2006.12.31

天皇杯決勝 ガンバ大阪戦プレビュー

【今季対戦】
〔ゼロックススーパーカップ(2006.2.25)(JリーグHP)(浦和HP)(G大阪HP)〕
〔Jリーグ第1節(2006.3.4)(JリーグHP)(浦和HP)(G大阪HP)〕
〔Jリーグ第34節(2006.12.2)(JリーグHP)(浦和HP)(G大阪HP)〕

明日は天皇杯決勝。賜杯をかけ、国立競技場でガンバ大阪と対戦する。

ガンバは5回戦を延長戦のすえ広島を振り切り、準々決勝は横浜F・マリノスを破った。準決勝はFW播戸を出場停止で欠くも、札幌相手に2-1で完勝し、Jリーグになって以来始めての天皇杯決勝進出を果たした。

リーグ戦の最終節同様ベストメンバーで来ることが予想される。その得点力もそうだが、遠藤が復帰したガンバは脅威だけに十分に注意したいところだ。また今季でチームを離れるDF宮本のためにチームが一丸となっているのが怖いところだ。

一方のレッズは準決勝の鹿島戦は、前半伸二の芸術的なゴールで先制するも後半追いつかれた。しかし終了間際、伸二からポンテへのパス交換から、彼の振り抜いたシュートが相手DFに当たり、コースが変わりゴールへ吸い込まれた。

満身創痍で十分に組めないメンバー構成。ガンバに比べると力は劣ると思う。しかしそんな中、今の選手達で構成する最大限のベストメンバーでレッズは闘っている。それだけにこのメンバーで賜杯を獲ることは、来シーズンを見据える上でも重要だろう。


「共に戦い、共に頂点へ ALL COME TOGETHER!」

これは、レッズがシーズン終盤にリーグ制覇へ向けて掲げたスローガンだった。その言葉を再び噛み締めて、ギドと共に闘う最後の「TOGETHER」を『天皇杯連覇』そして『2冠』という最高の形で新年を迎えるために、明日もまた選手達と共に闘っていきたい。

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2006.12.28

天皇杯準決勝 鹿島戦プレビュー

【今季対戦】
〔Jリーグ第12節(2006.5.7)(JリーグHP)(浦和HP)(鹿島HP)〕
〔Jリーグ第18節(2006.8.19)(JリーグHP)(浦和HP)(鹿島HP)〕

明日は天皇杯準決勝。国立競技場で鹿島アントラーズと対戦する。

鹿島は今シーズンリーグ戦は18勝4分12敗の勝点58で第6位。上位に位置するも10月の3連敗が大きく響きた。またナビスコカップでは決勝戦で千葉に敗れ、天皇杯での10冠達成に意欲を燃やしている。

準々決勝での清水戦では、後半5分までに2失点するものの、その後点を返し残り2分で逆転。FW柳沢や田代、野沢らといった若手を中心に調子は上向いていると考えていいだろう。

一方のレッズは準々決勝で磐田と対戦。後半早々まで2失点したが、その後永井、小野の2得点で一時は逆転した。しかし直後に集中力を切らし、同点に追いつかれた。その後福岡戦同様に延長戦にもつれ込むも決着がつかず。PK戦になり“10-9”という息をもつかせぬ展開で、ようやくベスト4への切符をつかんだ。

やはり闘莉王ら主力の欠場が響き、所々で守備のほころびが見え隠れしている。DF堀之内の復帰が予想されるが、万全の状態ではないだけに無理は禁物だ。また前線の攻撃力も落ちてはいるものの、こちらは周りのサポートが増えれば、それだけチャンスが広がるだけに、もっと周りの選手達がフォローしてあげることが大切だと思う。

ここ数試合は普段控えに甘んじていた選手達の活躍が目立つ。彼らにとってチームがリーグ優勝を果たしても、満足できるプレーが少なく心から喜べない事があったのかもしれない。それだけに自分達の力で天皇杯を奪おうという気持ちがプレーに出ており、期待したいところだ。

いよいよあと2試合を残すのみとなり、頂点が見える位置になった。もうここまできたら上を目指して全力で闘っていくことが大切だ。ここまでの天皇杯2試合は、共に延長戦またはPK戦までもつれ込み厳しい試合が続いた。しかしそういう試合をモノにしていくというのは、それだけレッズに力がついてきたということ。だからこそ相手がどこであれ、選手達は自信をもって試合に臨んで欲しい。そして自分達も選手達と共に、気持ちを昂らせて明日は闘っていきたい。

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2006.12.22

天皇杯準々決勝 磐田戦プレビュー

【今季対戦】
〔Jリーグ第2節(2006.3.11)(JリーグHP)(浦和HP)(磐田HP)〕
〔Jリーグ第29節(2006.10.28)(JリーグHP)(浦和HP)(磐田HP)〕

明日は天皇杯準々決勝。埼玉スタジアムでジュビロ磐田と対戦する。

磐田はリーグ戦は17勝7分10敗の勝点58で第5位。序盤はつまづき中位に低迷し、シーズン途中に前監督の山本氏からアジウソン監督に交代した。それが功を奏したのか終盤10試合を8勝2敗という好成績でリーグ戦を終えた。

また先々週の天皇杯大宮戦では、相手の猛攻に耐えて唯一のシュートが決勝点になり、辛くも逃げ切り駒を進めた。明日はアジア大会で離脱していたカレンロバートや前田、また10月の対戦でやられてしまった太田の動きに気をつけたい。

一方のレッズは先週福岡と対戦。スコアは3-0こそ内容は延長までもつれるという一発勝負独特の雰囲気に縺れ込まれてしまった。決めるべきところで決まられないのと、一瞬のミスが取り返しのつかない事になるということを改めて思い知らされた。

アレックスがザルツブルグへ移籍。闘莉王とワシントンが治療のため帰国とここに来て主力が相次いで離脱した。こういう状況こそレッズの選手層の厚さが問われる。

おそらく永井のFW起用が予想されるが、やはりポイントとなるのが、中盤の押上げと前線へのフォローが重要となる。レッズは「個」の力が注目されるが、戦力が落ちる今こそ「チーム」としての結集する力が大切だろう。


負けたら終わりのトーナメント戦。負けるということはギドとの即お別れを意味する。今年決して負けることがなかった「要塞」埼スタでの最後の試合。だからこそ負けたくないキモチは強い。

今日来年のACLの日程が決まったが、自分達の気持ちはそっちに行ってないか?まだ優勝ボケは抜けていないか?今はそれが心配でならない。天皇杯を獲るという事は名誉もそうだが、その先のアジアへの道が繋がるという大会でもある。いくら戦力が落ちようとも“勝つキモチ、勝たせたいキモチ”を常に前へ向けて試合に臨まないと勝つことはできない。ちょっとの油断と甘えが敗戦を生む。

頂点まであと3試合。キモチ昂らせて選手達と共に最後まで闘っていきたい。

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2006.12.15

天皇杯5回戦 福岡戦プレビュー

【今季対戦】
〔Jリーグ第7節(2006.4.9)(JリーグHP)(浦和HP)(福岡HP)〕
〔ナビスコカップ予選L第2日(2006.4.12)(JリーグHP)(浦和HP)(福岡HP)〕
〔ナビスコカップ予選L第3日(2006.4.26)(JリーグHP)(浦和HP)(福岡HP)〕
〔Jリーグ第27節(2006.10.15)(JリーグHP)(浦和HP)(福岡HP)〕

明日は1週遅れの天皇杯5回戦。埼玉スタジアムでアビスパ福岡と対戦する。

アビスパはリーグ戦では、5勝12分17敗の勝点27で第16位。入れ替え戦でJ2で3位の神戸と対戦し、2戦2分だったものの、アウェーゴールルールでJ2への降格が決定した。またここまで指揮していた川勝監督も辞意を表明し、明日の試合はコーチが指揮を代行することになっている。

一方のレッズは、2週間前のリーグ最終節にガンバ大阪を下し、念願のリーグ初優勝を飾った。アビスパが入れ替え戦に回ったため、選手達やサポーターにとって束の間の休息となった。しかし全力でリーグ戦を闘った代償は大きく、闘莉王や三都主など主力は明日は欠場が予想される。

だが、その分今まで控えに甘んじていた選手達や若手にチャンスが巡ってくる可能性があることを忘れてはならない。昨年の天皇杯で細貝や赤星が活躍し、賜杯を獲った事はまだ記憶に新しいところだ。


戦力的にはレッズが有利なのは間違いない。しかしこういう中で一番怖いのは「油断」そして「慢心」である。それは自分達サポータにも言えること。

いくら相手がJ2に降格しようとも、一発勝負の試合は何が起こるかわからない。相手の立場に立って考えると、チャンピオンチームを倒そうと必死になって戦いを挑んでくるだろう。

決して自分達はリーグを制したことで満足はしていない。さらに今年最後の杯を獲得するために、貪欲に狙っていきたい・・・。その想いを高く持つことが大切だ。

明日からまた新たな闘いが始まる事で、モチベーションを上げるのが難しいであろうが、この再開初戦が大事だと思う。またキモチ切り替えて明日も選手達と共に闘っていきたい。

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2006.12.01

第34節 G大阪戦プレビュー

【前回対戦 第1節(2006.3.4)】
JリーグHP)(浦和HP)(G大阪HP

明日はいよいよ最終節。ホーム埼玉スタジアムにガンバ大阪をむかえ対戦する。

ガンバは、現在20勝6分7敗の勝点66で第2位。前節はホームで京都と対戦し、後半ロスタイムにマグノ・アウベスがハットトリックとなる決勝点を決め、レッズの前節での優勝を阻止し、直接対決に持ち込んだ。

やはり現在得点トップのマグノ・アウベスと播戸らの攻撃陣の破壊力は大きく、今シーズンはここまで78得点とリーグ2位を記録している。またここにきて戦線を離脱していた遠藤の復帰が予想され、3点差のビハインドがあるものの雰囲気はいい。守備陣も前節出場停止だったシジクレイが戻ってくる。

一方のレッズは前節王手をかけながら、アウェーでFC東京相手にスコアレスドロー。ガンバの経過をみながらという難しい試合であったが、リスクを追わずしっかりと勝点1を積み、得失点差でも優位に立っている。

攻撃陣はエースワシントンが封じられると厳しいところがあるが、調子がいい山田やポンテ、そして両サイドの上がりが勝負になるだろう。前線をうまくフォローできれば得点も近い。

また守備陣も坪井の復帰が予想されるが、闘莉王が満身創痍だけにメンバー構成が難しいところだろう。




いよいよ明日はクラブ史上、大切な日がやってくる。

前節からの1週間は短かったのか長かったのかよくわからない。

ただ少しずつながらキモチが上がってきているのは確かだ。

いくら優勝への有利な条件が揃っていても、まだ自分達は何も手にしていない。

明日90分間闘って、はじめてその結果を受け入れることになる。




自分達のテンションが上がっていてもピッチで闘うのは選手達であり自分達ではない。

あとは彼らを信じて、共に闘っていくだけだ。




ここまで33試合、いろんな試合があった。

快勝した試合もあったし、内容が苦しくかろうじて勝利した試合もあった。

逆に不甲斐ない試合もあったし、ヒヤッとした試合もあった・・・。




明日はそんな33試合分を振り返って、最後のキモチをぶつける試合になる。

その想いはただ一つしかないだろう。




「共に戦い、共に頂点へ ALL COME TOGETHER!」




最後の90分間、キモチ上げて悔いのないサポートをしていこう!!

そしてレッズを愛するみんなにとって、明日は幸せな1日になるように・・・。

浦和レッドダイヤモンズ

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2006.11.25

第33節 FC東京戦プレビュー

【前回対戦 第17節(2006.8.12)】
JリーグHP)(浦和HP)(FC東京HP

明日はアウェー味の素スタジアムにのりこみ、FC東京と対戦する。

FC東京は現在、12勝3分17敗の勝点39で第14位。前節横浜相手にPKで先制するも、後半ロスタイムに痛恨の逆転負けを喫し、これで3連勝のあと連敗。

しかもここ3試合で10失点、通算65失点はリーグワースト2位タイとなかなか守備が安定しない。しかし攻撃は通算55得点と、元々FC東京の十八番といっても過言ではなく、まさに獲られたら獲りかえすサッカーを展開している。その象徴がG大阪戦や川崎戦のような大逆転劇である。

FWルーカスの個人技やミドルには定評のある鈴木規郎、また中盤の今野の動きは十分に気をつけたいところだろう。

一方のレッズは、前節甲府相手に早々に退場者が出たものの3-0と勝利し、いよいよリーグ優勝に王手をかけた。今節勝てば自力で決めることができる。

前節はワシントンの2度のPK失敗にもめげず、苦しみながらも後半開始早々に先制し流れを引き寄せた。その前の名古屋戦では、チャンスメイクが多かったものの一発で敗戦してしまった悪い流れを断ち切ることができた。

中2日と苦しい日程ではあるが、それは相手も同じ。おそらく布陣は前節とほぼ変わらないだろう。あとは自信を持って相手に臨んでいくだけだ。


いよいよ頂点に手が届くところまでやってきた。周りは最終節まで・・・という空気もあるが、ここまできたら一気に行きたいのが本望だ。もう戦術云々は関係ない。あとはキモチの問題だけだ。決して焦ってはいけない。焦ったら相手の思うツボだし、これまでと何ら変わらない。

アウェーの味スタは何か不穏な空気を持っているところだが、それを打ち破らなければ頂点へ昇る資格はない。もちろんプレッシャーは少なからずあるだろうが、自分達のサッカーができれば心配はしていない。

自分達も気持ち上げて昂らせて、選手達と共に闘っていこう。

そして明日決めて、みんなで浦和に帰ろう。

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2006.11.22

第32節 甲府戦プレビュー

【前回対戦 第16節(2006.7.29)】
JリーグHP)(浦和HP)(甲府HP

明日は、ホーム埼玉スタジアムにヴァンフォーレ甲府をむかえ対戦する。

甲府は現在、12勝5分14敗の勝点41で第11位。前節はホームゲームで退場者を出しながらも、大分に2-0と完勝。その前からJ1残留を決め、今シーズンの目標を早々と達成した。

特にFWバレーの高さや、中央を駆け回る茂原、そして前回点を決められた藤田らが常に動き回り、ボールを奪いにくると思われるので、そのあたりに気をつけたいところだ。また攻撃の意識が高く、「点を獲られても獲りに行く」という最後まであきらめないタフなチームなので、相手が動く前にしっかりと流れを止めたいところである。

一方のレッズは前節アウェーで名古屋相手に痛い敗戦。2位ガンバ大阪との勝点差は再び「3」に縮まった。

試合を優勢に進めていたにもかかわらず、後半一瞬のミスから本田→ヨンセンという流れで決まられた。得点のチャンスが幾度もあったのに決められなかったことは残念だ。しかしこういう試合もある・・・と割り切って切り替えていかないと始まらない。

ちなみに甲府はホーム小瀬では圧倒的な勝率(9勝3分4敗)を誇る。それだけ地元に愛される証拠だろう。だが、逆にアウェーでは惨敗(3勝2分10敗)が続く。敵地での失点に限れば、新潟と並びリーグワースト1位タイである。だからこそ、今後の事を考えると、内容より結果にこだわって攻め立てていき、1点でも多く得失点差を広げてほしい所だ。


11月も20日を過ぎ、もうリーグ戦もあと3試合となった。時が流れるのは早いものである。泣いても笑っても来週末にはすべてが決まる。

躓くわけにはいかないと、キモチ上げて試合に臨んでも上手くいかないことがある。それが磐田戦であり名古屋戦だったように思う。プレッシャーがないとは言っても本当のところはどうなのか分からない。

しかし明日はホームでの試合。たとえ難しい試合展開であっても、選手達は自分達の力で立ちはだかる壁を突き破ってくれるはずだ。いやそうしなければ頂点へは登れない。

そして自分達もその選手達の力を後押しするために、自分の持てる力そしてキモチをピッチにぶつけていかなくてはならない。悔いが残ってはダメだ。昨年の最終節で感じたあの悔しさを忘れないためにも・・・。

明日も全力で選手達をサポートし、彼らと共に闘っていきたい。

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2006.11.17

第31節 名古屋戦プレビュー

【前回対戦 第6節(2006.4.2)】
JリーグHP)(浦和HP)(名古屋HP

明日は、アウェー豊田スタジアムにのりこみ、名古屋グランパスエイトと対戦する。

名古屋は現在10勝8分12敗、勝点38で第12位。一時は降格争いに足を踏みかけたが、新外国人ヨンセンの加入で息を吹き返し、前節J1残留を決めた。

昨シーズンから藤田、そして今季は玉田の加入で攻撃力がますます磨かれると思われたが、怪我などによる不調でシーズン序盤からつまづいてしまい、監督も頭が痛いところだったと思われる。

しかし先日代表候補に選ばれたMF本田やFW杉本らの若い力が注目される。また前出のヨンセンも名古屋の攻撃に欠かせないポイントとなっており、そのマークには気を配りたいところだ。

一方のレッズは前節横浜に1-0と難しい内容ながら、3試合ぶりに勝点3を獲った。DF陣の相次ぐ故障で守備が危ぶまれたが、ベテラン内館やネネの活躍、そして精神的支柱となる闘莉王の復帰も大きかった。

今節は横浜戦で右サイドに入った永井が累積で出場停止、また坪井も復帰にまだまだ時間を要するところであり、守備陣をはじめやりくりが難しいところである。

しかしMF山田やポンテの調子が上向いており、またワシントンといい感じで距離感を保っているので、その攻撃力には期待したいところだ。

名古屋が3トップの予想に対して、4バックの練習をしているそうだが、こればかりは始まってみないとわからない。ただ横浜戦のように高い集中力を保ることが大事であろう。


リーグ戦は残り4試合。前節はガンバや川崎の思いも寄らない躓きで、その差は再び広がった。しかしこれはあくまで結果論でありもう終わったことである。まずは自分達が勝ち続けることが大切である。

今回は先日のアウェー磐田戦と同じようなシチュエーション。でももう同じテツは2度と踏むつもりはない。ここが勝負所だというのは選手、サポーターもわかっていること。

周りから変な雑音がしているが、そんなことは関係ない。自分達は前へ前へ歩を進めていくだけだ。明日も勝点3奪取へ、キモチ上げて選手達と共に闘っていきたい。

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2006.11.10

第30節 横浜戦プレビュー

【前回対戦 第5節(2006.3.25)】
JリーグHP)(浦和HP)(横浜HP

2週間ぶりのJリーグ再開。明日は、ホーム埼玉スタジアムに横浜F・マリノスをむかえ対戦する。

横浜は現在11勝6分12敗の勝点39で第9位。先週の天皇杯愛媛FC戦では、システムを4バックに変更し若手主体で臨んだが、得点が奪えず延長にもつれたものの、何とか振り切って5回戦へ駒を進めた。またリーグ戦でも前節は広島相手に3失点と、なかなか調子が上向いてこない。

システムを変更したことにより、中盤の山瀬功や吉田のスペースが広がった一方、不慣れな4バック採用は選手間にも不安が残る。しかしG大阪に引き分けるなど、かつて日本代表で活躍した選手の力は、まだまだ侮ることはできない。

一方のレッズは、先週の天皇杯静岡FC戦で5-0と完勝。しかし試合途中で離脱した堀之内のケガは大きく、今シーズンの復帰さえ難しくなるほどである。また坪井の復帰も遠くなり、今週は強固なDF陣の陣容が大きく変わることになる。

おそらくネネ、闘莉王、内館もしくは細貝の起用が予想される。しかしDF陣が変わろうとも、守備への高い意識は落としてはいけない。またそれは他の選手達にも言えることで、全員の意識、キモチを高く持って試合に臨んで欲しい。

リーグ戦での前節磐田戦は闘莉王の出場停止により、統率するDFがいなくなりその代償はとても大きかった。やはり彼がいるといないとでは、その試合内容自体が変わってくるし、他の選手達に与える影響も大きいと思う。だからこそ明日は、彼にかける期待は大きいし、ある意味今後を占う試金石となるだろう。


残り5試合。頂点へ向けての闘いがいよいよ再開する。2位3位との差は縮まってはいるものの、あまり気にしなくなった。まずは勝点3を獲ることが大事であり、そして勝つことがなによりも相手へのプレッシャーにもなる。

選手達に向けて自分達ができることは何だろう・・・。
スタジアムの雰囲気をもっともっとレッズに引き寄せるために、自分達は何をすべきなんだろう・・・。
勝つためにそして勝たせるために自分達ができることは何だろう・・・。

そんな想いは十人十色。しかし行き着く答えはただ1つ。

『選手達と共に闘っていく』。ただそれだけだ。

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2006.11.03

天皇杯4回戦 静岡FC戦プレビュー

明日は、第86回天皇杯の4回戦が行なわれ、レッズは駒場スタジアムに、静岡県代表の東海社会人リーグ1部所属「静岡FC」をむかえ対戦する。

静岡FCは今季リーグ戦はFC岐阜に続き2位。しかし先日行なわれた全国社会人サッカー選手権大会では準優勝ながらも、JFL昇格のための全国地域リーグ決勝大会に出場が決まり、昇格へ向け最後の追い込みに入っている。

一方のレッズは、前節ジュビロにアウェーで痛い星を落とした。開始早々相手のリズミカルな攻撃に圧倒され、あっという間に2失点を喫してしまった。点を返すものの最後まで失点が響き、2-3で敗れてしまった。

あまりいいとはいえない立ち上がりに先制パンチを喰らったのは、かなり痛かった。またスタジアム全体が異様な雰囲気だっただけに、自分達のペースを作ることが出来なかったことは、大きな敗因といえるだろう。

明日の天皇杯は、メンバーを入れ替えてくるかと思いきや、指揮官はほぼベストメンバーでいくと明言している。しかしケガだけには十分注意したいところだ。


前回大会では、浦和レッズとして初めて『天皇杯』のタイトルを獲得した。以前は開催時期もあり、周りもあまり重要視している風には見えなかった。しかし自分達が賜杯をとってこそ、あらためてそのタイトルの重みを感じたことだろう。

連覇に向けて、そして再来年のアジアへ向けて、選手達も自分達もまた新たな闘いがはじまる。まずはその初戦。次のステージへ勝ち上がるために相手の力を見極めて立ち向かい、彼らと共に闘っていきたい。

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