2007.12.16

【FCWC3位決定戦 エトワール・サヘル戦】

オフィシャルより

07.12.16
クラブワールドカップvsエトワール・サヘル
本日行われましたFIFAクラブワールドカップ・3位決定戦vsエトワール・サヘルの試合結果についてお知らせします。

FIFAクラブワールドカップ・3位決定戦vsエトワール・サヘル
2007年12月16日(日)16:00キックオフ・横浜国際総合競技場
エトワール・サヘル 2-2(前半1-1)PK2-4 浦和レッズ
得点者:5分サブール・フレジュ(PK)(エトワール・サヘル)、35・70分ワシントン、75分アミン・シェルミティ(エトワール・サヘル)
観客数:53,363人
※FIFAクラブワールドカップ3位決定!!
※FIFAクラブワールドカップ「フェアプレー賞」受賞
試合速報


「PRIDE OF URAWA」

最後にPKを止めた都築が、さも何事も無かったかのごとく振る舞う様は、いかにも彼らしい。

そしてもうレッズをあとにするであろう、2点を奪ったエースストライカーは大きな体をピッチに預けて泣いていた。

初戦から中2日が続く厳しい日程。守りの要である闘莉王が負傷で欠場。そういう状態で選手達に残っていたのは意地とプライドだけだったかもしれない。

そんな中で勝利し、世界第3位という名誉を得た事は、とても大きい財産や経験になるだろうし、PK戦で勝った事は今シーズンを象徴していた。

これでトップチームの今季の試合日程が終了。とにかく何もかも突っ走っていった1年だったという印象が強い。その中でも得たものもあったし失ったものもあった・・・。

振り返るのは今すぐでなくてもいいだろう。ただ選手達にはゆっくり休んでほしい。そしてありがとう。

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2007.12.13

【FCWC準決勝 ACミラン戦】

オフィシャルより

07.12.13
クラブワールドカップ準決勝vsACミラン
本日行われましたFIFAクラブワールドカップ・準決勝vsACミランの試合結果についてお知らせします。
FIFAクラブワールドカップ・準決勝
2007年12月13日(木)19:30キックオフ・横浜国際総合競技場
浦和レッズ 0-1(前半0-0) ACミラン
得点者:68分クラレンス・セードルフ(ACミラン)
観客数:67,005人
試合速報


「1点差の壁」

久々であろう赤黒に彩られたレッズの選手達が、欧州王者ACミランに立ち向かった。

チャンスはあまり無かったものの、最後までボールに食らい付くところもあり、『仕方ない・・・』『残念だ・・・』だけで片付けるにはもったいない試合だった。

彼等は最後まで集中は切れなかった。失点してからも何度か危うい場面があったが、体を張って守り切った。結果はわずか1点差だったが、これがアジアと欧州・・・いや世界との差だと思う。

まだまだ自分達は強くない。ACミランという巨大な壁に真正面から立ち向かってのこの差は、まだまだ努力が必要なのかもしれない。けれど頑張って努力をすれば、いずれは報われるときがくる。レッズにとって世界と闘える舞台はまだ1試合残っている。

今のメンバーでできるのもあと1試合。最後までレッズの闘いを見せ付けて、今季ラストゲームを有終の美で飾ってもらいたい。

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2007.12.10

【FCWC準々決勝 セパハン戦】

オフィシャルより

07.12.10
FIFAクラブワールドカップvsセパハン
本日行われましたFIFAクラブワールドカップ・準々決勝の試合結果についてお知らせします。
FIFAクラブワールドカップ・準々決勝
2007年12月10日(月)19:30キックオフ・豊田スタジアム
セパハン 1-3(前半0-1) 浦和レッズ
※準決勝進出決定!
得点者:32分永井、54分ワシントン、70分オウンゴール、80分マフムド・カリミ(セパハン)
観客数:33,263人
試合速報


「己の力」

ACLを獲得してからおよそ1ヶ月。ようやく長い長いトンネルを抜け出し勝利の歌が豊田スタジアムに響いた。それだけに会心の勝利だったと喜べる試合が久々に訪れた。

セパハン自体も、監督をはじめ不調な選手が多かったものの、それ以上にレッズの選手達の動き出しがとてもよかった。いろんなプレッシャーから解放されたのか、のびのびとそしてむしろ楽しんでいるかのように、常にボールを動かし、相手の的を絞らせなかった。

ポンテをいう強力な司令塔を失った選手達は、“己の力”で事態を打開していった。何かに頼ることなく動くことで視野が広がり、まわりの選手達の動きもよく見えてくる。それが相馬→永井の先制点を呼び込んだのだろう。

セパハンに勝ったことで、今シーズンはあと2試合となった。勝っても負けてもあと2試合、アジア王者の誇りを持って世界を相手に選手達と共に闘っていきたい。


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2007.12.01

【第34節 横浜FC戦】

オフィシャルより

07.12.01
Jリーグ第34節vs横浜FC
本日1日(土)に行なわれました、Jリーグ第34節vs横浜FCの試合結果をお知らせいたします。
2007年12月1日(土)14:30キックオフ・日産スタジアム
試合結果
浦和レッズ0-1(前半0-1)横浜FC
得点者:17分根占(横浜)
観客数:46,697人
試合速報


「誇りと宿命」

目の前で起きたことが信じられなかった・・・。けれどこれが現実。スルリと「優勝」の2文字が滑り落ち、鹿島の元へ転がり込んだ。

選手達は体力的にも精神的にも状態は最悪だったらしい。もちろんそれは十分にわかるがあくまで結果論。どれも言い訳に聞こえてしまう。つまりまだまだ自分達には力が足りなかったということだろう。

悔しい思いは尽きない。けれどいつまでもグダグダしててもしょうがない。現実を受け止め、悔しさを覚えた日からもう来シーズンは始まる。そしてまだこの先、ACLチャンピオンの責務としてクラブワールドカップが控えている。

選手達にとって難しいだろうが、今はURAWAの誇りを持って、残りの試合を闘ってほしい。そして自分達も最後まで共に闘っていきたい。それがレッズを愛する者の宿命みたいなものだから・・・。

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2007.11.28

【天皇杯4回戦 愛媛戦】

オフィシャルより

第87回天皇杯4回戦vs愛媛FC
本日28日(水)に行なわれました、第87回天皇杯4回戦vs愛媛FCの試合結果をお知らせいたします。
2007年11月28日(水)19:04キックオフ・駒場スタジアム
試合結果
浦和レッズ0-2愛媛FC
得点者:65分・82分田中(愛媛)
試合速報


「悔しさ以上に思うこと・・・」

時間が過ぎれば過ぎるほど、駒場の空気が冷めてゆく・・・。それだけ内容が無く完敗だった。

愛媛の選手達の試合への取り組み方がはっきりしていただけに、レッズの選手達のミスがあまりにも目立ちすぎた。

レッズは予想に反し、選手をそれなりに入れ替えてきたが、空しく敗戦・・・。何より悔しさよりもがっかりした。

レギュラーの選手達を支えるのが控えの選手達。それゆえせっかく起用されたのに、彼等は結果としてチャンスを生かすことができなかった。

もちろん疲れを言い訳にはできない。なぜなら相手の愛媛の選手達はここまでJ2で長丁場の47試合を消化し、なおかつ前節からはレッズよりも1日短い中2日で臨んできたのだから・・・。

次へ向けて今はもう前を向くしかない。無様な試合をしてしまったゆえ、しっかりと反省し切り替えるしかないと思う。あとは選手達も自分達も、ずるずると引きずらないことが何よりも重要だ。

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2007.11.24

【第33節 鹿島戦】

オフィシャルより

07.11.24
Jリーグ第33節vs鹿島アントラーズ
本日24日(土)に行なわれました、Jリーグ第33節vs鹿島アントラーズの試合結果をお知らせいたします。
2007年11月24日(土)14:04キックオフ・埼玉スタジアム
浦和レッズ0-1(前半0-0)鹿島アントラーズ
観客数:62,123人
試合速報


「一瞬のエアポケット」

終了を告げるホイッスルが鳴ったとき、満員の埼スタが静まり返り、鹿島サポーターを埋めた一角だけが沸きあがった。

勝てば優勝という一戦。振り返ればいつも同じところで観ていても、普段とは違う微妙な空気の差を感じたのは否めない。そして選手達もどこかナーバスになっていたのかもしれないと思う。

逆に鹿島は、勝たないと終わりというある意味強いプライドをもってこの闘いに挑んできた。その強い想いが埼スタの雰囲気を上回り、レッズに勝ち最終節まで望みを繋げた。

ここまでリーグ戦は4試合で3分1敗。けれどそれでも首位に立ったまま最終節を迎えることができるのは、まだツキが残っているとポジティブに考えたほうがいいのかもしれない。

ACLのようなトーナメント戦は勢いで上へ昇ることができるが、リーグ戦は1戦1戦の積み重ねの結果が最後の証となる。それゆえ今日はACLからの勢いが一瞬途切れ、エアポケットに陥ったということか・・・。

来週は最終節を迎える前に天皇杯が控えている。けれどこれもチャンピオンチームの宿命。まずは目の前の敵を破り勝利を掴むことが大切だ。

もう敗れた試合は終わったこと。今はキモチ切り替えて最後の闘いへ向けて準備をしていきたい。

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2007.11.18

【第32節 清水戦】

オフィシャルより

07.11.18
Jリーグ第32節vs清水エスパルス
本日18日(日)に行なわれました、Jリーグ第32節vs清水エスパルスの試合結果をお知らせいたします。
2007年11月18日(日)14:02キックオフ・埼玉スタジアム
浦和レッズ0-0清水エスパルス
観客数:56,368人
試合速報


「ひたすら前を向くために・・・」

試合終了のホイッスルがピッチに鳴り響いたとき、選手達は手を膝につき、この試合の難しさそして苦しさを物語っていた。

ACL決勝の激闘を闘い抜きその栄光を手にした選手達が、J連覇へ向けて再び動き出した清水戦。怪我持ちの選手が多くなる中、ユース出身者がリザーブを占めたレッズ。しかし前半17分の啓太の負傷退場により足元が揺らぎ始めた。

内舘を投入し最初はバタバタしていたものの、その後は落ち着き相手の攻撃の目を摘んだ。

結果としてスコアレスドローだった。勝ちたかったのは同然だったが、今までの試合の流れ、そして啓太の負傷、またここまでの日程を考えるならば、前向きに捉えるべき引き分けだったと思う。

しかしここにきてガンバが引き分け、次節鹿島に勝てば自力で優勝が決まるという最高のお膳立てが整った。

選手達はACL優勝の慢心は一切なかったように思えた。むしろリーグ制覇へ向け、新たに気持ちが入れ替わったかのように感じる。限られた戦力の中、最大限の力を発揮するということはなかなか難しい。けれど失点をしなかったということは負けなかったということ。その底力が今のレッズを支えていると思う。

戴冠まであと1つ。前節、選手達が見えなくなるまで歌い続けた”PRIDE OF URAWA”への想いを胸に、ひたすらに前を向いて闘っていきたい。

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2007.11.14

【ACL 決勝第2戦 セパハン戦】

オフィシャルより

07.11.14
ACL決勝・第2戦vsセパハン
本日行われましたAFCチャンピオンズリーグ・決勝、第2戦の試合結果についてお知らせします。
AFCチャンピオンズリーグ・決勝、第2戦
2007年11月14日(水)19:20・埼玉スタジアム
浦和レッズ 2-0(前半1-0)セパハン
得点者:21分永井、70分阿部
観客数:59,034人

※AFCチャンピオンズリーグ2007優勝!!
フェアプレー賞:浦和レッズ
最多得点(5得点):ポンテ、サイド モハマド メフディ サイ(セパハン)
大会MVP:永井雄一郎
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「果てしなき夢の続き」

優勝が決まった瞬間、感情が一気にこみ上げてくるかな・・・と思っていたが、逆に清清しい気持ちだった。それだけ、いつもの浦和の勝ち方だったように思えた。

けれど、優勝トロフィーが啓太から山田の手に渡ったのを見たときは、チームの深い結束力を感じた。

試合は、途中から出場したカリミを中心に展開する素早いカウンターには手を焼いたが、永井の1ゴール1アシストなどの活躍で、レッズがACL初出場にして念願のアジアチャンピオンのタイトルを手にした。


過密日程、アウェーの洗礼など、今年は選手共々サポーターにとっても、身にしみたACLだった。けれどその舞台で得た経験はとてつもなく大きいし、今後につながると思う。

各国のチャンピオンチームしか出場できないACLは、始まった頃こそそれぞれの力の差はあったものの、ここ数年はレベルが上がってきている。また今年からオーストラリアが加入し、さらにその厳しさに拍車がかかっている。


一気に駆け抜けACLを獲得したレッズは、いよいよ次は世界での舞台に立つ。しかしその前にJリーグがある。首位に立ち、最も優勝に近いのだから、こちらも狙うのも当然だ。

「二兎追うものは・・・」ということわざもあるが、今はしっかりと自分達の闘いをすれば、おのずと結果がついてくる。自分達も今まで同様にしっかり彼等をサポートしていくだけだ。

自分達の夢はまだまだ続くし、決して終わることはない。浦和レッズがある限り・・・。

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2007.11.11

【第31節 川崎戦】

オフィシャルより

07.11.11
Jリーグ第31節vs川崎フロンターレ
本日11日(日)に行なわれました、Jリーグ第31節vs川崎フロンターレの試合結果をお知らせいたします。
2007年11月11日(日)16:04キックオフ・等々力陸上競技場
浦和レッズ1-1(前半1-1)川崎フロンターレ
得点者:10分養父(川崎)、32分ワシントン(PK)
観客数:23,355人
試合速報


「勝点“1”の重みとプライド」

わずか3日前にイランから帰国した選手達。チャーター機とはいえど、疲労度は高かったに違いない。それがプレーの端々に表れていた。

川崎の早い攻撃に選手達は体を張って止めるしかなかった。左右から揺さぶられても、最後までボールを追って自陣からクリアするのが精一杯だったような気がした・・・。そんな中、何とか意地で奪ったPKをワシントンが強引に決め、試合をドローに持ち込んだ。

これで2位ガンバ、3位鹿島との勝点差は縮まったが、結果として負けなかった。決して内容は良くなくても、引き分けに持ち込む力、そして勝点を「1」でも上積みできる力がついてきた。

今さらここにきて後ろ向きに考えるつもりはない。選手達が90分間闘って得た勝点「1」をポジティブに捉えるしかない。決して絶体絶命ではない。そしてまだ数字上有利なのだから、今は1戦1戦大事に闘うことが大切だ。

そして水曜日はいよいよ最高の舞台が待っている。中2日と厳しい日程ではあるが、ホームで闘える強みがある。ここまで培ってきた浦和のプライドを懸けて、あと3日間静かにその日を迎えたい。

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2007.11.07

【ACL 決勝第1戦 セパハン戦】

オフィシャルより

07.11.07
ACL決勝、第1戦vsセパハン
AFCチャンピオンズリーグ・決勝、第1戦の試合結果についてお知らせします。
AFCチャンピオンズリーグ・決勝、第1戦
2007年11月7日(水)現地時間16:00(日本時間21:30)キックオフ、フーラドシャハールスタジアム
浦和レッズ 1-1(前半1-0)セパハン
得点:45分ポンテ、47分マフムド・カリミ(セパハン)
試合速報


「扉の手前」

標高1,600mの高地、そして湿度15%の異様な乾燥地帯。どれも今まで経験したことのない環境での試合に、選手達は果敢に挑み、ドローとはいえど貴重なアウェーゴールを奪い取った。

予想に反して、永井とワシントンと共に2トップでのスタート。しかし相手のプレッシャーが厳しいのとピッチコンディションが思いのほかよくないせいか、なかなかボールがFW陣に収まる事はなかった。

前半終了間際にロビーの鮮やかなミドルシュートで先制するも、後半開始早々に追いつかれ、それ以降はセパハンの縦へ突破する早い攻撃に、急激に落ちてゆく体力を堪え、ただただ耐え抜くしかなかった。

けれど、守り抜くことこそアウェーでの戦い方ともいえる。中盤の枚数を減らしてでも相手の攻撃を最終ラインで凌ぎきることは容易ではない。けれどあまり分厚くないセパハンの攻撃を抑えるのは、そのやり方がある意味効率的だったのかもしれない。

さあこれで舞台は整った。来週レッズはアジアの頂点へ上りつめるための最後の扉を開ける瞬間がやってくる。けれど日曜日にリーグ戦を控え、選手達の体調が心配だ。

今は彼等や共にイランへ赴いたサポーターらの無事の帰国を祈りつつ、目の前の試合にキモチを切り替えて集中していきたい。

〔テレビ観戦〕

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