2006.01.01

【天皇杯決勝 清水戦】

オフィシャルより

■06.01.01 [ 天皇杯、決勝vs清水エスパルス戦 ]
2006年1月1日(日・祝)14:02キックオフ・国立競技場
本日の試合結果
浦和レッズ2-1清水エスパルス
得点者:39分堀之内、73分マリッチ、76分市川(清水)
観客数:51,536人

JFA公式記録(PDFファイル)】


「URAWA REDS We Love You」

前身の三菱重工以来25年ぶり、浦和レッズとしては初めて“天皇杯”を獲得した。

ボール支配率ではレッズが高くとも、試合の流れはほとんど清水ペースだったように思える。

2点奪えたのもいずれもほんのわずかな流れをつかみ、一瞬のチャンスをものにできただけ・・・。でもそういう勝負事には自らに引き寄せる強い運も必要なんだと感じた。

自分は天皇杯はリーグ戦同様、大事なタイトルだと思っている。国立競技場のロイヤルボックスで賜杯を受け取り天高く掲げる姿はまさに誇らしい。それが今回はレッズの選手達が出来ると思うと、さらに胸が熱くなった。

さあ、これで目標だったアジアへの切符は手に入れた。飛び出すのは来年だけど、今年はその地盤を固めるためにも重要なシーズンになるだろう。

オフは他のクラブに比べて短いが、それは勝者として仕方のない事。まずはしっかり静養してほしい。

そして俺達も勝利の余韻に浸りつつ、わずかなオフを大事に過ごしたい。また来シーズンも愛するレッズと共に闘っていくいために・・・。

選手達には「ありがとう」そして「お疲れさま」と心から感謝したい。

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2005.12.29

【天皇杯準決勝 大宮戦】

オフィシャルより

■05.12.29 [ 天皇杯、準決勝vs大宮アルディージャ戦 ]
2005年12月29日(木)15:04キックオフ・国立競技場
本日の試合結果
大宮アルディージャ2-4浦和レッズ
得点者:23分マリッチ、26分片岡(大宮)、62分長谷部、89分富田(大宮)、95分山田、102分長谷部
観客数:32,441人

※決勝進出!
2006年1月1日(日・祝)vs清水エスパルス<14:00キックオフ・国立競技場>

JFA公式記録(PDFファイル)】


「プラチナチケット」

浦和レッズとしては、初めて元日決勝の舞台に進むことになった。

戦力的には有利とは言われていたが、いざ試合に入ると、望むような展開どおりに進まない。最後の最後まで大宮の粘りに苦しめられた。

先制してもすぐにセットプレーで追いつかれ、後半リードしても、終了間際にパワープレーで追いつかれる・・・。それだけ一発勝負に戦力云々は関係なかった。

苦しめられた分だけ、延長に入ってからの2ゴールは大きかった。いずれも司令塔ポンテを交代させたからの得点だった。

そういうことを考えると、ベンチを含めたレッズの選手達全員で勝ち取った決勝へのプラチナチケットだったと思う。

ついに昨年阻まれた「壁」を乗り越えた。自分達にとってレッズと一緒に元日を迎えられることは嬉しい。でもそれだけで満足するはずがない。ここまできたらあと1試合、頂点を狙っていきたいし、獲らなくてはいけない。

そして決勝戦ということは18番との最後の試合・・・。共に闘って万感の思いで彼を送り出したい。

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2005.12.24

【天皇杯準々決勝 川崎戦】

オフィシャルより

■05.12.24 [ 第85回天皇杯、準々決勝vs川崎フロンターレ戦 ]
2005年12月24日(土)13:02キックオフ・埼玉スタジアム
本日の試合結果
浦和レッズ2-0川崎フロンターレ
得点者:68分マリッチ、83分堀之内
観客数:27,589人
※準決勝進出。29日(木)15:00キックオフ・国立競技場

JFA公式記録(PDFファイル)】


「Merry Xmas to All Reds Supporters」

試合後、選手達からサポーター向けて掲げられたダンマクの言葉。レッズらしいなんとも心憎い演出に脱帽した。


試合は、前半はお互いに“形”が見えぬまま、時間だけが過ぎていく。

その中でも川崎が、レッズのウィークポイントを探してじわりと少しずつながらも押し込んでいく。一方のレッズも少ないチャンスから両サイドを基点に攻撃を仕掛けるも、中の人数が揃わずことごとくはじき返されていた。

しかし前半終了間際に、川崎のMF森が2枚目の警告で退場。ここから流れがレッズに傾く・・・。

後半もチャンスこそ少なかったが、そんな中、コーナーキックやセットプレーの流れから2ゴール生まれた。

一発勝負のトーナメント戦は内容よりも結果重視。相手が1人足りないことを考えるとこれで十分だった。

勝ち進んだことはもちろんうれしいが、それ以上に闘莉王が不在の中、細貝が入った3バックで攻撃力がある川崎相手に完封したことが、今後に向けた中での大きな収穫だったと思う。

また大事なクリスマスを返上してプレーする外国人選手の頑張り。特にマリッチは今季限りでの契約の中、ゴールに向かって全力でプレーする姿勢に、ただただ頭が下がる。

頂点まであと2試合。去年は同じ舞台で涙を流した・・・。もう同じ事は許されないし、超えなければならない。

準決勝の相手は大宮。わかっているだろうが油断は禁物だ・・・。

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2005.12.10

【天皇杯5回戦 FC東京戦】

オフィシャルより

■05.12.10 [ 天皇杯5回戦vsFC東京戦 ]
2005年12月10日(土)13:00キックオフ・愛媛県総合運動公園陸上競技場
試合結果
浦和レッズ2-0FC東京
30分マリッチ、61分山田

JFA公式記録(PDFファイル)】


「流れを変えるプレー」

試合がはじまってしばらくはFC東京の時間帯が続いた。その中でも決定的となるピンチも何度となくあった。しかし相手のフィニッシュが決まらない・・・。レッズもメンバー揃っていても、パスミスが多くなかなか試合の流れに乗れなかった・・・。

しかしふとしたところから先制点が生まれる。

アレックスが狭いところからワンタッチでクロスをあげると、マリッチが相手DFに競り勝ちヘディングシュート。

サッカーとはそんなもの・・・。ちょっとした1プレーで一気に流れが変わる。

そこからは終始レッズペースの試合。後半の山田のゴールも、左サイドから切れ込んできて迷いなく蹴り上げたシュートは、GK土肥の手をかすめサイドネットを揺らした。

試合の流れというのは予測し得ない。前評判がよくてもいざ試合が始まると、そううまく事が運ぶことはない・・・。

今回はどちらのホームでもない、中立地での勝負。それだけにアドバンテージなどはない。でもどれだけ勝ちたいか・・・そして勝たせたいかという選手そしてサポーターのキモチの大きさがこの試合を象徴していたと思う。

リーグ戦やナビスコカップで逃した「夢」は、天皇杯で取り返す・・・。そういう思いがポンテやマリッチの外国人選手達も参戦する年末のトーナメント戦。

次戦、準々決勝は“俺達のホーム”埼スタでの試合。もう1試合ホームで試合が出来る・・・。その喜びと自信を誇りにあと3試合、選手達と共に闘っていくしかない。

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2005.12.03

【第34節 新潟戦】

オフィシャルより

■05.12.03 [ Jリーグ第34節vsアルビレックス新潟戦 ]
2005年12月3日(土)14:04キックオフ・新潟スタジアム
試合結果
アルビレックス新潟0-4浦和レッズ
得点者:4分堀之内、12分ポンテ、60分マリッチ、80分山田
観衆数:41,988人


「Can't Help Falling in Love」

90分間闘い終えたあとの長い笛。結果は4-0の圧勝。選手達がやるべきノルマは果たした。

今年1番の試合とも言えるぐらい選手達は動き続け、得点を重ね続け、そして勝利した。

他会場の結果はもうどうでもよかった。でもガンバが優勝だとわかったのはそれから数分後の事。情報が錯綜していたが、新潟側から不思議な歓喜の声が上がってわかった・・・。「あぁここじゃなかったんだ」と・・・。

でも同時に選手達や自分達に“お疲れさま”という気持ちと、優勝したガンバに対して“感謝と賛辞”の気持ちが湧き上がった。


「胸張って浦和へ帰ろうぜ!!」

試合後、ゴール裏から聞こえてきた。それは当然の事だろう。

俺達は優勝を見るために新潟へ来たわけではない。レッズを勝たせたいから、そして一緒に闘いたいから新潟へ来たんだ。そして選手達はそれに答えて結果を出してくれた・・・。

浦和が好きだから、そして何よりレッズが好きだから・・・俺達はしょげることもないし、泣くこともない。

来週からは今シーズン最後のタイトルとなる「天皇杯」が再開する。4連勝すれば頂点に上がれるが、リーグ戦とは違い、トーナメント戦は1発勝負だけに何が起こるかわからない。

まだまだ最後の最後まで選手達と共に闘い続けたい。このまま元日まで・・・。

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2005.11.26

【第33節 磐田戦】

オフィシャルより

■05.11.26 [ Jリーグ第33節vsジュビロ磐田戦 ]
2005年11月26日(土)15:03キックオフ・埼玉スタジアム
試合結果
浦和レッズ1-0ジュビロ磐田
得点:79分オウンゴール
観衆数:54,883人


「泣いても笑っても・・・」

後半山田が右サイドに移ってから、攻撃の波はさらに大きくなった。

執拗なサイド攻撃から生まれた「先制点」。それは前節、失いかけた自信を取り戻す「決勝点」でもあった。

今節から長谷部が復帰。ボランチから時折前線に顔を出し、攻撃に絡んでくる。やはり彼はレッズの重要な舵取りでもある。それだけ存在感も大きい。

磐田も主軸となる西や鈴木が欠場していると、以前のような華麗なパス回しは見えてこない。しかしここぞという時のセットプレーはとても脅威ではあった。

最終節を残して、レッズを含めた上位5チームに優勝の可能性が出てきた。しかしレッズはあくまで勝ち点3をとった上での他力次第となる。

ここまできたら、他には関係なく自分達は勝ち点3を奪取する事に専念したい。でもそれは選手達にプレッシャーを与えることではなく、まず楽しむことが大事だと思う。

泣いても笑っても、今シーズンのリーグ戦はあと90分間だけ。思いっきり自分達のサッカーを表現すればおのずと結果もついてくるだろう。

ホーム最終節、療養中で松葉杖をついた達也の姿をみて感動した・・・。彼の思いの分まで最後まで一緒に闘い抜くしかない。

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2005.11.23

【第32節 千葉戦】

オフィシャルより

■05.11.23 [ Jリーグ第32節vsジェフユイナテッド市原・千葉戦 ]
2005年11月23日(祝・水)15:00キックオフ・フクダ電子アリーナ
試合終了
ジェフユナイテッド市原・千葉1-0浦和レッズ
得点:89分水野晃樹

※酒井選手、Jリーグ通算200試合出場達成


「狂い始めた関係」

時計が見えない場所での応援。ロスタイム表示もわからず、どのくらい時間がたっているのかわからなかった。しかし選手達の前へ前への動きから、そう時間は残っていないと感じた。

ジェフの選手達の足が止まっていたのは明らかだった。その時間帯で攻め切れなかったのが惜しい。周りのサポートも大事だが、ゴールが見えたらシュートを撃って欲しかったし、積極的にゴールへ飛び込んでいって欲しかった。結果的にジェフの水野がミドルからシュートを放ったのが決勝点になっただけに・・・。

ギドはもうあきらめたコメントのようだが、指揮官がそれでいいのか?ここまでもつれること自体、誰にも予想できなかった事だし、それだけ今年のリーグ戦は、絶対的な力を持ったチームは存在しないだけにまだチャンスがある。

指揮官には悪いが、自分はまだあきらめる事はないし、あきらめきれない。残り2試合、レッズの勝利が見たいから・・・共に闘いたいから・・・ただ今は選手達を後押しするだけだ。

試合終了後、不穏な空気がゴール裏を漂った。もう勝負を捨てたサポや周りに迷惑をかけるサポはいらない。今はまだシーズン中だろう。何をいまさら・・・。

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2005.11.20

【第31節 東京V戦】

オフィシャルより

■05.11.20 [ Jリーグ第31節vs東京ヴェルディ1969戦 ]
2005年11月20日(日)14:04キックオフ・埼玉スタジアム
試合結果
浦和レッズ4-1東京ヴェルディ1969
得点:14分・87分ポンテ(レッズ)、79分マリッチ(レッズ)、89分闘莉王(レッズ)、70分小林(ヴェルディ)


「主力を欠いてでも・・・」

得点差とは裏腹に苦しい試合だった。

前半14分であっさり先制するものの、その後が続かない。ボールを奪って前へ進むものの、つまらないパスミスから相手に決定的なチャンスを幾度となく許していた。

流れに乗り切れない・・・そんな言葉が似合う試合。永井、長谷部と主力2人を欠く苦しい試合であったが、今季初スタメンの岡野が右サイドで何度もチャンスメイクをして、ヴェルディDFを脅かした。

またここ数試合相手のマークに苦しんでいたポンテが久々の2ゴール。特に3点目のループシュートは圧巻だった。今までの鬱憤が晴れたようなすばらしいゴールだった。

首位ガンバが敗れ、再び勝ち点差が「4」になった。残り3試合。レッズはもう勝ち続けるしか道はない。それでもあきらめることなく、今はただ1つ1つ勝つことに集中していくだけだろう。

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2005.11.12

【第30節 G大阪戦】

オフィシャルより

■05.11.11 [ Jリーグ第30節vsガンバ大阪戦 ]
2005年11月12日(土)16:03キックオフ・万博記念競技場
試合結果
ガンバ大阪2-1(前半1-0)浦和レッズ
得点者:29分フェルナンジーニョ(G大阪)、83分アラウージョ(G大阪)、85分アレックス(浦和)
観客数:20,811人


「受け入れるべき敗戦」

1点を返してからは、ガンバの選手達の足はすでに限界を超えていた。レッズは必死に追いかけていたが、あと一歩届かなかった。

獲りたくても獲れなかった勝ち点3。選手達の勝ちたいキモチは伝わっていたが、それ以上にガンバの執念が上回っていたと思う。

だからこそ今日の敗戦はいさぎよく受け入れるべきものだろう。選手達は再三再四ゴールへ向かって突進した。しかしことごとく弾き返された。悔しいがゴールが決まらなければしょうがない。

でも残り4試合、まだシーズンが終ったわけではない。次のヴェルディ戦こそが大事だと思う。立て直せるかそれともズルズルいってしまうのか。選手達のキモチもそうだが、俺達のキモチもここで切り替えていかないといけないだろう。

次はホーム埼スタ。ネガティブな雰囲気で選手達を迎えることなんてできない。最後まであきらめないキモチ・・・それを感じた万博の夕暮れだった・・・。

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2005.11.03

【天皇杯4回戦 山形戦】

オフィシャルより

■05.11.03 [ 第85回天皇杯、4回戦vsモンテディオ山形戦 ]
2005年11月3日(木・祝)13:00キックオフ・駒場スタジアム
試合結果
浦和レッズ2-1モンテディオ山形
得点者:10分林(山形)、55分・57分マリッチ(浦和)
観客数:15,772人
※5回戦は、12月10日(土)vsFC東京 13:00キックオフ(愛媛)となります


「一発勝負」

前半と後半、レッズは全くもって違うチームだった。懸念していた失点は開始10分で獲られてしまった。

山形を格下として見ていたかどうかはわからない。プロゆえそういう事はないだろうが、選手達が思ってるのとは逆に試合への入り方がうまくいかなかったように見てて感じた。

一発勝負というのは、何点獲ったからいいものでもない。まずはしっかりと勝つこと。結果重視である。それを考えると今日の結果は“想定の範囲内”であったし、先に1点失ったことで、逆にスタジアムに緊張感があってよかったと思う。

まずは初戦突破。次の5回戦の相手はFC東京。しかし決戦までにはあと1ヶ月以上ある。選手達も自分達もこれからキモチをリーグ戦に切り替えて、残り5試合に集中していきたい。

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