第34節 C大阪戦プレビュー
いよいよ最終節。明日はホーム埼玉スタジアムにセレッソ大阪をむかえ対戦する。
セレッソは現在、15勝11分7敗の勝点56で第6位。前節はホームで鹿島と対戦。
お互い優勝への可能性が残る中で、勝点3が必要とする中、25分にCKから競ったボールのこぼれ球に大迫が押し込み先制を許してしまう。しかし38分に山口のパスを受けた柿谷が右足アウトで放ったシュートが決まり同点に追いつき前半を折り返す。
後半に入ると流れはセレッソ。エジノ、南野らの波状攻撃もゴールに結びつかず85分にセットプレーから中村に決められて追いかける展開に。攻撃の切り札に杉本を投入するも万事休す。結局1-2で敗れ逆転優勝のチャンスが潰えてしまった。
一方のレッズは、前節はアウェーで鳥栖と対戦。
開始当初こそ早い展開からサイドにボールを展開し、攻撃のリズムを作るものの、15分にCKから先制点を許し川崎戦同様に難しい展開を強いられることになった。さらに37分にスルーパスから豊田に決められ追加点を奪われ、レッズは何もできないまま前半を折り返す。
後半に入ると攻めが前掛かりとなり、何度かチャンスを作り出すも、ゴールが遠く時間だけが過ぎてゆく中で90分に啓太がPKを与えてしまいそれを決められて3失点。直後に那須のゴールで1点を返すも、カウンターから豊田にハットトリックとなる4点目を奪われ結局1-4で敗戦を喫し、優勝争いから脱落した。
とりわけ相手の早いプレッシャーに成す術がなく、固定起用の弊害もあってか選手達の動きも重く、盛り返そうにも気持ちだけが空回りしてしミスを呼び失点を喫してしまうという悪循環が続いている。相手に研究し尽されているというのもあるが、それは数字にも表れており、ナビスコ決勝を含め公式戦1分3敗。5得点11失点というのは、厳しい数字といっても過言ではない。
天皇杯も敗れたことで、明日は泣いても笑っても2013シーズンのラストゲームとなる。
上位同士の直接対決の関係で、勝てば自力で3位以内を確保しアジアに行けるチャンスを残しており、まだまだサッカーの神様はレッズを見放していないということだろうか…。
とかく今シーズンは何度もチャンスを逃し“勝負弱い”という印象が多かった。そういう中で優勝も逃したショックから立ち直れるのか選手達のメンタルもとても大事となる。
レッズに課せられたラストチャンス。それを確実に掴むために最後の90分+αをここまで積み上げてきた最大のパフォーマンスで相手を凌駕し最高の形で“彼ら”を送り出してほしい。
☆前試合の結果
【浦和】 Jリーグ第33節 (対鳥栖 ●1-4)
【C大阪】 Jリーグ第33節 (対鹿島 ●1-2)
☆今季対戦
Jリーグ第10節(5/6)
C大阪2-2浦和 【C大阪】【浦和】
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