半歩前進で価値あるものだと思う。

もちろんここ数試合の足踏みで、後ろからガンバが迫っているのは百も承知である…。変わらない事実は、今も自分達は一番頂点に近いということ。だからこそネガティブになる必要はないだろう。

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2014.10.22

【第29節 甲府戦】

オフィシャルより

Jリーグ vsヴァンフォーレ甲府

22日(水)、埼玉スタジアムにて行われました『2014Jリーグ DIVISION1 第29節 vsヴァンフォーレ甲府』の試合結果をお知らせいたします。
2014Jリーグ DIVISION1 第29節
2014年10月22日(水) 19:04キックオフ・埼玉スタジアム
浦和レッズ 0-0(前半0-0) ヴァンフォーレ甲府
入場者数:19,977人
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Jリーグ


「結果論」

敵将が配置する5-3-2の守備網になかなか風穴を開けられず、むしろそこからのカウンターに神経をとがらせた90分間。

結果としては下位を相手にスコアレスドローであったが、現状でのレッズの戦力や戦術における引いた相手に対しての引き出しの少なさは今に始まった事ではない。

だからこそ余計に難儀な相手ではあったが、残り6試合という状況からの勝ちきることの難しさ。さらに首位に立っていることでの見えないプレッシャーというのを少しずつ感じ始めたのではないだろうか…。

そういう思いはピッチに立つ選手しかわからないものであろうが、1つ1つのプレーを垣間見ると、一瞬の判断こそそこでの冷静さが問われてくる。

そう考えるなら、今宵は他の結果を踏まえた結果論ではあるものの、無得点に終わった事を嘆くよりも、3試合ぶりの無失点に抑えて最低限の勝点1を積み上げた事を評価して、次節へ切り替えてほしい。

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2014.10.18

【第28節 仙台戦】

オフィシャルより

Jリーグ vsベガルタ仙台

18日(土)にユアテックスタジアム仙台で行われました『2014Jリーグ DIVISION1 第28節 vsベガルタ仙台』の試合結果をお知らせいたします。
2014Jリーグ DIVISION1 第28節
10月18日(土)14:04キックオフ・ユアテックスタジアム仙台
ベガルタ仙台 4-2(前半2-2) 浦和レッズ
得点者:19分 ウイルソン(仙台)、22分 野沢拓也(仙台)、30分 興梠慎三、37分 興梠慎三、61分 赤嶺真吾(仙台)、90+1分 村上和弘(仙台)
入場者数:18,914人
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Jリーグ


「珍しき自滅」

またしてもユアスタで勝ちきることはできなかった。

もちろん「鬼門」という言葉で片付けるのは簡単であるが、それ以上にレッズのミスが目立ち、自滅での敗戦だった感は否めない。

今シーズン2度目の4失点であるが、ほとんどがレッズとしては珍しくマークを外されたり、プレッシャーを掛けられてボールを失い失点に帰結してしまった。これは敵将渡邉監督の2週間にわたる浦和対策が功を奏した形であり、前半のうちに同点に追いつけても、そこまでが精一杯だったように感じた。

ただ、ミスが連発しかつ退場者が出た形での敗戦も今までを振り返れば珍しいといえば珍しい。選手達も「安い失点」という言葉と、失点に帰結してしまったGK西川へのこれまでの感謝を述べて、選手各々が責任を感じていたことから、むしろ切り替えが早いと信じたい。

それゆえ次の甲府戦こそ大事であり、頂点を目指すには連敗は許されないということだ。

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2014.10.05

【第27節 徳島戦】

オフィシャルより

Jリーグ vs徳島ヴォルティス

10月5日(日)、埼玉スタジアムにて行われました『2014Jリーグ DIVISION1 第27節 vs徳島ヴォルティス』の試合結果をお知らせいたします。
2014Jリーグ DIVISION1 第27節
2014年10月5日(日)14:04キックオフ・埼玉スタジアム
浦和レッズ 2-1(前半1-1) 徳島ヴォルティス
得点者:33分 衛藤 裕(徳島)、41分 柏木陽介、63分 那須大亮
入場者数:23,294人
試合速報
Jリーグ


「らしくなくても」

ピッチの至る所に水が溜まり、接触のたびにあがる水しぶき…。

ミシャサッカーの特徴でもあるバックパスからの攻撃ができず、リスクを減らすために常に前へ掻き出すサッカーに終始した。

もちろんこういうコンディションならば、徳島にも一筋の光が射し、ロングボールから繋いで裏を取り先制点を奪ったが、前半のうちに柏木のFKで同点。さらに後半もセットプレーから那須のゴールで逆転し、貴重な勝点3を積み上げた。

レッズらしくないサッカーであっても、我慢強く勝利を手繰り寄せたのは、これまでの反省もあっただろうし自信もあったのだろう。とかくイーブンの状態では相手に喰らいつきながらもボールをキープできたのは大きかった。

これで残り7試合。この勝点3こそ最後の最後に効いてくるはず…。そう感じた雨中の勝利だった。

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2014.09.27

【第26節 C大阪戦】

オフィシャルより

Jリーグ vsセレッソ大阪

9月27日(土)、ヤンマースタジアム長居にて行われました『2014Jリーグ DIVISION1 第26節 vsセレッソ大阪』の試合結果をお知らせいたします。
2014Jリーグ DIVISION1 第26節
2014年9月27日(土) 19:04キックオフ・ヤンマースタジアム長居
セレッソ大阪 1-0(前半0-0) 浦和レッズ
得点者:68分 カカウ(C大阪)
入場者数:22,936人
試合速報
Jリーグ


「冷や水と運の悪さと」

公式戦では、先月の天皇杯3回戦の群馬戦以来8試合ぶりの敗戦。

とかく相手は守備を固めるものの、攻守の切り替えはシンプルでかつ早かった。またFWカカウのボールキープは抜群でなかなか奪う事ができず、失点シーンに関してはその対応には後手を踏んだ感は否めず、無回転気味のシュートに冷や水を浴びせられてしまったような感じだった。

攻撃面では中央を絞られると、サイドにボールを振り分け、長短織り交ぜた攻撃を仕掛けてチャンスを作っていたものの、フィニッシュに精度を欠き、GKの好セーブもありネットを揺らすことはなかった。

スタジアムの相性の悪さもあるが、やはり降格圏に苦しむクラブとの対戦は難しい。しかも相手のホームほどそのミッションはとても厳しくなる。しかしその壁を乗り越えて勝点を積み上げていかなければ、女神は微笑まない。

3連戦の最後は敗戦を喫したが、やっている内容は悪くない。むしろ今日は勝負運に見放されたような感じだったゆえ、しっかり切り替えて残り8試合に臨んでほしい。

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2014.09.23

【第25節 新潟戦】

オフィシャルより

Jリーグ vsアルビレックス新潟

23日(火・祝)、デンカビッグスワンスタジアムにて行われました『2014Jリーグ DIVISION1 第25節 vsアルビレックス新潟』の試合結果をお知らせいたします。
2014Jリーグ DIVISION1 第25節
2014年9月23日(火・祝) 14:31キックオフ・デンカビッグスワンスタジアム
アルビレックス新潟 0-2(前半0-1) 浦和レッズ
得点者:22分 興梠慎三、50分 森脇良太
入場者数:28,303人
試合速報
Jリーグ


「大人のサッカー」

これまでの相性の良さがそのまま結果に結び付いた。

試合後、選手たちが口々に言っていたのは「大人のサッカー」で勝てたという事。

確かに立ち上がりから、これまでの対戦時同様にミラーを仕掛けられ1対1の局面に難儀。さらにディフェンスでのタイミングがずれ、バイタルエリアに侵入を許す場面もみられたが、相手の決定力の低さもそうだがGK西川の好守に助けられた。

そしてこれまで通り焦らずに仕掛けた結果、一瞬のチャンスを逃さず、ロングボールを起点に相手の左サイドを崩し2得点を奪った。

特にこの日右サイドで先発起用された関根は先制点をアシスト。さらに2点目の場面では相手の守備陣を中へ引き連れて、森脇をフリーにさせ得点に結びつけた。

指揮官は両サイドの宇賀神、平川を完全休養させ、先発メンバーを変更。大胆に勝負を仕掛けつつも、後半には青木や永田を投入しボランチを3枚にしたり緻密にシステムを変化させ、クリーンシートでクローズさせた。これこそが大人のサッカーという事だろうか。

内容は押されていたような感じもあったが、レッズがやっているのは今まで通り何も変わらない。それこそが新潟の選手達を困惑させたのかもしれない。相手にしてみたらわずか2本のパスでやられたのかもしれないが、レッズにとってみれば必然的な2本だった。

それだけ選手達は90分全体における総合力が備わってきたという証なのだと思う。

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