2013.12.07

【第34節 C大阪戦】

オフィシャルより

Jリーグ vsセレッソ大阪
7日(土)、埼玉スタジアムにて行われました『2013Jリーグ DIVISION1 第34節 vsセレッソ大阪』の試合結果をお知らせいたします。
2013JリーグDIVISION1第34節
2013年12月7日(土) 15:34キックオフ・埼玉スタジアム
浦和レッズ 2-5(前半1-2) セレッソ大阪
得点者:24分 原口 元気、40分 杉本 健勇(C大阪)、45+1分 南野 拓実(C大阪)、53分 柿谷 曜一朗(C大阪)、72分 興梠 慎三、76分 柿谷 曜一朗(C大阪)、86分 南野 拓実(C大阪)
入場者数:54,905人
試合速報


「かくも浦和らしき幕引き」

守備崩壊の5失点。

目の前に見えていたACLはおろか、6位まで順位を落として今シーズンのリーグ戦は幕を閉じた。

試合の入りから原口の先制点までの時間帯は悪くなかった・・・というか、ようやく落ち着いたレッズのサッカーが見られたように感じた。しかし敵将が戦況に慌てず修正を施して果敢に攻めてくると、徐々に守りに綻びが見え始め、左右に揺さぶってくる相手にアプローチも緩くバタバタする時間帯が増えてきた。

いくら興梠がカラダを張ってボールを収めても、そして失ったボールに柏木が必死に追いかけて喰らいついても、その次が繋がらず相手のプレッシャーに軽く往なされては、やるせない気持ちもわからなくない。それだけにこの5失点、いや1分3敗における15失点に指揮官は何を思うのだろうか。

こればかりは新たな選手を入れようが今のままでは何も変わらないだろう。そして忠実に戦術を理解できる選手だけを配置したところでも、基本中の基本となる約束事がなければいつぞや破綻する。

指揮官は試合後のコメントで、「来シーズン何をしなければいけないかがはっきりしたと思います」と語った。しかしそれはもう言い訳ができない3シーズン目となることを彼自身理解しているのかもしれない…。

ミシャサッカーのデメリットを痛感した最終戦。しかしそれ以上にこういう幕引きをしでかしてしまうのも、かくも浦和らしいといえは浦和らしい。

今シーズンは中国広州の地で始まり、そのリベンジの夢を掴みかけて最後に失なった。そして来シーズンは再び仕切り直しとなる。新たに何を積み上げ何を創り出すのか。長いオフに先にある新たな旅路に期待したい。

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2013.11.30

【第33節 鳥栖戦】

オフィシャルより

Jリーグ vsサガン鳥栖
30日(土)、ベストアメニティスタジアムにて行われました『2013Jリーグ DIVISION1 第33節 vsサガン鳥栖』の試合結果をお知らせいたします。
2013Jリーグ DIVISION1 第33節
11月30日(土) 14:03キックオフ・ベストアメニティスタジアム
サガン鳥栖 4-1(前半2-0) 浦和レッズ
得点者:15分 早坂 良太(鳥栖)、37分 豊田 陽平(鳥栖)、90分 豊田 陽平(鳥栖)、90+2分 那須 大亮、90+6分 豊田 陽平(鳥栖)
入場者数:20,196人
試合速報


「再び打ち砕かれたプライド」

昨年と同じような敗戦。

前節同様、相手の早いプレッシャーになかなか縦へボールが運べず窮屈な展開を強いられ、セカンドボールがほとんど拾えないまま、前半だけで2失点。

後半こそ盛り返し何度かチャンスを作るものの、しっかり守備ブロックを敷いた鳥栖の網をかいくぐるには2点というリードはあまりにも大きかった。

終わってみれば豊田のハットトリックを含む4失点。昨年に続き鳥栖の地でプライドも何もかも打ち砕かれたあげく優勝の可能性が潰え、さらにACL圏内から転落してしまった。

選手を固定してきた弊害もあるが、終盤でこのような結果が続くということは、自分達の力の限界を示している。相手に研究され尽くされているのもあるが、それを盛り返すべく結果的に焦りがさらなる焦りを呼び、チームバランスを崩してしまうという悪循環が続いている。

しかしここまでくると、それを止めるべくの手段はもう指揮官には残ってないだろう。それだけ選手達は言葉以上にココロもカラダも疲弊しているということである。

ただ焦っても嘆いても、レッズに残された時間は90分+α。幸いにも最終戦で勝てば自力でACL出場という3位以内を確保できる。それはこんなふがいない試合をしても、今シーズン何度もあった浮上のチャンスを逃しても、まだサッカーの神様はレッズを見放していないという証でもある。

最後の最後に与えられたチャンスをしっかりと掴み取れるか…。つまりはこの1週間がとてもとても大事なのである。

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2013.11.23

【第32節 川崎戦】

オフィシャルより

Jリーグ vs川崎フロンターレ
23日(土・祝)、埼玉スタジアムにて行われました『2013Jリーグ DIVISION1 第32節 vs川崎フロンターレ』の試合結果をお知らせいたします。
2013Jリーグ DIVISION1 第32節
2013年11月23日(土)14:04キックオフ・埼玉スタジアム2002
浦和レッズ 1-3(前半0-1) 川崎フロンターレ
得点者:12分 ジェシ(川崎)、57分 槙野 智章、59分 OWN GOAL(川崎)、90+1分 大久保 嘉人(川崎)
入場者数:45,607人
試合速報


「見えない敵」

優勝が遠のく厳しい敗戦。

とかくレッズは川崎のカウンターを受け過ぎた。それはレッズが早々に失点を喫してから前掛かりにならざろう得ない状況もあったが、やはり勝たなければいけないという気持ちが先に行き過ぎて細かいミスを招き攻撃のリズムを崩してしまい、その結果川崎の前線からのプレスにことごとく嵌ってしまった。

さらに相手の中村、稲本、山本が構成する中盤のトライアングルに対し、なかなか早いボールが縦に入らず、サイドからの攻撃に活路を見出していたが、中央を絞られてしまうとたとえ良質のクロスであってもその壁を打ち崩すことは難儀で、興梠もチャンスメイクに苦しんでいた。

またスタジアムの空気もどことなく浮ついていた…というか落ち着かない雰囲気という「見えない敵」にやられてしまったと感じたのは気のせいだろうか…。もちろんクラブを離れる“彼らのために…”という想いはあるのかもしれないが、「タイトル」とそれを天秤に図るにはとても難しいものだったと思う。

首位横浜FMとの勝点差は4。残り2試合で数字上はとても厳しくなったが、その中でもしっかり結果を残さなければもう1つの目標さえも失ってしまう。あくまでも頂点を狙って最後まで闘ってほしい。

闘わずして奇跡は起こらないのだから・・・。

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2013.11.10

【第31節 仙台戦】

オフィシャルより

Jリーグ vsベガルタ仙台
10日(日)、宮城スタジアムにて行われました『2013Jリーグ DIVISION1 第31節 vsベガルタ仙台』の試合結果をお知らせいたします。
2013Jリーグ DIVISION1 第31節
2013年11月10日(日)19:05キックオフ・宮城スタジアム
ベガルタ仙台 3-3(前半1-2) 浦和レッズ
得点者:2分 ウイルソン(仙台)、6分 梅崎 司、31分 興梠 慎三、47分 赤嶺 真吾(仙台)、59分 興梠 慎三、90+2分 石川 直樹(仙台)
入場者数:17,183人
試合速報


「見えない重圧」

終わってみれば、5月の対戦時と同様に終了間際のドロー劇。またしても手から勝点2がするりとこぼれ落ちた。

13時からの試合で横浜が敗れ、広島がドロー。よってこの試合でレッズが勝てば首位浮上というシナリオに、スタッフや選手達にもおそらくその情報は耳にしていただろうし、観ている側もドキドキを通り越して、どことなく勝てるかも…という幻想を抱いていたのかもしれない。

そう考えるのならば、3失点のいずれも、開始直後と終了間際というあまり考えにくい時間帯での失点は多少なりともうなづけるし、最後に坪井を投入し守りに入ったのも、どこかで見えない重圧がかかっていたと言っても過言ではないだろう。

内容を振り返るのならば、吹っ切れた戦いを仕掛けてきた仙台の方がチャンスが多かったように思う。特にドリブル突破に手を焼いてDFラインがズルズルと下がり、止むを得ずファールを犯しプレーを止めるという展開に苦しんだ。

優勝という重圧に押し潰されてしまうのであれば、最後に女神は微笑んでくれない。ただ幸か不幸か、残り3試合での上位陣はいずれも同時刻キックオフ。ゆえに目の前の相手だけを倒すことに集中できる。もしそれで負けてしまったら、まだまだ力が備わっていないという証だろう。

この停滞した状況を破っていくのも、選手達の努力次第なのだと思う。

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2013.11.02

【ナビスコ杯決勝 柏戦】

オフィシャルより

ヤマザキナビスコカップFINAL vs柏レイソル
11月2日(土)、国立競技場にて行われました『2013Jリーグヤマザキナビスコカップ FINAL』の試合結果をお知らせいたします。
2013Jリーグヤマザキナビスコカップ FINAL
11月2日(土)13:10キックオフ・国立競技場
浦和レッズ 0-1(前半0-1) 柏レイソル
得点者:45+2分 工藤 壮人(柏)
入場者数:46,675人
試合速報


「大舞台での沈黙」

2年ぶりのファイナルの舞台。

出場停止や怪我で主力を欠く柏であったが、その中で自分達の出来うるサッカーを体現し、いい意味での開き直りというかノビノビとプレーしていたのに対し、レッズは自陣左サイドでの局面こそ勝っていたが、慎重になり過ぎたせいか最後の詰めが甘くなる場面が多く、最後まで迫力あるサッカーが見られることなく国立という大舞台で沈黙してしまい、戴冠を逃してしまった。

何度か訪れたチャンスを決めきれなかったのは、運が無かったといえばそうかもしれないが、しっかりマンツーマンで守備に徹した相手に一発勝負ゆえの戦い方をされ、まさにその策に嵌ってしまった。例えチームが上昇気流であっても、ファイナル独特の雰囲気は実力ある選手を揃えたとしても、最後は大舞台での経験値が勝負に左右される事もある。

途中から降り出した雨はまたしても涙雨・・・。ファイナリストにおける敗者の立場こそ、その悔しさは半端ない。それは終了直後の選手達の表情や姿に現れていた。


ただこれで全て終わったわけではない。まだ頂点への闘いは4試合ある。すぐに切り替えることは難しいかもしれないが、ここでこそ積み上げてきた真価が問われるし、今日の敗戦こそ次へ生かさなければいけない。

今シーズンも残り「360分+α」と限られた時間ではあるが、全力を傾けて頑張ってほしい。

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2013.10.27

【第30節 柏戦】

オフィシャルより

Jリーグ vs柏レイソル
27日(日)、埼玉スタジアムにて行われました『2013Jリーグ DIVISION1 第30節 vs柏レイソル』の試合結果をお知らせいたします。
2013Jリーグ DIVISION1 第30節
2013年10月27日(日)16:05キックオフ・埼玉スタジアム
浦和レッズ 2-1(前半2-1) 柏レイソル
得点者:5分 柏木 陽介、11分 柏木 陽介、14分 工藤 壮人(柏)
入場者数:34,814人
※山田暢久がJ1通算500試合出場を達成
試合速報


「34分の1」

わずか開始11分で2得点と歓喜に沸いたスタジアムの熱気に冷水を浴びせたような14分の工藤のゴール以降は、試合の流れは柏に傾き、最後まで引き戻せぬまま、耐えに耐えた90分間だった。

ただ、後半のシュート数が浦和が0本で柏が2本ということからも、決して打たれ放題だったわけではなく、最後に至る部分における潰しあいの様相だったことが数字にも表れていた。

この日は負傷欠場が予想された柏木がスタメン。しかし興梠、森脇の2人が出場停止でその穴は阪野、坪井が任された。特に阪野はイエローカードを受けたものの、果敢に相手DFとボールを競り合って彼なりにチャレンジをし攻撃の起点になろうと努力しており、結果的に上手くいかなかった部分が多かったものの、周囲との距離感を保つことで、柏木の得点を引き出したと言っても過言ではないだろう。

周囲は“前哨戦勝利”という見方もあるだろうが、レッズにとっては『34分の1』における首位追撃の貴重な勝点3を奪った。主力2人を欠く状況で、内容が悪くても代わりに入った選手達がボールに喰らいつき結果を残したのだから、その意味合いは全く異なるのである。

同じ相手とはいえリーグ戦とカップ戦は全くの別物。容易いミスからの失点はいわば命取りにもなりかねない。それは勝ったからこそ尚更なのである。

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2013.10.19

【第29節 鹿島戦】

オフィシャルより

Jリーグ vs鹿島アントラーズ
19日(土)、カシマサッカースタジアムにて行われました『2013Jリーグ DIVISION1 第29節 vs鹿島アントラーズ』の試合結果をお知らせいたします。
2013Jリーグ DIVISION1 第29節
2013年10月19日(土) 15:04キックオフ・カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ 1-2(前半0-1) 浦和レッズ
得点者:20分 那須 大亮、71分 原口 元気、87分 大迫 勇也(鹿島)
入場者数:32,305人
試合速報


「したたかに冷静に」

3位対4位の対戦という、上位への生き残りをかけた大一番。

今シーズン無敗とアドバンテージを誇る難攻不落のカシマスタジアムで、レッズは勝負強さを発揮して昨年に続き勝点3を奪い何とか優勝戦線に喰らいついた。

熾烈を極める個々のマッチアップは、ダヴィの退場によって後半途中から数的優位を生んだものの、それを感じさせない鹿島の組織高い攻撃力に逆に手を焼いた。

しかし、87分に大迫が決めたゴールこそゴラッソであったが、時間が経つごとに焦りとミスが目立ってきた相手に対し、レッズはしたたかにかつ冷静にプレーに集中しボールを追いかけ攻撃の芽を摘んで、試合をクローズさせた。


アウェー鹿島の地で凱歌をあげたことは大きいが、まだ勝点3を積み上げたに過ぎないし、この勝利で何かを捉えたわけではない。リーグ戦は続いており、上には首位マリノスが鎮座している。

ただチームは先月の苦戦を乗り越えて大きく大きく成長している。それこそダービーから続いてきた連戦で残した結果なのだと思うし、まだまだこの先も緊迫感ある試合が続くのである。

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2013.10.16

【天皇杯3回戦 山形戦】

オフィシャルより

天皇杯3回戦 vsモンテディオ山形
16日(水)に浦和駒場スタジアムにて行われました『第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦 vsモンテディオ山形』の試合結果をお知らせいたします。
第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦
2013年10月16日(水) 19:04キックオフ・浦和駒場スタジアム
浦和レッズ 2-3(前半1-1) モンテディオ山形
得点者:39分 伊東 俊(山形)、41分 阪野 豊史、67分 宮阪 政樹(山形)、76分 邦本 宜裕、79分 ロメロ フランク(山形)
入場者数:5,890人
試合速報
公式記録】(JFA ※PDFファイル)


「未来と現実と」

純然たる敗戦。

週末のリーグ鹿島戦との兼ね合いから、ほぼセカンドチーム+ユース所属の選手での構成となったが、相手の出足が良くその勢いに終始押されてしまい、なかなかゲームが作れず主導権が握れなかった。それに加え自陣のミスなども重なり、終わってみれば3失点。元日国立への夢は早々に2試合で散ってしまった。

レッズの攻めの形となるバックラインからも押し上げも、決してスムーズなものとはいえず、攻め急ぎの感も見えた。また相手のプレッシャーに後ろ向きな部分も見え、その結果中盤で相手の網にかかってしまいカウンターを喰らうという、まさにこれまで下位相手に苦戦した姿そのものだった。

もちろん阪野や、16歳になったばかりの邦本のゴールなど未来へ向けた収穫はあった。しかし、いずれもセットプレーや強引な形から。相手を揺さぶって押し込む展開は90分通してほぼ皆無であり、固定起用による目の前の現実に対しては、かなり厳しい内容だったと振りかえざろう得ない。

賜杯への道が途絶え、レッズの今シーズンはナビスコカップを含めて残り7試合となった。残念ではあるが、あえてポジティブに捉えるならば、ひとまずゴールテープが定まったのだから、この敗戦をしっかり受け入れ、もう1度切り替えてチーム一丸で最後まで全力で闘いぬいてほしい。

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2013.10.12

【ナビスコ杯準決勝第2戦 川崎戦】

オフィシャルより

ヤマザキナビスコカップ準決勝第2戦 vs川崎フロンターレ
12日(土)、埼玉スタジアムにて行われました『2013Jリーグ ヤマザキナビスコカップ準決勝 第2戦 vs川崎フロンターレ』の試合結果をお知らせいたします。
2013Jリーグ ヤマザキナビスコカップ準決勝 第2戦
2013年10月12日(土)17:00キックオフ・埼玉スタジアム
浦和レッズ 1-0(前半0-0) 川崎フロンターレ
得点者:80分 興梠 慎三
入場者数:27,197人
※2戦合計スコア3-3、アウェイゴールの差でレッズの決勝進出が決定
試合速報


「原点回帰」

得点してから終わるまでの15分程の時間はとてもとても長く感じたが、1点を争う濃縮した時間は久々に胃痛を伴うような痺れた展開だった。

レッズは勝たなければいけない状況下で、攻めに攻め続けた。

何度かチャンスを作るも相手GKの好セーブが続く中、決して焦ることなく自分達のサッカーをやり続けた結果、興梠の先制点を呼び込み、2年ぶりとなるナビスコカップファイナルへの扉をこじ開けた。

もちろん攻撃を得意とする川崎の拙い試合運びもあったが、それはレッズの選手達の守備面における早いチェックが功を奏したゆえのものだと思う。

停滞していた頃の反省を修正を繰り返し、彼等がたどり着いた答えは「原点回帰」。つまり“攻撃は最大の防御”というのが自分達のやり方だと再確認できた時、終盤戦を迎える中でレッズのサッカーはようやくリズムを取り戻してきたのだと思う。

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2013.10.05

【第28節 大宮戦】

オフィシャルより

Jリーグ vs大宮アルディージャ
5日(土)、埼玉スタジアムにて行われました『2013Jリーグ DIVISION1 第28節 vs大宮アルディージャ』の試合結果をお知らせいたします。
2013Jリーグ DIVISION1 第28節
2013年10月5日(土)16:05キックオフ・埼玉スタジアム
浦和レッズ 4-0(前半1-0) 大宮アルディージャ
得点者:11分 阿部 勇樹[PK]、72分 原口 元気、76分 興梠 慎三、83分 関口 訓充
入場者数:47,790人
※那須大亮がJ1通算300試合出場を達成
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「特別な勝点3」

4-0の大勝。スコアこそ圧勝であったが、大宮のシュート数がわずか4本であっても、1本でも入っていればその局面は大きく変わっていたかもしれない。ただ一瞬の攻撃の力をもっていたとしても、レッズは最後まで攻めの姿勢を貫いた。

もちろん相手の開始早々の退場というエクスキューズや守備の拙さもあったが、それを抜きにしても大宮の戦意をそぐ積極的なプレーや縦へのボールの繋ぎが、何度も上手い具合に嵌った。

公式戦としてはおよそ半月ぶりの勝利。この1試合だけで全てが取り戻せたかというと、そこまでは至っていない。しかしダービーマッチという異様な空間でこれまで苦汁を舐めていた大宮相手に勝利したというのは、この上ない喜びと共にシーズン終盤へ向けて失いかけた自信を少しでも取り戻すきっかけになってほしいと思う。

それだけ特別な勝点3だという事であるし、ダービーマッチに勝つというのはそういうことなのだとつくづく思うのである。

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