2007.01.01

【天皇杯決勝 G大阪戦】

オフィシャルより

■07.01.01 [ 第86回天皇杯、決勝vsガンバ大阪 ]
2007年1月1日(月・祝)14:02キックオフ・国立競技場
試合結果
浦和レッズ1-0ガンバ大阪
得点者:87分永井
観客数:46,880人

◆リーグ戦&天皇杯「ダブル」達成!、天皇杯2年連続優勝!!、2008年AFCチャンピオンズリーグ出場権獲得!!!


「3年間の集大成」

Jリーグ発足の1993年以降、Jリーグクラブとしては初めての天皇杯連覇達成。そしてリーグチャンピオンとの2冠も達成し、華々しく新年を迎えた。

しかし試合内容は華々しくとはいかず、終始ガンバペースの難しい試合。常に相手に前を向かれ、決定的なシュートを放たれた場面が多々あった。そんな内容でもレッズの選手達は我慢し、チャンスに懸けていた。

それが、後半42分の長谷部→岡野とカウンターで攻めたあとの永井のシュートだった。数えるほどしかなかったレッズのチャンスの中でも唯一ともいえるビックチャンスを決め、再び天皇杯を手繰り寄せた。

準々決勝からメンバーがガラリと変わってしまったレッズ。しかし起用された選手達は、その意味を十分に汲んで精一杯プレーしたのだと思う。それゆえ天皇杯はリーグとはまた一味違った優勝ではないか思う。


ギドのために優勝を・・・。そう誓った選手達は約束を果たした。そして自分達サポーターもギドの最後を飾るために選手達と共に闘った・・・。

元日国立で賜杯を掲げた選手達の誇らしい姿は、指揮官が3年間掛けて作り上げた集大成であり、最高傑作だと思う。

その作品を無碍にしないためにも、今年初めて臨むアジアの舞台で大きく花開かせたい。

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2006.12.29

【天皇杯準決勝 鹿島戦】

オフィシャルより

■06.12.29 [ 第86回天皇杯、準決勝vs鹿島アントラーズ ]
2006年12月29日(金)15:04キックオフ・国立競技場
試合結果
浦和レッズ2-1鹿島アントラーズ
得点者:40分小野、69分岩政(鹿島)、82分ポンテ

※決勝戦vsガンバ大阪<1月1日(月・祝)14:00キックオフ・国立競技場>


「さあ、舞台は整った」

2大会連続の優勝へ向け、ついに決勝戦へ駒を進めた。

試合は終始鹿島がペースを握り、レッズは相手の一瞬の隙を狙ってゴールを奪うという展開だった。

レギュラー陣が相次いで欠場する中ではあるが、難しいメンバー構成も起用された選手達がしっかりと結果をだして頑張ってくれている。その中での伸二のゴールは圧巻だったといっても過言ではない。

欧州を経験したある意味もうベテランの域に達した“小野伸二”。彼が魅せるプレーは他の選手達に与える影響は大きいと思う。しかも結果を出しているのだからなおさらである。そして共に調子が上向きのポンテと組む2シャドーは、相手にとって脅威である。

また再び元日決勝の舞台へ進むことになった。相手はガンバ大阪。これ以上の相手はいない。そしてレッズ最高の指揮官を送り出す準備は整った。自分達も気負わずシーズン最後の試合へ向けて、最高の舞台に臨んでいきたい。

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2006.12.23

【天皇杯準々決勝 磐田戦】

オフィシャルより

■06.12.23 [ 第86回天皇杯・準々決勝vsジュビロ磐田 ]
2006年12月23日(土・祝)13:00キックオフ・埼玉スタジアム
試合結果
浦和レッズ3-3(PK10-9)ジュビロ磐田
得点者:31分前田(磐田)、46分福西、54分永井、63・80分小野、81分犬塚(磐田)
PKキッカー
レッズ:小野、山田、ポンテ、酒井、長谷部、都築、内舘、鈴木、坪井、細貝
磐田:前田、太田、金、上田、ファブリシオ、船谷、カレン、菊池、大井、犬塚(×)

観衆数:27,242人
レッズPK戦を制し準決勝進出決定!!


「“拳”に込められた想い・・・」

3時間余りに及ぶ長い長い激闘。2年ぶりとなるPK戦に心中穏やかではなかったが、無事勝利を呼び込み3年連続の準決勝へ駒を進めた。

ワシントン、三都主、闘莉王ら主力が抜け、この日もネネが体調不良で離脱。細貝を急遽ストッパーで起用する布陣で試合は始まった。

前半と後半開始早々に点を奪われ、スタジアムは不穏な空気に包まれたが、伸二が入ってからその空気は一変した。山田を右サイドに変えることで、彼と伸二との“ポジショニングの被り”がなくなり、活き活きとしたプレーが戻ってきていた。

逆転した直後に同点に追いつかれた場面はいただけなかったものの、延長、PK戦へもつれこみながらも運にも助けられた。

年間何十試合もこなす中で、実力差では計り知れないぐらいの「運」で勝ち取った試合は何試合かあるはずだ。その1つがこの試合であったと言っても過言ではない。

頂点まであと2試合。決して簡単な試合はない。この試合では「0-2」のビハインドから一度逆転した。それだけレッズは地力がついてきたということか・・・。とにかくあきらめないキモチというのは大切だ。

試合終了後にゴール裏から天高く挙がった強い「拳」の群れ。決して下げることなく、元日までその想いを繋げていきたい。そう最後のホイッスルが鳴るまでは・・・。

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2006.12.16

【天皇杯5回戦 福岡戦】

オフィシャルより

■06.12.16 [ 第86回天皇杯・5回戦vsアビスパ福岡 ]
2006年12月16日(土)13:00キックオフ・埼玉スタジアム
試合結果
浦和レッズ3-0アビスパ福岡
得点者:93分ポンテ、108分ワシントン、119分永井
観客数:17,675人

※天皇杯準々決勝進出決定
12月23日(土)vsジュビロ磐田 13:00キックオフ(埼玉スタジアム)


「今季最少の埼スタに思う」

延長戦に入ってから、ようやく試合の決着をみた。

やはり、どこかしら試合への“入り”が難しかったのか、格下相手に一発勝負独特の雰囲気に飲み込まれてしまったようだ。

中途半端なパスミスやボール処理の遅れは致命的なものになる。しかしながら、そこまではいかないものの、レッズは一番気を付けなければならないミスを何度も犯してしまった。

この試合は闘莉王が欠場。坪井が中心となってDFラインを統率するも、なにか・・・強い力、引き締める力というのが足りなかったような気がした。本来はその役目は闘莉王なのだか、今日は彼に代わる者はこのピッチには現われなかったようだ。

負けたら終わりのトーナメント戦。だからこそ今は1戦1戦が重要になってくる。今季レッズ戦として最少観客数となってしまった埼スタ。90分間で選手達を勝たせられなかった自分達にとって、どことなくリーグ戦で燃え尽きてしまったのか・・・。

来週は今年最後の埼スタでの試合。天皇杯頂点まであと3つ・・・。気を緩めることなく、最後まで彼らと共に闘っていきたい。

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2006.12.02

【第34節 G大阪戦】

オフィシャルより

■06.12.02 [ Jリーグ第34節vsガンバ大阪 ]
2006年12月2日(土)14:03キックオフ・埼玉スタジアム
試合結果 
浦和レッズ3ー2(前半2-1)ガンバ大阪
得点者:21分マグノアウベス 33分山口(G大阪)、27分ポンテ 44・59分ワシントン
観客数:62,241人(Jリーグ最多観客数)

◆浦和レッズJ1リーグ制覇!みなさんありがとう。
「We made it Together!!」


「夢 結実!」

師走に入ったのに、どことなく暖かい空気。

そしてスタジアムを吹き抜ける季節外れな爽快な風。そんな風にたなびく大量のフラッグ。

そうした中で迎えた、ガンバとの最終決戦。


試合前、スタンドはお互いが手を握り合い「威風堂々」を歌い、キモチを高めていく。

すると不思議と声がいつも以上に出るようになり、気合も入ってくる。

そしてスタジアムを埋め尽くしたあのビジュアル。

頂点への舞台はすでに出来上がっていた。


試合は、ガンバのこれまでの力をまざまざと見せ付けられた内容。頂点を目指す闘いとしては、記憶にそして記録に残る好ゲームだった。

そんな激闘をレッズが制し、念願のリーグチャンピオンを手にした。


優勝できたのは、みんなの力を結集した結果だと思う。

選手、首脳陣、スタッフ、サポーターそして浦和レッズを取り巻くすべての人達が成しえた優勝だと思う。


しかし2006年12月2日はレッズの歴史の1ページを作ったに過ぎない。

まだ今シーズンは「天皇杯」が残っている。新たな1ページを加えていくためにも、これからの厳しい試合も選手達と共に闘っていきたい。

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2006.11.26

【第33節 FC東京戦】

オフィシャルより

■06.11.26 [ Jリーグ第33節vsFC東京 ]
2006年11月26日(日)14:03キックオフ・味の素スタジアム
試合結果
FC東京0-0浦和レッズ
入場者数:41,528人
※ガンバ大阪3-2京都サンガ、勝ち点3差、得失点5差で最終節へ


「All Or Nothing」

後半残りわずか。ベンチには「G大阪-京都」が2-2の同点という報が入ったらしく、選手達の動きがよりいっそう守備的になった。

そのままリスクを負わず引き分けに持っていき、確実に勝点1を狙った。一方のガンバは最後の最後まで攻め立てロスタイムに決勝点を決め、優勝の行方は最終節に持ち込まれた。

勝って優勝と意気込んだレッズだったが、まさに空回りとはこういう状況。丁寧に行き過ぎてラストパスが通らないし、相変わらず前線へのサポートが少ない状況。バックラインもFC東京の再三のサイド攻撃に圧倒されっぱなしでいいところがまったくなかった。

それを考えると、相手の結果に関係なく勝点1を獲ったのはいいことなのか・・・。

仮に敗れたとしても勝点差は2で、次節勝ちか引き分けで優勝という条件は同じこと。

だからこそ、今日で決めると言ったならば、最後の最後まで勝ちにこだわってほしかったのは自分だけか。

しかしこれで得失点差を考えても、ますます有利な状況は変わらない。しかしサッカーは最後の最後までわからないもの。ホームできっちり勝利という結果を出して頂点を極めたい。

今までの33試合分の想いを振り返り、最終節へぶつけていきたい。

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2006.11.23

【第32節 甲府戦】

オフィシャルより

■06.11.23 [ Jリーグ第32節vsヴァンフォーレ甲府 ]
2006年11月23日(木・祝)15:04キックオフ・埼玉スタジアム
試合結果
浦和レッズ3-0ヴァンフォーレ甲府
得点者:46分・68分ワシントン、64分山田
観客数:57,781人


「頂点へ駆け上がるのみ」

1試合でしかも1人が2度もPKを止められてしまう・・・。外すのではなく止められてしまうのは非常に稀なもの。これがプレッシャーなのか・・・とやや不安に感じたが杞憂に終わった。

後半開始早々、山田の柔らかいクロスからワシントンのゴール。まさにエースストライカーらしく、きっちり結果を出したゴールだった。そしてさらに点を加え勝利し、いよいよ頂点が見える位置にやってきた。

次の試合まで中2日。試合間隔が短く、選手達の調子は決して十分ではないだろう。しかしここまできたら一気に頂点まで駆け上がっていきたい。

キモチだけが先走ってはダメだ。ここは一旦落ち着けて、選手達と共に次への闘いに臨みたい。

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2006.11.18

【第31節 名古屋戦】

オフィシャルより

■06.11.18 [ Jリーグ第31節vs名古屋グランパスエイト ]
2006年11月18日(土)14:00キックオフ・豊田スタジアム
試合結果
名古屋グランパスエイト1-0浦和レッズ
得点者:79分ヨンセン(名古屋)


「一番上にいるという事実」

半年振りに完封での敗戦。磐田戦に続き、再び東海で同じテツを踏んでしまった。

後半、一瞬のマークのずれから、本田にクロスを上げられヨンセンに決められてしまった。

何度もビックチャンスがありながら、ネットを揺らすことが出来なかった選手達。しかし決して封じ込まれた感はなかったので、あとはしっかりと枠を捉えるだけだ。

「運がなかった」として片付けるには、難しいとても大きな敗戦・・・。しかし悲観にくれてる暇はない。それにまだレッズは優勝に一番近い位置にいる。それが事実だ。

こういう試合もある・・・。そうキモチを前へ切り替えて、次へ臨まなければならない。

残り3試合。あとは選手達を信じて、彼らと共に闘っていくだけだ・・・。

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2006.11.11

【第30節 横浜戦】

オフィシャルより

■06.11.11 Jリーグ第30節vs横浜F・マリノス戦
2006年11月11日(土)15:04キックオフ・埼玉スタジアム
試合結果
浦和レッズ1-0横浜F・マリノス
得点者:33分山田
観客数:52,582人


「己の敵は己なり」

相次いで選手が離脱する中、レッズの今季の象徴といえる『守備』が復活した。やはり闘莉王の気迫はイレブンには欠かせない・・・そう感じたゲームだった。

それに加え、都築、永井、内館の先発起用。彼らは指揮官やサポーターの思いに応え、全体の力を落とすことなく、F・マリノスをねじ伏せ、また一歩頂点に近づいた。


来週は再び“鬼門”といえる東海アウェー名古屋戦。もう磐田戦のような同じテツは2度と踏むわけにはいかない。そのキモチは選手もサポーターも同じだ。

残り4試合。ここまできたら相手うんぬんは関係ない。あとは昨シーズン終盤、何度となく試合を取りこぼし悔しい思いを経験してきた「自分達との闘い」に勝っていくだけだ。

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2006.11.04

【天皇杯4回戦 静岡FC戦】

オフィシャルより

■06.11.04 [ 天皇杯4回戦vs静岡FC ]
2006年11月4日(土)13:04キックオフ・駒場スタジアム
試合結果
浦和レッズ5-0静岡FC
得点者:4分・59分田中、22分長谷部、47分・89分ワシントン
観客数:13,636人


「悪い流れを断ち切る事」

天皇杯初戦は、どのクラブも立ち上がりは苦戦する。レッズも昨年は初戦の山形相手に先制点を許し、苦しい展開だった。

しかし開始4分で先制し、その不安は消え去った。あとは“自分達の自信”を取り戻すことだけだった。

リーグ戦で川崎に引き分け、翌週磐田に完敗と調子が下り坂だったレッズ。ここで得点感覚をつかみ、相手を完封して勝つことは、来週から再開するリーグ戦、残り5試合への復活ととらえていいだろう。

キモチが落ち込み気味な今こそ、前へそしてゴールへ立ち向かうプレーが大切ではないかと思う。サッカーで失ったものはサッカーで取り戻すということか。

そしてそんな悪い流れを断ち切ると同時に、レッズは賜杯連覇へ向けて新たなスタートを切った。あの元日決勝の舞台へ再び戻るために・・・。

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