2009.12.04

第34節 鹿島戦プレビュー

いよいよ最終節。明日は、ホーム埼玉スタジアムに、鹿島アントラーズをむかえ対戦する。

鹿島は現在、19勝6分8敗の勝点63で首位。前節はホームにガンバ大阪をむかえ対戦した。前半こそスコアレズだったものの、後半9分に興梠のゴールを皮切りに6分間で3点を挙げ、一気に流れを引き寄せた。

ガンバも1点を返すものの、ルーカスの2枚目の警告で退場を喫してからは防戦一方。その後も攻撃の手を緩めず、2点を追加し5-1と圧勝。4連勝を飾り自力優勝へ一気に王手をかけた。

一方のレッズは、前節はアウェーで京都と対戦。前々節磐田戦の雰囲気が逆に悪いほうに出てしまったのか、シュートチャンスがあったものの、打てずにパスを選択したり、打ってもことごとくGKの前に阻まれたりと、ゴールから遠かった。

後半に入ると、スタミナが落ちたのか選手達の動きが急激に落ち、逆に京都に左右に揺さぶられて先制点を許してしまった。その後、レッズは交代枠を使い攻撃を仕掛けるも、なかなかゴールが割れず、結局0-1で敗れた。

明日は、優勝目前のチームとの対戦。そして相手は鹿島という事で、これ以上のシチュエーションはない。ただ、やはり目の前で優勝は見たくないというのは、選手も同じ気持ちであろう。しかし優勝を阻止することも大事だが、ホーム最終戦。レッズが勝つ試合を見たいというのがサポーターの本能ではないか。

これまでリーグ戦33試合、ナビスコカップ8試合、天皇杯1試合の合計42試合共に闘ってきた。ウノゼロが続く連勝もあったし、夏場は7連敗も経験した。さらに秋口にはアマチュアに敗れるという屈辱も味わった。今年は監督が代わり、システムが変わり、山あり谷ありのシーズンだったが、残りあと90分間だけとなった。

悔いはないのか?と言われればウソになる。でも去年ほどじゃない・・・と思うのは正しいところか。

泣いても笑ってももう最後。だからこそ明日は俺達の浦和らしく誇りを持って、選手達と共に闘っていきたい。

☆前節の結果
【浦和】 Jリーグ第33節 (対京都 ●0-1)
【鹿島】 Jリーグ第33節 (対G大阪 ○5-1)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.11.27

第33節 京都戦プレビュー

いよいよ残り2試合。明日はアウェー西京極陸上競技場にのりこみ、京都サンガFCと対戦する。

京都は現在、10勝8分14敗の勝点38で第14位。前節は、ホームに鹿島をむかえ対戦。かたや残留を目指すチームと優勝を目指すチームの対戦であったが、やはり鹿島の試合巧者ぶりに、なかなか攻撃の糸口が見出せず、前半に先制を許した失点がそのまま決勝点となり、0-1で敗れた。

J1通算100勝に王手をかけながら、これまで7試合足踏みが続いている。それだけにホーム最終戦となる明日で決めたい思いが一層強くなるだけに、油断は禁物だし、柳沢やディエゴにかき回されないように気をつけたいところだ。

一方のレッズは、前節はホームで磐田と対戦。原口が出場停止で高原を起用し、右サイドは久々に平川が復帰したが、思っている以上にボールと人が良く動き、得点に結びつくチャンスを何度も演出していた。一時は逆転を許したものの、終了間際のロスタイムにエジミウソンがハットトリックとなる思い切りの良いミドルシュートがゴールに突き刺さり、荒れたスコアに終止符を打って、3-2で勝利した。

明日は、この磐田戦のメンバーがそのままスタメンになるのか、それとも出場停止明けの原口、ケガ明けの山田直輝が起用されるのかわからない。ただ、まだまだムラがあるものの、目指すべき人もボールも動くサッカーが表現しつつあるように思える。

しかし、前節の結末があまりにも劇的だったためか、その反動が心配だ。前節は、とにかく2失点喫したことを反省すべきであり、この修正がしっかり出来ない限り、勝つことは難しいとだろう。まずはキモチを切り替える事が重要だと思う。

レッズは、まだ連勝すれば他力本願ながら3位の可能性を残している。やはり、闘う限りは最終的な位置は上の方がいい。内容に結果がついてくるかはわからないが、レッズに残された時間はもうあと僅かだけに、精一杯走って打って相手に立ち向かってほしい。

残り180分。最後まで選手達と共に闘って、勝点3を持ち帰りたい。

☆前節の結果
【浦和】 Jリーグ第32節 (対磐田 ○3-2)
【京都】 Jリーグ第32節 (対鹿島 ●0-1)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.11.20

第32節 磐田戦プレビュー

久々となるホームでの試合。明日は、埼玉スタジアムにジュビロ磐田をむかえ対戦する。

磐田は現在、11勝7分13敗の勝点40で第11位。先週は「天皇杯4回戦」で名古屋と対戦。開始早々にカレンロバートが先制点を奪ったが、前半16分に金沢が一発退場を喫し、早くも10人での戦いを強いられてしまった。

何とか踏ん張ってはいたが、そう長くは続かず、42分に同点。後半も開始早々にセットプレーから吉田に決められ逆転。さらに、後半38分にも杉本にダメ押しとなるゴールを奪われ、結局1-3で敗れた。

今節は、退場を喫した金沢が出場停止。また、韓国代表に招集されていたイ・グノは体調次第ではあるが、先発起用が微妙な状況であり、なかなかベストメンバーが組めない状況である。

ただそのような状況で、現在リーグ得点王として君臨するFW前田には、十分に注意しなければいけない存在だろう。そもそも磐田も世代交代を進めている最中。それゆえお互い苦しんでいる状況ではある。

一方のレッズは、2週間前となる前節は、アウェーでFC東京と対戦。前半こそいつものように決め手に欠く攻撃で、なかなかゴールに結びつくことは無かったが、後半早々に原口→峻希と右サイドを破って、最後はエジミウソンが決め待望の先制点を奪った。

幸福な時間もつかの間、直後に原口が2枚目の警告で退場。一気に窮地に陥った。しかし、レッズの選手達はその後、自分達がやるべき事をしっかりと成し遂げ10人で守りきり、結局1-0で勝利し貴重な勝点3を奪った。

ただ目指すべきサッカーには程遠く、退場を考慮すれば、それは割り切るべき試合だったのかもしれない。

明日は得点に絡んだ原口が出場停止、さらに梅崎が膝のケガで長期離脱、そして峻希もインフルエンザに発症し出場は難しい。好転すべき材料があるとすれば、ロビーの復帰、そして直輝やエスクデロが帯同できる事だろうか。

今のレッズは、得点へのアプローチが絶対的に少ないことは確かだ。連動する動きが少ないのは、これまで何試合も見てきて明らかなだけにそればかりは時間を待つしかないのか・・・。

だが、レッズに残された時間はあと3試合、合計270分間だけだ。その中で来季へのヒントが生まれてくるのだろうか信じがたいところではあるが、どこか掴めるものが欲しいところ。

目標に霧がかかってきそうな今こそ、ピッチで闘う選手達がどこまで本気なのか。そして残された時間の中で彼らがどれだけ自分達に本気を見せてくれるだろのか・・・。

現状のままでは誰も満足しない。その答えを確認すべく明日も彼らと共に闘っていきたい。

☆前節および前試合の結果
【浦和】 Jリーグ第31節 (対FC東京 ○1-0)
【磐田】 Jリーグ第31節 (対新潟 ●0-2)
天皇杯4回戦 (対名古屋 ●1-3)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.11.07

第31節 FC東京戦プレビュー

再びリーグ戦再開。明日はアウェー味の素スタジアムにのりこみ、FC東京と対戦する。

FC東京は、現在15勝4分11敗の勝点49で第5位。リーグ戦では前節アウェーで清水と対戦。前半に挙げたリードをそのまま守り、2-1で勝利し日本平で貴重な勝点3を奪った。

そして、火曜日に行われたナビスコカップ決勝戦では、川崎と対戦。ニューヒーロー賞を受賞した米本の先制ゴール、そしてカウンターから平山が頭で決め2-0と完勝し、5年ぶりのカップ戦王者となった。

これで公式戦6連勝。カップ王者となり、さらに調子が上昇しているといっても過言ではないだろう。15ゴールの石川を負傷で欠いていても、しっかり勝てるところは、チームの力がついている何よりの証拠だと思う。

一方のレッズは、前節はホームで大宮とのダービーマッチだったが、退場者を早々に出してしまったのもそうだが、相手の術中に嵌り成すすべもなくズルズルと失点を重ね0-3と敗れた。特に後方からの押し上げに弱く、今まで何度となくやられた形でありながら、同じミスを繰り返す状況に、チームはどこに向かっているのか昨年と違う危機感を感じている。

明日はポンテが出場停止。そのほかにも体調不良や怪我を訴える選手も多く、メンバーの入れ替えも予想される。残り4試合しかないだけに、逆にこれまで出場機会から遠ざかっていた他の若手選手たちにも、起用されるチャンスがあるかもしれない。

クラブ代表が掲げた「ACL出場」まではやや遠いものの、シーズン残りをどれまでモチベーションを上げて闘えるかがポイントになる。これだけチームを取り巻く空気や環境が“重い”と感じる以上、今のレッズには何よりも結果が必要なのかもしれない。

不安を感じる者、不信をいだく者、さらなる期待をかける者。皆、想いはそれぞれある。でも、昨年のようなギスギスした終わり方はしたくない。

今季レッズに残された時間はあと360分。明日はもう1度キモチのこもったレッズのサッカーをみて見たい。そしてそんなチームを再び後ろから強くサポートしていきたい。


☆前節および前試合の結果
【浦和】 Jリーグ第30節 (対大宮 ●0-3)
【FC東京】 Jリーグ第30節 (対清水 ○2-1)
ナビスコカップ決勝 (対川崎 ○2-0)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.10.10

天皇杯2回戦 松本山雅戦プレビュー

また天皇杯の季節がやってきた。明日は長野県松本市にあるアルウィンにのりこみ、松本山雅FCと対戦する。

今大会からレギュレーションが変更され、全てのJ1・J2のクラブは2回戦から参戦する。

松本山雅FCは、現在北信越社会人リーグに所属。元レッズの小林陽介や三本菅崇が所属している。今大会は長野県代表として2年連続で出場を果たし、1回戦はJFLのFC刈谷を相手に1-0と勝利し、2回戦へ駒を進めた。

今季の北信越リーグでは4位に終わり、待望のJFL昇格へ向けて直後に全国社会人選手権大会を控えている。チームとしての心持が、やや社会人大会の方へ向いていると思われるが、こればかりは試合が始まってみないとわからない。

しかし、松本山雅のホームスタジアムで試合が出来る以上、おそらく正攻法で臨んでくることが予想される。

一方のレッズは、リーグ戦前試合ではホームに千葉をむかえ対戦。パスミスから先制を許したものの、直後に阿部のFKで同点。後半はなかなかゴールを奪えなかったが、後半33分にエジミウソンのゴールで逆転。そして後半40分に高橋峻希のプロ初ゴールが決まり、3-1で勝利した。

明日は、その峻希が負傷で残念ながら欠場。さらに代表勢が抜け、また先発への新たな争いが過熱してくると思われる。特に、FW田中達也とMF山田直輝の先発が予想されており、最後のタイトル挑戦へ向け明るい材料が出揃ってきた。

天皇杯の緒戦は相手が格下のせいか、試合運びには苦労するかもしれない。現実にレッズは過去何度か早々に涙をのんだ経験がある。それゆえ、どれだけ自分達のサッカーが展開できるかがポイントになる。トーナメントは一発勝負。今までのような簡単なミスは致命傷になりかねない。

元日国立へ向けての新たなる船出。まずは穏やかなスタートを願うため、明日も選手達と共に闘っていきたい。

☆前試合の結果
【浦和】 Jリーグ第28節 (対千葉 ○3-1)
【松本山雅】 天皇杯1回戦 (対FC刈谷 ○1-0)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.10.02

第28節 千葉戦プレビュー

ホームでの連戦が続く。明日は、ホーム埼玉スタジアムにジェフ千葉をむかえ対戦する。

千葉は現在、4勝11分12敗の勝点23で第17位。前節はホームで山形と対戦。残留争いのライバル同士の対戦という事で、1点を争う好ゲームとなったが、結局1-2で敗れ降格圏内から抜け出せず、もがき苦しんでいる。

これまで、第16節以降11試合勝ちなし。ということは、ミラー氏から江尻監督に変わってからいまだ勝利がないという事。残留を争うチームとの対戦は、力関係以上に厄介である。昨年もアウェーながらジェフに一泡ふかされてしまった。それだけに、玉砕覚悟のチームにどう立ち向かうかが、試合のポイントになるだろう。

レッズは、前節はホームに横浜F・マリノスをむかえ対戦。開始早々にCKから失点を許し、苦しい展開となる。しかし、前半15分にパス展開から右サイドを駆け上がってきた暢久へ繋ぎ、最後はクロスを上げてエジミウソンがヘディングで決め、久々のゴールで同点に追いついた。しかし前半終了間際、悔やんでも悔やみきれないミスから失点を許し、それが決勝点となり1-2で敗れ、3連勝を逃した。

連敗を止めてからは、徐々にではあるがプレーの質が上がってきているように思える。特に周りが献身的なフォローを繰り返す事で、テンポがよくなりボールが繋がってきている。しかし、まだまだ細かいミスが多く、それが失点への引き金となっているだけに、一長一短の感もある。

今は、まずしっかりと試合を組み立てて、自分達の時間を増やすことが大切だ。そのためにも、簡単なボールロストは避けたいところだ。

さらに、累積警告で2試合出場停止となった暢久に代わって、誰が起用されるか気になるが、おそらく平川か峻希の起用が予想される。

リーグ戦も残り7試合。現在9位という順位は、それとなく微妙に気になる。まだ上位陣とはそれほど勝点が離れていないだけに、何とか食らいついて欲しい。まずは、ホームでの1勝が何よりも重要となってくる。

難しい相手であろうが、まずは勝点3。明日も選手達と共に闘っていきたい。

☆前試合の結果
【浦和】 Jリーグ第27節 (対横浜FM ●1-2)
【千葉】 Jリーグ第27節 (対山形 ●1-2 )

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.09.18

第26節 川崎戦プレビュー

気がつくと、明日は今シーズン最後のナイトゲーム。アウェー等々力陸上競技場にのりこみ、川崎フロンターレと対戦する。

川崎は現在、1試合未消化で12勝7分5敗の勝点43で第2位。前節はアウェーで鹿島と対戦。

鹿島の組織的な守備に苦労するものの、前半19分に中村のパスカットからチョンテセのゴールで先制。その後同点に追いつかれるものの、直後にCKから再びチョンテセが勝ち越しゴール。そして後半にもジュニーニョがドリブル突破からゴールを奪い、3-1とリードした。

しかし、途中から降り出した雨が強くなり、後半29分から中断。その後主審の判断でノーゲームとなり、勝負を決することなく終わってしまった。後日、中断した時間から再開される旨正式決定されたが、それまで彼らにとっては心中穏やかでなかっただろう。

その試合の関係で、本来出場停止だったDF井川が復帰の予定で、明日はほぼベストメンバーの状態で臨んでくるだろう。特に前線の外国人選手3人と川崎の心臓といわれる中村憲剛の4名がゲームを作るだけに、どう対処するかがポイントになるだろう。やはり素早いカウンター攻撃に十分気をつけなければならないと思う。

一方のレッズは前節はホームで山形と対戦。開始早々にスタメンで起用されたエスクデロの鮮やかなシュートが決まり待望の先制点を奪う。その後PKでさらに追加点を奪うものの、まだまだ危うい守備網を衝かれ、前半のうちに1点を返されてしまう。

後半は一進一退の状況が続いたが、後半30分にエジミウソンのポストプレーを足がかりに後方から走りこんできた細貝が鮮やかにシュートを放ち追加点。さらに復帰した達也が得たFKから、闘莉王のシュートが相手のオウンゴールを誘い、結局4-1で7連敗の泥沼からようやく脱し、2ヶ月ぶりの勝利を飾った。

やはり暑さから開放されたのが功を奏したのか、選手達の動きが良く、特にボランチの阿部と啓太が相手の攻撃の芽を摘み、積極的にバランスをとり攻めあがっていたのが印象的だった。また原口の冴えわたるドリブルに、得点を匂いを感じたのは自分だけではないはずだ。達也も少ない時間ながら実戦復帰を果たし、徐々に怪我人がピッチに戻ってきた。また、離脱していた山田直輝も遠征に帯同する予定である。

しかしながら、「攻」から「守」への切り替わりに、まだまだ不安が残る。切り替えの遅さが相手からの格好の餌食になるので、少しずつながら精度を上げていくしかないだろう。

明日は、唯一4冠への可能性があるチームとの対戦。まさに上位に立ち向かう一戦となる。そして長い連敗のトンネルを本当に脱することができたのか・・・。さらに自らの目指すべきサッカーが、今どの位置にいるのか・・・。それを証明する一戦でもある。

強い相手の懐に飛び込んでこそ、今の力を推し量ることができる。明日も選手達と共に闘っていきたい。

☆前試合の結果
【浦和】 Jリーグ第25節 (対山形 ○4-1)
【川崎】 Jリーグ第25節 (対鹿島 3-1 ※後半39分中断→10/7再開)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.09.12

第25節 山形戦プレビュー

2週間ぶりのリーグ戦再開。明日は、ホーム埼玉スタジアムにモンテディオ山形をむかえ対戦する。

山形は現在、7勝6分11敗の勝点27で第15位。前節は、ホームに広島をむかえ対戦。先制を許し、古橋のゴールで同点に追いつくものの、後半35分に味方のトラップミスから奪ったボールを起点に佐藤寿人が決勝ゴールを決められ、結局1-2で敗れた。

今節は、チーム得点王の長谷川が累積警告の出場停止。しかし、7月の対戦時に先制点を許した古橋がおり、油断は出来ない。また、前回はサイドを徹底的に揺さ振られ2失点を許しただけにその対応にも注意しなければならない。

一方のレッズは、前節はアウェーで神戸と対戦。連敗脱出へ向け意気込むものの、開始わずか16秒で先制点を奪われ出端をくじかれてしまった。その後も追加点を許し、0-2となったものの、エスクデロと高原のゴールで同点に追いついた。しかしその直後にCKから失点を喫し、結局2-3で敗れリーグ戦7連敗となってしまった。

相変わらず選手間のフォローが遅く、特にここ数試合はパスを意識するあまり、その出どころで相手の餌食になってしまっている。そんな中、後半から投入された梅崎や高橋のスペースを作る動きに、僅かながら明るい兆しが見えた。

チームが変わることについては異論はないが、今はそれに対して、迷いがあるのが自信がないのか、まったく連動していないのが実態だ。選手自身のキモチが切り替わらない限り、この暗いトンネルの出口は見えてこない。

この2週間の中断期間で、リフレッシュできたのだろうか・・・。今はいい方向に転じるよう望むしかない。

まずは明日。『結果』に期待して、90分間選手達と共に闘っていきたい。

☆前試合の結果
【浦和】 Jリーグ第24節 (対神戸 ●2-3)
【山形】 Jリーグ第24節 (対広島 ●1-2)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.08.28

第24節 神戸戦プレビュー

真夏の3週連続アウェーゲームのラスト。明日はアウェー、ホームズスタジアム神戸にのりこみ、ヴィッセル神戸と対戦する。

神戸は、現在8勝5分10敗の勝点29で第13位。前節はアウェーで大分と対戦。J1残留へ向けて落とせない試合だったが、前後半それぞれカウンターから2得点を奪い、残留へ向けて大きな勝点3を奪った。また、三浦氏が監督に就任してから2勝1分で、かつこれまで4連続無失点というのは、決して見逃すわけには行かず、得点力不足のレッズにとっては、難解な相手となる。

一方のレッズは、前節はアウェーで広島と対戦。前半からラインの高い広島に対し、何度かオフサイドを奪い、ゲームをコントロールしていたかに見えたが、前半26分に槙野を捕まえきれずミドルシュートを打たれ失点。前半終了間際にも、左サイドを破られ追加点を許してしまった。

レッズは後半から闘莉王、高原を投入し、何とかセットプレーで1点を返すものの、結局1-2で敗戦を喫し、リーグ戦6連敗を記録してしまった。

今節は、主力の闘莉王とロビーが累積警告のため出場停止。苦しい状況が続くがここまで連敗を重ねると、大して何も変わらない。今は、人もボールも動くサッカーからかなり遠く離れている。やろうとしているのはわかるが、簡単にボールを失うこともあり、それ以前の問題ではないかと危惧してしまうこともある。

目指すサッカーへの方向性は悪くないと思う。だからこそ、自分達は何をすべきなのか・・・、もう一度考え直す必要があると思う。そして新たな想いで、90分間に全てを注がなければならないだろう。

単に連敗を重ねるならば、何も残らない。その中で見出すものこそ、連敗脱出への鍵になると思う。

もう落ちるところまで落ちたのだから、あとは上を見ていくだけだ。またキモチ切り替えて、選手達と共に闘っていきたい。

☆前試合の結果
【浦和】 Jリーグ第23節 (対広島 ●1-2)
【神戸】 Jリーグ第23節 (対大分 ○2-0)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.08.21

第23節 広島戦プレビュー

明日は中2日での試合。アウェー広島ビッグアーチにのりこみ、サンフレッチェ広島と対戦する。

広島は現在、9勝7分6敗の勝点34で第6位。前節はホームに大分をむかえ対戦。試合に優位に進めるものの、なかなかゴールが遠く、時折ミスも目立った。しかしながら前半にあげた1点を守り抜き、1-0で勝利し、これでここ4試合は2引き分けを挟むものの、4試合連続完封を成し遂げた。

明日は、ボランチの要となる青山が累積警告の出場停止。また、連戦が続いている影響で指揮官曰く、選手達のパフォーマンスが下がっている感があるようだ。

ポジェッションサッカーの代名詞と言われる走る広島にとって、疲労は禁物であり、どこまで体力が持つかがポイントになるだろう。しかしながら、前線の佐藤寿人、2列目の柏木には7月のホームではしてやられたので、まずは抑えきることが重要だ。

一方のレッズは前節でホームで柏と対戦。連敗中の中、坪井、啓太を出場停止で欠き、一縷の望みに託したが、あっさりDFラインの合間を抜かれ先制され、そのわずか3分後にもポポにミドルシュートを決められた。前半38分にCKから闘莉王が頭で決めたものの、前半を1-2で終える。

後半、梅崎を投入し、攻撃を仕掛けるも相変わらず選手間のサポートが悪く、人数をかけ引いて守る柏にパスコースを封鎖されてしまう。そんな中、一瞬のスキを見逃さなかったフランサに決められ、後半40分にも致命的なパスミスからカウンターを浴び失点。結局1-4の今季ワースト失点で敗戦を喫した。

おそらく明日の広島も、これまでレッズと戦ってきたチームと同様に、少し引いてこちらの出方を伺う戦術を用いてくるだろう。今のレッズにとっては、毎度こういう状況は分かっていても、選手間の認識・理解が乏しく、攻守に渡って対応が後手にまわってしまうことがある。

まずは、選手間でしっかりと話し合うことはもちろんだが、しっかりと相手の出方を見ることが大切だろう。そしてつまらないパスミスは命取りになるゆえ、ボールの扱いには十分に気をつけて欲しい。

柏戦から中2日。連敗が続き、暑さで選手達の疲労の蓄積が気になる。明日は、坪井と啓太が戻ってくるだろうが、他のポジションにも新たな選手が起用されるかわからない。リスクを負ったところで、怪我人が多いだけなのだから、思いっきり切り替えるのも1つの手段かもしれない。

まずは勝点3。今のレッズにはそれが何よりの良薬となるはずだ。明日も、遠き広島の地で選手達と共に闘っていきたい。

☆前試合の結果
【浦和】 Jリーグ第22節 (対柏 ●1-4)
【広島】 Jリーグ第22節 (対大分 ○1-0)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧